★音楽と映画の宝石箱★ナルキッソスの鏡あるいは自惚れ鏡☆愛してやまない世界に愛を込めて♪

楽の音は、小声で歌われる歌詞が消えても思い出の中でこだまする。by パーシー・ビッシュ・シェリー

『運動靴と赤い金魚』 マジッド・マジディ監督 (1997年)

運動靴と赤い金魚運動靴と赤い金魚/BACHEHA-YE ASEMAN
1997年・イラン映画
監督・脚本:マジッド・マジディ 製作:児童少年知育協会 撮影:パービズ・マレクザデー 出演:ミル=ファロク・ハシェミアン、バハレ・セッデキ、アミル・ナージ

マジッド・マジディ監督の1997年作品『運動靴と赤い金魚』の少年アリ君と妹の少女ザーラちゃんのいたいけな姿。修理してもらった妹のピンクの靴をじゃがいもを買いに行った帰りにアリはどこかで失くしてしまう。帰宅後、ザーラにそのことを告げるけれど親には言えない。ザーラはその靴が無いと学校へ行けないのだ。兄のアリも一足しか自分の靴はない。なので、ザーラが先に兄の靴を履いて登校し、その後アリはその靴を履いて学校へ...走って!走って!もう必死で健気すぎる。でも、どうしても遅刻してしまうので先生には叱られるのだった。そのザーラの靴は誤って屑屋さんが持っていってしまったのだけれど、ある日、ザーラは自分のピンクの靴を下級生が履いているのを見つける。そして、アリとザーラはそのお家をそお~っと覗く。その子の父親は盲目だと知り何も言えず引き帰す。とにかく優しい子たち!お家はとっても貧しくて家賃も滞納している暮らしながら、家族が慈しみ合い厳しい現実の中で優しさを他人にも忘れないのだ。”履いてゆく靴が無い”という状況は今の私達とは違うけれど、嘗てはそのような時代もあったのだ。日本の小学生達にもこんな映画を観て頂きたいなあ♪

アリの父はあるお屋敷の庭の手入れの仕事にありつく。報酬は良いので”この仕事が続けていられたら何でも買ってやれる”と、アリが妹の靴を買ってあげてほしいとお願いしたのだ。しかし、人生とは上手く行かないもの。その二人の乗った自転車のブレーキが利かなくなり、街路樹に激突!父は大怪我をしてしまう...どうやら妹の靴は買ってもらえそうにはない。そんな折、アリは小学生のマラソン大会に出場することにする。3等の賞品が運動靴だったので!もうたまらなく健気で愛しいのだけれど頑張って頑張って走ったアリは優勝してしまうのだ。その大会には様々な子供たちが出場している。裕福な子供は運動靴が欲しいために出場するのではなく、出来れば一等賞になりたいだろう。アリはとにかく3等になりたいのだ...普通なら大喜びの一等なのに、アリは妹にも向ける顔がなく意気消沈して悲しむ。一生懸命走ったので一足しかない靴もボロボロになってしまった。笑顔の可愛いアリなのに、終盤のこの辺りは悲しい表情で辛い。しかし、疲れた足を水盤の中に浸す。すると、アリの傷ついた心と疲れた足を慰めてくれるかのように赤い金魚たちがアリの足に寄ってくる。美しい☆

製作は児童少年知育協会というカーヌーンと呼ばれる機関が担っている。なので、この映画をイランの子供たちは無料で学校教育の中で観ているのだそうだ。子供も大人も一緒に観て感動できる作品。イラン映画が私は好きなのは、少年少女たちが主役の作品が多いので自然の成り行きのよう。でも、問題提起を含む作品もあるし、厳しい検閲の為に上映中止やシーンをカットされる作品も数多いという。性的な描写は勿論、イスラム教の管轄故女性の髪ひとつでさえ厳しいチェックが行われる。でも、子供を主役に問題提起を含む作品は辛うじて免除されることもあるようだ。

※『運動靴と赤い金魚』 アリ少年と可愛い妹ザーラ♪として綴ったものです。



  1. 2008/06/06(金) 05:37:56|
  2. 少年・少女映画(『クララの森・少女愛惜』へ!)|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

『ランジェ公爵夫人』公開記念 ジャック・リヴェット監督特集 "秘密と法則の間で” 2008.5.17sat. → 6.27frl.

rivettecinemachouchou

『ランジェ公爵夫人』公開記念
ジャック・リヴェット監督特集 "秘密と法則の間で”
2008.5.17sat. → 6.27frl.
シネ・ヌーヴォ にて
地下鉄中央線「九条駅」6番出口徒歩3分
大阪市西区九条1-20-24
TEL 06-6582-1416
★詳細は「シネ・ヌーヴォ」さんのHPをご覧ください♪

※もうVELVET MOONは何年も前からお世話になっている劇場。関西のこうした映画を愛する方々が素晴らしい作品を提供してくださり、それらを共有し合う。私はこのような”共有”が大好きです。それは映画に限らず音楽も芸術すべてに於いて。とりわけジャック・リヴェット監督及び作品は、かなりのご贔屓ものなので、この特集はとっても嬉しいのです。

☆私は『ランジェ公爵夫人』は未見ですので、期間中に伺いたいと先日お電話でご案内頂きましたこと、いつもお世話になっている好きな劇場ですのでお礼をお伝えさせて頂きました。なので時間を設けて鑑賞してまいります。また、その後、感想も綴っておこうと想います。今回の過去の上映作品は全て観ています程に好きなジャック・リヴェット作品群なのです。再見したいものもあるので嬉しい迷いです♪



  1. 2008/06/05(木) 06:56:29|
  2. 個人的な大ニュース!|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:5

『フィオナの海』 ジョン・セイルズ監督 (1994年)

フィオナの海/THE SECRET OF ROAN INISH      
         1994年・アメリカ映画
監督・脚本:ジョン・セイルズ 製作:マギー・レンジー、サラ・グリーン 原作:ロザリー・K・フライ 撮影:ハスケル・ウェクスラー 音楽:メイソン・ダーリング 出演:ジェニー・コートニー、ジェニー・コートニー、ミック・ラリー、リチャード・シェリダン、ジョン・リンチ、スーザン・リンチ、シリアン・バーン

『フィオナの海』はジョン・セイルズ監督がアイルランドを舞台に描いた心に響く美しい珠玉の映画。少女フィオナを演じるのはこの作品で映画デビューの演技経験のない愛らしい少女ジェニ・コートニー。でも、ただ可愛いというのでもなく、この幻想的でファンタジックでもあるお話の主人公にピッタリの妖精のような不思議な魅力を湛えた少女。この当時10歳頃のよう。私はこのような伝承民話や妖精伝説ものがとても好きな上に、可愛い少女が主役で、かつ家族と自然との深い繋がりを描いたものはたまらなく好き!アイルランドというと『ライアンの娘』(名作!)を想い出したり、ケルト神話、イングランドとの闘いの歴史も関係しているので、そうした歴史的背景も。

原作は英国のロザリー・K・フライの小説『ロン・モル・スケリーの秘密』を基に、ジョン・セイルズ監督が脚本・映画化されたもの。時代は1940年代。祖父母と従兄弟と暮らしている少女フィオナ。その島に辿り着いた時、一人で船に乗るこの少女をアザラシが見つめていた(この映画の原題は『ローン・イニッシュの秘密』で、ローン・イニッシュとはゲール語で”アザラシの島”という意味)。嘗てそのローン・イニッシュ(今は無人島)でフィオナの家族は暮らしていたのだけれど、母親を病気で亡くした家族はその島を離れることになる。その途中にフィオナの弟ジェミーは海にさらわれてしまい、行方不明となっていた。優しくあたたかくフィオナを迎える祖父母と従兄弟。祖父がフィオナに色々な昔話をする。そんな中、不思議な力で海にさらわれたジェミーのお話も。祖父は半ば彼の生存を諦めているけれど、フィオナはきっと弟が生きていると信じる。そして、そのローン・イニッシュを訪れると、不思議な男性タッドに出会う。彼はフィオナの父の従兄弟で皆からは変わり者とされている。このタッドがフィオナに、”祖先にはアザラシの妖精セルキーと結婚した者がいる。その時から、家系には妖精の血を濃く受け継いだ黒い髪の者が生まれるようになり、弟のジェミーもその中の一人なのだ”と語る。フィオナの信じる心は美しく尊い!もう何だか泣けてくるのだけれど、その純粋な気持ちは再度島を訪れた時に、お花を摘む少年をフィオナは見つける!正しく弟ジェミーだった。彼の名を叫んだけれど彼は揺り籠に乗って海を漂いながら行ってしまうのだった。祖父母は今住んでいる家を立ち退かなくてはならない。フィオナは嘗て住んでいたローン・イニッシュに家を再建しようと相談する。そうして、家族が戻ってきたらきっと、弟ジェミーも帰ってくると信じて。そして、嘗ての家を修復し嵐の夜に一家はローン・イニッシュに渡った。すると、夜になり揺り籠に乗ったジェミーがアザラシに導かれて家族の待つ浜辺に帰ってきたのだった☆

生きるもの、生命のあるものは全て尊い存在だと想う。いつの間にか、すっかり地球で権威を振るう人間はもしかすると最も野蛮な生き物かもしれない...なんて想ったりしてしまう。こうした珠玉の一編を鑑賞することで、自然の尊さ、緑や大地、草花や生き物たちと共に生きているのだと心洗われる感銘で胸がいっぱいになる。なので、私は妖精を信じているのだけれど...まだ逢えない。こうした風土、自然との共存というか調和の歴史を持つアイルランド。私の好きな井村君江さまが語っておられた。

すべての生き物や自然のなかに、人間と同じ命を感じるアニミズム(物活論)の精神は、八百万の神を信じるわが国と共通するものである。これは、いわば草木など自然の森羅万象に精霊を見るパンセイズム(汎神論)の考えと言ってもいいであろう。


※『フィオナの海』 妖精の末裔少女フィオナ(ジェニ・コートニー:JENI COURTNEY)♪として綴ったものです。



  1. 2008/05/29(木) 23:31:00|
  2. 少年・少女映画(『クララの森・少女愛惜』へ!)|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

『豚が飛ぶとき』 サラ・ドライヴァー監督 (1993年)

WHEN PIGS FLY

豚が飛ぶとき/WHEN PIGS FLY
  1993年・アメリカ映画
監督:サラ・ドライヴァー 製作総指揮:ジム・ジャームッシュ、デニス・ウィグマン 脚本:レイ・ドビンズ 撮影:ロビー・ミューラー 音楽:ジョー・ストラマー 出演:アルフレッド・モリーナ、マリアンヌ・フェイスフル、レイチェル・ベラ、マギー・オニール、シーモア・カッセル

『クララの森・少女愛惜』にて少し触れています♪



  1. 2008/05/17(土) 08:46:49|
  2. ファンタジー・タイムトリップ|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

『豚が飛ぶとき』 サラ・ドライヴァー監督 (1993年)

WHEN PIGS FLY

豚が飛ぶとき/WHEN PIGS FLY
  1993年・アメリカ映画
監督:サラ・ドライヴァー 製作総指揮:ジム・ジャームッシュ、デニス・ウィグマン 脚本:レイ・ドビンズ 撮影:ロビー・ミューラー 音楽:ジョー・ストラマー 出演:アルフレッド・モリーナ、マリアンヌ・フェイスフル、レイチェル・ベラ、マギー・オニール、シーモア・カッセル

『クララの森・少女愛惜』にて少し触れています♪



  1. 2008/05/17(土) 02:01:26|
  2. マリアンヌ・フェイスフル|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

ミック・ロンソン:MICK RONSON★フォーエヴァー!

ronsoncinemachouchou
やっとミック・ロンソンのことを、少しだけ綴ることができた。『デヴィッド・ボウイ館』にて。ところが、お借りしているサイトはyoutube禁止なので動画を貼れないので、こちらと連携しています。

David Bowie Queen Bitch 1972年英国BBCのボウイとミック・ロンソン!
David BowieMoonage Daydream Bowie Live Farewell Concertより!
後半のミック・ロンソンのギターソロ共に有名なもの。私もこのファンの皆様の中にいたかったと何度観ても想います♪



  1. 2008/05/11(日) 10:32:50|
  2. デヴィッド・ボウイ (「ボウイ館」へ!)|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

『バスキア』 ジュリアン・シュナーベル監督 (1996年)

バスキアバスキア/BASQUIAT
1996年・アメリカ映画
監督:ジュリアン・シュナーベル 出演:ジェフリー・ライト、デヴィッド・ボウイ、デニス・ホッパー、ゲイリー・オールドマン、クリストファー・ウォーケン、ウィレム・デフォー、クレア・フォラーニ、マイケル・ウィンコット、ベニチオ・デル・トロ、ジャン・クロード・ル・マレ、コートニー・ラヴ、テイタム・オニール


ジャケットに写る4人方(左から、ジェフリー・ライト、デヴィッド・ボウイ、ゲイリー・オールドマン、デニス・ホッパー)!!この共演も嬉しかったけれど、何よりもデヴィッド・ボウイ様がアンディ・ウォーホルを演じるという情報を得てからワクワクして公開時に劇場で観たもの。後にソフトも購入し幾度か観ている。でも、やはりボウイの出番が近づくとワクワク♪私はこの映画を観るまでバスキアについて大した知識も持ち合わせてはいなかった。普段、古い絵画ばかり眺めていることが多い。そして、そのバスキアを演じるジェフリー・ライトが素晴らしい!豪華キャストで嬉しくなるサウンドトラックたち。若くして名声を得た黒人画家ジャン=ミシェル・バスキアの伝記映画なのだけれど、疾走する感じがバックの音楽とも融合しとてもタイトに感じた。ニューヨーク...やはり憧れる!

音楽をもとても愛していたバスキア。早くに成功したバスキアは、”黒人であることを利用している”と中傷を受ける。名声を得ることは全てを手に入れることではないのだとボウイやミック達、スーパースターの歩みを私如きが眺めてみても痛感する。バスキアも同じ様に次第に歯車が狂い出す。そんな中、唯一の友だちのウォーホルの急死...さらにドラッグが加速化し翌年27歳の若さでバスキアも他界してしまう...。

『ボウイ館』に、もう少し追記致しました♪

bowieBASQUIATcinemachouchou
☆ボウイとライトとホッパー☆



  1. 2008/04/30(水) 19:08:06|
  2. 伝記・実在の人物を描いたドラマ|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

ケイト・ブッシュの 『ライラ』★『ライラの冒険 黄金の羅針盤』の主題歌

GOLDEN COMPASScinemachouchou
黄金の羅針盤 ライラの冒険/THE GOLDEN COMPASS
2007年・アメリカ映画
監督・脚本:クリス・ワイツ 原作:クリス・ワイツ 撮影:ヘンリー・ブラハム 衣装デザイン:ルース・マイヤーズ 音楽:アレクサンドル・デプラ 出演:ダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、サム・エリオット、エヴァ・グリーン、クリストファー・リー、 トム・コートネイ 、 デレク・ジャコビ、クレア・ヒギンズ

1ヶ月更新していないと広告が入るようになったFC2様のブログを無料でお借りしているので、もう少し更新するようにしよう!主人公のライラ・ベラクア役のダコタ・ブルー・リチャーズと、ニコール・キッドマン(ファンタジー大作は初出演!)とエヴァ・グリーンがやっぱり素敵だった。この可愛い少女子役のダコタ・ブルー・リチャーズのことは『クララの森・少女愛惜』で少し触れました。

三部作なので、次回作公開までに原作を全部読んでおきたいと想っているところ。今回、この映画の楽しみのひとつは主題歌をケイト・ブッシュが歌っていること!作品のイメージにもお似合いだと想う。

『ライラ』 ケイト・ブッシュ

救いはどこにあるの?
夢がなかったら安らぎの家もない
どうすればいいの?
方法はあるはずよ
嵐を抜け出して
安らぎの家は見つかるわ
ダイモンが彼女に寄り添い
頼もしい味方も後ろに控えてる
ライラ
ライラ 彼女の顔は使命に燃える
周りではふたつの世界が衝突し
彼女の胸の奥に横たわる真実
ライラ
星たちが彼女を見下ろす
暗闇に包まれていても
ライラ
未来はどうなるか誰にも分からない
でも彼女のそばにいたい
私たちの愛をそそぎながら
ライラ
ダイモンが彼女に寄り添い
頼もしい味方も後ろに控えてる
ライラ
ライラ 彼女の顔は使命に燃える
周りではふたつの世界が衝突し
彼女の胸の奥に横たわる真実
ライラ



GOLDEN COMPASS1cinemachouchou
☆勇敢で可愛いライラ♪



  1. 2008/04/26(土) 18:02:21|
  2. ケイト・ブッシュ|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

『エリザベス:ゴールデン・エイジ』 シェカール・カプール監督 (2007年)

ELIZABETH3
エリザベス:ゴールデン・エイジ/ELIZABETH:THE GOLDEN AGE
2007年・イギリス/フランス合作映画
監督:シェカール・カプール 衣装デザイン:アレクサンドラ・バーン 音楽:クレイグ・アームストロング、アル・ラーマン 出演:ケイト・ブランシェット、ジェフリー・ラッシュ、アビー・コーニッシュ、クライヴ・オーウェン、リス・エヴァンス、ジョルディ・モリャ スペイン、サマンサ・モートン、トム・ホランダー

上映最終日にどうにか間に合った。前作『エリザベス』から9年(公開まで10年)、再び大好きなケイト・ブランシェットがエリザベス一世を演じるのだから!この"エリザベス”はケイト・ブランシェットの女優としてのキャリアの大きな飛躍となった役柄。私はその前の『オスカーとルシンダ』も大好きな映画なのでこうしてケイト・ブランシェットを追いかけている。ますます演技派女優としての道を奢り高ぶることなくご自分のペースで様々な役柄(商業主義に走ることなく、主演も脇役も)を演じ続けていることは素敵だと想う。そして、相変わらずお美しい☆

私はこのような歴史劇が好きな上に、英国という長い歴史を持つ国が好き。ヴァージン・クィーンと呼ばれたこのエリザベス女王に興味を抱かぬはずはない。なので、それらの書物を読んだりという趣味は続いている。こういうことが何になるのだろう...とも時間の無い中複雑な気持ちにもなるのだけれど、もう今更軌道修正不可能なのでこのまま年老いるのだと想ったりしている。でも、私の心は満たされるのだ。その喜びはかけがえの無いものだと想う。

お話はだいたいのイメージ通りだった。2時間という限られた時間ではやはり描ききれないものがあったのだとも想う。でも感動した!もうすべてはケイト・ブランシェットに尽きる!!と言える私のミーハーさはスペインとの海戦シーンでの鎧を纏い指揮する長い髪のエリザベスの勇士よ!そのシーンが最も泣いた(多分、他の方々の感動シーンとズレていると想うけれど)。ただただ凛々しくて神々しくて、私も彼女に付いて戦おうと想えたのだ(単なる感情移入)。豪華なお衣装や次々と変るヘア・スタイル(かなりの鬘のコレクションをお持ちだったそうだ)や、前作に続いてジェフリー・ラッシュがフランシス・ウォルシンガムを演じていた。このオーストラリアの演技派ふたりの他には英国俳優が脇を固めていた。べス役のアビー・コーニッシュは可愛いし、スコットランド女王メアリー役のサマンサ・モートン、ローリー役のクライヴ・オーウェン、ロバート・レストン役のリス・エヴァンス...とお気に入りの演技派・個性派揃いで嬉しかった。また、音楽も終始美しく響いていた。とは言え、やはりケイト・ブランシェットに尽きるのでした★

ELIZABETH2
☆凛々しいお姿のケイトにうっとり♪


  1. 2008/03/25(火) 12:00:48|
  2. 歴史劇・時代劇・西部・開拓史劇|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

『いつか眠りにつく前に』 ラホス・コルタイ監督 (2007年)

EVENING
いつか眠りにつく前に/EVENING
2007年・アメリカ/ドイツ合作映画
監督:ラホス・コルタイ 原作・脚本:スーザン・マイノット  出演:ヴァネッサ・レッドグレイヴ、クレア・デインズ、トニ・コレット、ナターシャ・リチャードソン、メイミー・ガマー、メリル・ストリープ、パトリック・ウィルソン、ヒュー・ダンシー、アイリーン・アトキンス、グレン・クローズ、バリー・ボストウィック、エボン・モス=バクラック

つい先日、お友達と『エリザベス ゴールデン・エイジ』を観に行く日のこと。ランチをご一緒して時間は余裕のはずだったけれど、私が食べるのが遅いこと、楽しいお話が弾んでいたこと....上映時間が過ぎ次の時間に予定を延長しようとゆっくりしていた。しかし、その後の上映は夜の部しかなく帰宅が随分遅くなってしまうと焦る。会場に向かいちょうど上映時間前の『いつか眠りにつく前に』を合意の下観たのだった。チラシは表紙だけ見ていたのだけれど、クレア・デインズが主役でヴァネッサ・レッドグレイヴやメリル・ストリープ達大物女優方は脇役だと思っていた。でも、クレア・デインズ好きだし〜♪とワクワクと席に着き予告編などを。そして、始まった途端!!もう感動☆我ながら呆れるのだけれど、多分自分で思っている以上にヴァネッサ・レッドグレイヴが大好きなのだと思う。海のボートに白いブラウス姿の若き日のアン(クレア・デインズ)と岸壁に黒いロングドレスに身を包み神々しく立っている死を目前とした老女のアン(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)の姿が映し出された。そして、”この映画を今日観なさいということだったのね”とお友達とも語った。彼女にもお伝えしたのだけれど、私は歳のせいか...映画でも実生活でも年老いたお方のお顔や手などの皺を見るのが好きなのだ。好きということばが適切かどうかも分からないけれど、皺はその人の歩み、生きてきた証し、年輪として刻まれるものなので、とても尊く美しいと思えるのだ。今のハリウッド女優さまの多くは皺取りや整形...が公然とされているけれど、英国の誇り!のような大女優のヴァネッサ・レッドグレイヴのお顔や手の甲の皺がアップで映される度に畏怖の念のような気持ちと共に、私の両親の死がオーバーラップもした。父は末期癌だったので最期はこの映画のレッドグレイヴのように、痛みを抑えるためにモルヒネを打たれた。すると、朦朧としながらも独り言を言ったり何か書いている気でいるようだったり...と不思議な光景だった。父はその時間もあまり長くはなかったけれど。

トニ・コレットとナターシャ・リチャードソン(ヴァネッサ・レッドグレイヴの実の娘さま)が死の床の母を看取るのだけれど、母のうわ言から聞いた事の無い名前が幾度も。”ハリス”...40数年前の若き日の記憶に戻っているのだった。そして、死を目前にしてようやく声にした最も(ずっと)愛していた男性ハリス(パトリック・ウィルソン)。歌手として成功したい夢を持っていた若き日、ボーイフレンドのバディ(ヒュー・ダンシー)、親友のライラ(メイミー・ガマー、メリル・ストリープの実の娘さま)とのすれ違う2日間の出来事(過ちだとアンは心に留めていた)。死の時に、それまでの想い出が走馬灯のように駆け巡るのだというけれど、私の死の時は何を想い、誰の名をうわ言で言うのだろう...。

トニ・コレットとナターシャ・リチャードソンも好き。さらに、大物!グレン・クローズとメリル・ストリープの登場シーンは多くはないけれど貫禄というのか凄い!という感じがした。また、もうお一人!!アイリーン・アトキンスも好きな英国の至宝女優さま♪ヴァネッサ・レッドグレイヴとの共演で思い出すのは、『ダロウェイ夫人』!!また、レッドグレイヴ〜メリル・ストリープ(『ジュリア』もあるけれど)〜グレン・クローズの共演となると、『愛と精霊の家』(ジェレミー・アイアンズがここでも素晴らしい!)を想い起こしたりしながら観ていた。芸歴の長い女優さまたち、こんなに好きな女優さまが揃って出演している作品とは知らずに、観る予定ではなかった作品なのに観て良かった!と心から思えた。

結婚や出産に戸惑う次女のニナ(トニ・コレット)に、最期に母が床で言う。

「幸せになろうと努力して。人生に過ちなんてないのよ。」

この言葉をヴァネッサ・レッドグレイヴのあのお声が語る、死の直前の母の言葉、生きてきた人の言葉として、私はこの映画の物語以上のものをこの最期の言葉から得ることができたように思えた。その前に、危篤の知らせを受けて数十年ぶりに会う老いたライラ(メリル・ストリープ)が駆けつける。ふたりだけでベッドで手を握り合い語り合うシーンがこの最期の言葉の感動にも繋がっていると思う。

EVENING1
☆ストリープとレッドグレイヴ☆


  1. 2008/03/02(日) 05:35:41|
  2. 家族ドラマ・群像劇・女性映画|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

『美しい人』 ロドリゴ・ガルシ監督 (2005年)

美しい人 デラックス版美しい人/NINE LIVES
2005年・アメリカ映画
監督・脚本:ロドリゴ・ガルシア 撮影:ハビエル・ペレス・グロベット 出演:キャシー・ベイカー、エイミー・ブレネマン、エルピディア・カリーロ、ホリー・ハンター、ロビン・ライト・ペン、シシー・スペイセク、アマンダ・セイフライド、グレン・クローズ、ダコタ・ファニング、リサ・ゲイ・ハミルトン、モリー・パーカー、メアリー・ケイ・プレイス、シドニー・ターミア・ポワチエ、エイダン・クイン

ロドリゴ・ガルシア監督の『彼女を見ればわかること』と出演者が少し重なっていて、さらに演技派女優さまの名に惹かれ、女性映画好きなので期待して観たもの。オムニバス映画ながら少しずつ登場人物は繋がっている。”人と人は繋がっているんだ”という台詞もあった。邦題よりも原題の「NINE LIVES」の方が分かりやすい。それぞれ環境も歳も違う女性たちの人生。様々だけれど、誰もが何かを背負って生きている。2時間弱の作品なので9編のひとつ一つは短いけれど、最後はグレン・クローズで締めくくる。娘役にはダコタ・ファニング。じわじわと観ながら何かを感じていたのだろうか...ロビン・ライト・ペン、シシー・スペイセクにエイダン・クインというお気に入りの俳優方、さらにシドニー・ポワチエとジョアンナ・シムカスの娘さんのシドニー・ターミア・ポワチエも脇役ながら拝見できたり...そして、淡々とした流れの中でグレン・クローズの表情や仕草は素敵で悲哀を帯びた夫を亡くした中年女性を演じていた。エンドロールの中、切なく静かな感動が込み上げて来るような感じ。生きることは重いけれど美しく尊いものなのだと想う。

1話:サンドラ/エルピディア・カリーロ
2話:ダイアナ/ロビン・ライト・ペン
3話:ホリー/リサ・ゲイ・ハミルトン
4話:ソニア/ホリー・ハンター
5話:サマンサ/アマンダ・セイフライド
6話:ローナ/エイミー・ブレネマン
7話:ルース/シシー・スペイセク
8話:カミール/キャシー・ベイカー
9話:マギー/グレン・クローズ


NINE LIVEScinemachouchou
マギーと娘マリア♪

  1. 2008/02/09(土) 00:01:24|
  2. 家族ドラマ・群像劇・女性映画|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

我が最後のカリスマ★麗しきデカダンの歌姫 ミレーヌ・ファルメール:MYLENE FARMER★

「クララの森・少女愛惜」へ♪

  1. 2008/02/07(木) 08:53:06|
  2. ミレーヌ・ファルメール|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

第80回 アカデミー賞ノミネートの顔ぶれにワクワク☆

 主演男優賞[Actor in a leading role]
[ノミネート]
ジョージ・クルーニー『Michael Clayton/フィクサー』
ダニエル・デイ・ルイス『There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
ジョニー・デップ『Sweeney Todd/スウィーニー・トッド〜フリート街の悪魔の理髪師』
トミー・リー・ジョーンズ『In the Valley of Elah/告発のとき』
ヴィゴ・モーテンセン『Eastern Promises/イースタン・プロミセズ』


 主演女優賞[Actress in a leading role]
[ノミネート]
ケイト・ブランシェット『Elizabeth: The Golden Age/エリザベス〜ゴールデン・エイジ』
ジュリー・クリスティ『Away From Her/アウェイ・フロム・ハー〜君を想う』
マリオン・コティヤール『La Vie En Rose/エディット・ピアフ〜愛の讃歌』
ローラ・リニー『The Savages/ザ・サベージ』
エレン・ペイジ『Juno/ジュノ』


 助演男優賞[Actor in a supporting role]
[ノミネート]
ケーシー・アフレック『The Assassination of Jesse James/ジェシー・ジェームズの暗殺』
ハビエル・バルデム『No Country for Old Men/ノーカントリー』
フィリップ・シーモア・ホフマン『Charlie Wilson's War/チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
ハル・ホルブルック『Into the Wild/イントゥ・ザ・ワイルド』
トム・ウィルキンソン『Michael Clayton/フィクサー』


 助演女優賞[Actress in a supporting role]
[ノミネート]
ケイト・ブランシェット『I'm Not There/アイム・ノット・ゼア』
ルビー・ディー『American Gangster/アメリカン・ギャングスター』
セルシャ・ローナン『Atonement/つぐない』
エイミー・ライアン『Gone Baby Gone/愛しき者はすべて去りゆく』
ティルダ・スウィントン『Michael Clayton/フィクサー』


 監督賞[Directing]
[ノミネート]
ジュリアン・シュナーベル『The Diving Bell and the Butterfly/潜水服は蝶の夢を見る』
ジェイソン・ライトマン『Juno/ジュノ』
トニー・ギルロイ『Michael Clayton/フィクサー』
イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン『No Country for Old Men/ノーカントリー』
ポール・トーマス・アンダーソン『There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』


 長編アニメ賞[Animated Feature Film]
[ノミネート]
『Ratatouille/レミーのおいしいレストラン』
『Persepolis/ペルセポリス』
『Surf's Up/サーフズ・アップ』


 外国語映画賞[Foreign Language Film]
[ノミネート]
★Beaufort/ボーフォート〜レバノンからの撤退(イスラエル)
★The Counterfeiters/ヒトラーの贋札(オーストリア)
★Katyn/カティン(ポーランド)
★Mongol/モンゴル(カザフスタン)
★12(ロシア)


 脚本賞[Original Screenplay]
[ノミネート]
★Juno/ジュノ
★Lars and the Real Girl/ラース・アンド・ザ・リアル・ガール
★Michael Clayton/フィクサー
★Ratatouille/レミーのおいしいレストラン
★The Savages/ザ・サベージ


 脚色賞[Adapted Screenplay]
[ノミネート]
★Atonement/つぐない
★Away from Her/アウェイ・フロム・ハー〜君を想う
★The Diving Bell and the Butterfly/潜水服は蝶の夢を見る
★No Country for Old Men/ノーカントリー
★There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド


 美術賞[Art Direction]
[ノミネート]
★American Gangster/アメリカン・ギャングスター
★Atonement/つぐない
★The Golden Compass/ライラの冒険〜黄金の羅針盤
★Sweeney Todd The Demon Barber of Fleet Street/スウィーニー・トッド〜フリート街の悪魔の理髪師
★There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド


 撮影賞[Cinematography]
[ノミネート]
★The Assassination of Jesse James by the Coward Robert Ford/ジェシー・ジェームズの暗殺
★Atonemen/つぐない
★The Diving Bell and the Butterfly/潜水服は蝶の夢を見る
★No Country for Old Men/ノーカントリー
★There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド


 衣装デザイン賞[Costume Design]
[ノミネート]
★Across the Universe/アクロス・ザ・ユニバース
★Atonement/つぐない
★Elizabeth: The Golden Age/エリザベス〜ゴールデン・エイジ
★La Vie en Rose/エディット・ピアフ〜愛の讃歌
★Sweeney Todd The Demon Barber of Fleet Street/スウィーニー・トッド〜フリート街の悪魔の理髪師


 編集賞[Film Editing]
[ノミネート]
★The Bourne Ultimatum/ボーン・アルティメイタム
★The Diving Bell and the Butterfly/潜水服は蝶の夢を見る
★Into the Wild/イントゥ・ザ・ワイルド
★No Country for Old Men/ノーカントリー
★There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド


 メイクアップ賞[Makeup]
[ノミネート]
★La Vie en Rose/エディット・ピアフ〜愛の讃歌
★Norbit/マッド・ファット・ワイフ
★Pirates of the Caribbean: At World's End/パイレーツ・オブ・カリビアン〜ワールド・エンド


 作曲賞[Music (original score)]
[ノミネート]
★Atonement/つぐない
★The Kite Runner/君のためなら千回でも
★Michael Clayton/フィクサー
★Ratatouille/レミーのおいしいレストラン
★3:10 to Yuma


 オリジナル歌曲賞[Music (original song)]
[ノミネート]
★Falling Slowly『Once/ダブリンの街角で』
★Happy Working Song『Enchanted/魔法にかけられて』
★Raise It Up『August Rush/オーガスト・ラッシュ』
★So Close『Enchanted/魔法にかけられて』
★That's How You Know『Enchanted/魔法にかけられて』


 音響賞(録音賞)[Sound Mixing]
[ノミネート]
★The Bourne Ultimatum/ボーン・アルティメイタム
★No Country for Old Men/ノーカントリー
★Ratatouille/レミーのおいしいレストラン
★3:10 to Yuma
★Transformers/トランスフォーマー


 音響編集賞[Sound Editing]
[ノミネート]
★The Bourne Ultimatum/ボーン・アルティメイタム
★No Country for Old Men/ノーカントリー
★Ratatouille/レミーのおいしいレストラン
★There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
★Transformers/トランスフォーマー


 視覚効果賞[Visual Effects]
[ノミネート]
★The Golden Compass/ライラの冒険〜黄金の羅針盤
★Pirates of the Caribbean: At World's End/パイレーツ・オブ・カリビアン〜ワールド・エンド
★Transformers/トランスフォーマー


 ドキュメンタリー賞[Documentary Feature]
[ノミネート]
★No End in Sight
★Operation Homecoming: Writing the Wartime Experience
★Sicko/シッコ
★Taxi to the Dark Side
★War/Dance


 ドキュメンタリー短編賞[Documentary Short Subject]
[ノミネート]
★Freeheld
★La Corona (The Crown)
★Salim Baba
★Sari's Mother


 実写短編賞[Live Action Short Film]
[ノミネート]
★At Night
★Il Supplente (The Substitute)
★Le Mozart des Pickpockets (The Mozart of Pickpockets)
★Tanghi Argentini
★The Tonto Woman


 アニメーション短編賞[Animated Short Film]
[ノミネート]
★I Met the Walrus
★Madame Tutli-Putli
★Meme Les Pigeons Vont au Paradis (Even Pigeons Go to Heaven)
★My Love (Moya Lyubov)
★Peter & the Wolf


ゴールデン・グローブ賞の受授賞式はストで中止だったけれど、このノミネートを知りワクワクしているところ。ジョニー・デップの可能性高いと想うのですが、ダニエル・デイ・ルイスの名があるので是非!2度目のオスカーを♪という気持ちです。トミー・リー・ジョーンズもまだ主演男優賞ではオスカー獲っていないのでは...とか、作品も未見なので何とも言えませんが楽しみです。

また主演女優のノミネートに、ズラリ!!並ぶこの名女優方。フランスのマリオン・コティヤールに獲って頂きたいかな。ケイト・ブランシェットは大好きですし『エリザベス〜ゴールデン・エイジ』はもうすぐ関西公開で待ち遠しくしているのですが、ケイトは今後も幾度もノミネートを重ねるお方に思うのでチャンスから考えると、感動した『エディット・ピアフ〜愛の讃歌』のマリオン・コティヤールにと☆

またまた、助演女優賞ですが!!ここにもケイト・ブランシェットが居られますが、ティルダ・スウィントンに獲って頂きたいと熱望しているところです。この作品も早く観たいと思っています。

2/24(日本時間の25日)の発表が楽しみです♪



  1. 2008/02/07(木) 03:09:09|
  2. 個人的な大ニュース!|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:4

映画『STRIP-TEASE』 に出演していたニコ(NICO)

STRIP-TEASEcinemachouchou

『STRIP-TEASE』(1963年・フランス映画)にアリアンという役で出演していたニコ。まだクリスタ・ニコとクレジットされていた頃のもの。私はyoutubeを長時間観るのが苦手ながら、少しでもこの映画の中のニコのお姿を拝見できることは嬉しいので、お気に入りに入れている。モノクロームでまだお若いニコのお姿と、素敵なセルジュ・ゲンスブールのモダンな音楽、ダニー・サヴァルも出演されている。監督はジャック・ポワトルノ−。

「STRIP-TEASE」の映像(1)です。
「STRIP-TEASE」の映像(2)です。

※もしも、このシングルで音楽デビューしていたなら、またニコの人生も変っていたかもしれない。運命のいたずらというのか不思議な巡り合わせやすれ違いを想う。この映画の2年後、1965年にニコは英国・ロンドンよりシングル『I'm not sayin' I'll be true』でデビューする。ギタリストにはジミー・ペイジが参加している。また、この英国デビューのきっかけは、ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズだそうで、後の来日時のインタビューでニコはその時(1965年)にブライアンから薬物を教わったとも...あれあれ...☆


  1. 2008/01/20(日) 18:41:33|
  2. ニコ:NICO|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

『STRIP-TEASE』 1963年・フランス映画

StripTeasecinemachouchou
★このシングルに写る素敵な女性はニコ(NICO)です♪

ジャック・ポワトルノ−監督による1963年(アメリカ公開は1965年だそうだ)作品で、日本では未公開のままの映画。私はセルジュ・ゲンスブールが好きなので楽曲を追ってゆく中でこの映画音楽を担当していることを知った。早くに書こうと想っていながら、カテゴリ分けをしているもので、重複することも多く、何処に綴ろうか...と想っていた。さっさと記録しておかないと忘れるので今日記しておこうと想う。

セルジュの歌も勿論好きだけれど、インスト曲や映画音楽にも好きな楽曲はいっぱい!素晴らしいソングライターだと想う。この映画音楽の主題歌はシャンソン界の御大ジュリエット・グレコが歌っている。しかし、本来はかのニコ(NICO)が先に録音していたもので、ニコは歌いかったそうだけれど、ドイツ語混じりのフランス語、歌唱力、表現力の点で、この時期のニコよりもジュリエット・グレコに変えられてしまったのは仕方が無いとも想う。セルジュの映画音楽集の中で初めてニコのこの曲を聴いた時の驚き!!その時はまだこの映画のことをちっとも知らなかったので。セルジュとニコが1962年12月の冬のパリのスタジオで、ご一緒にお仕事をされていたのだと想うと夢うつつ...♪まだ、ニコは音楽デビューする以前で、モデル、女優として活動されていた頃のこと。音楽は全てセルジュの担当なので、是非!この映画を全編観てみたいと願う。

※ニコ(NICO)のカテゴリへ続けます☆

  1. 2008/01/20(日) 18:10:58|
  2. セルジュ・ゲンスブール|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

私の好きな歌姫 フランソワーズ・アルディ:FRANÇOISE HARDY

「クララの森・少女愛惜」へ♪



  1. 2008/01/10(木) 08:46:23|
  2. フランソワーズ・アルディ|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

『愛の嵐』のルチアを描く芽となったと語るリリアーナ・カヴァーニ監督

愛の嵐-無修正ノーカット完全版-愛の嵐/IL PORTIERE DI NOTTE
1973年・イタリア/アメリカ合作映画
監督:リリアーナ・カヴァーニ 製作:ロバート・ゴードン・エドワーズ 脚本:リリアーナ・カヴァーニ、イタロ・モスカーティ 撮影:アルフィオ・コンチーニ 音楽:ダニエル・パリス 出演:ダーク・ボガード、シャーロット・ランプリング、フィリップ・ルロワ、ガブリエル・フェルゼッティ、イザ・ミランダ、マリノ・マッセ

『愛の嵐』のルチアを巡る想いなどを思いつくままに少し綴ってみたけれど、まだまだ想いは遥か...この衝撃の出会いが今も映画が大好き!でどうしようもない私となっているように想う。

久しぶりに、リバイバル上映時(1987年)の時に購入したパンフレットを眺めてみた。この映画の脚本は監督のリリアーナ・カヴァーニ、イタロ・モスカーティとなっていて、原作がある訳ではないけれど、実在する女性のお話などから監督が書き上げたものだと記してあった。この頁の内容はすっかり忘れてしまっていたので、再発見したようで今なお新鮮に受け止めることができて嬉しい。

「ダハウの収容所に18から21歳までいたあるユダヤ女性は、今もなお毎年のバカンスをダハウで過ごすのだと言っていました。でも、彼女はそれがなぜだか、自分にも分からないのです。また、かつてアウシュヴィッツにいた別のブルジョワ女性は、もう夫や子供のところに戻ることができず、ひとりで生きるために家を出ました。すでに収容所で極度の残酷さを知った彼女にはもう正常な家庭生活を送るにはあまりにも人間が歪んでしまっていることを自分で感じていたのです。そして彼女はこう言っていました、”犠牲者がみな純真で潔白だなんて考えないで”と彼女は私に言いました。これらドストエフスキー的な女性たちが私に不安を与え、それが『愛の嵐』の女性を描く芽となったのです。」 
リリアーナ・カヴァーニ監督)



nightportercinemachouchou



  1. 2007/12/31(月) 05:57:51|
  2. シャーロット・ランプリング★我がミューズ★魅・デカダン|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:5

フランスのデュオ、レ・リタ・ミツコのフレッド・シシャン死去

Les Rita Mitsouko

2007年11月29日 16:11 発信地:パリ/フランス

【11月29日 AFP】フランスのバンド、レ・リタ・ミツコ(Les Rita Mitsouko)のギタリスト、フレッド・シシャン(Fred Chichin)がガンのため亡くなった。享年53歳。レコード会社Becauseとコンサート制作会社Coridaが28日、共同声明で伝えた。

 シシャンは2ヶ月前に病に倒れ、今月28日に予定されていたパリのオリンピア・コンサートホール(Olympia concert hall)でのコンサートを含む公演はキャンセルされた。

フレッド・シシャン訃報

★BRIGITTEのBBSでお友達が教えてくださった。日本のニュース記事は上記サイトより掲載させて頂きました。ダメだ...何か”人の死”というもの、私の想い出などを含めぼんやり想いを巡らせていた。あるサイトでの画像が今日、レ・リタ・ミツコのおふたりではなく、シシャンに変っていたのだけれど、私は久しぶりの腹痛で不調な一日を過ごしてしまっていた。明日(今日)のイベント『Kuc』でもかけよう(サブカルでもフレンチ・イベントでも色々とよくかけているけれど)と思ってバックに入っていたのに...私は追悼というもの、気持ちがすぐに追いつかないので時間が必要・ここ数時間涙が止まらない。私如きながらご冥福をお祈りしている...。カッコイイご夫妻、カップル!カトリーヌ・ランジェのヴォーカルはずっと大好き!レ・リタ・ミツコは1stアルバムから今もずっと私の歩みと共にいてくださった。明日、泣きたくないからかけない。今も何も聴いていないけれど、流れるメロディとリズムとヴォーカル!!悲しいとしか言えない。早すぎる死だ。明日から3日連続でイベント。下手なのにDJでお誘い頂いている。3日とも少しずつ違う選曲だけれど、私は好きな曲しかかけないわがままな頑固者。みんなと一緒だから大丈夫...。


  1. 2007/11/30(金) 05:23:49|
  2. 個人的な大ニュース!|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

PLACEBO feat. DAVID BOWIE/Without You I´m nothing

PLACEBODAVID BOWIEchouchounoir

「Without You I´m nothing - Placebo +David Bowie live」の映像です。

この曲は1998年のPlaceboのアルバムに収録されている。Placeboが大のボウイ・ファンであるのは有名。そして、1999年にボウイがヴォーカル(デュエット)参加したシングルが発売された。曲も良いのですが、さらにBrian MolkoとBowieのヴォーカルの調和、ハーモニーはとても美しい!Placeboのライヴにゲスト出演してのこの曲の映像を昨夜から10回以上観て聴いている。最後に抱き合うシーンとか嬉しい♪Placeboも好きなバンドだけれど、ボウイはやっぱりカッコイイ!!★

※『ボウイ館』でこのようなことを綴れば良いのですが、Youtubeが使えないサイトを使わせて頂いているので、こちらにもこれから私の好きな音楽のことも気ままに書いたりしようと思います。ボウイもそうですが、映画と係わりの深い好きなお方が私はとても多いのです。



  1. 2007/11/29(木) 23:18:39|
  2. デヴィッド・ボウイ (「ボウイ館」へ!)|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

往還する女と少女 不思議な可憐さ☆稀なる女優ミア・ファロー(MIA FARROW)を想いあれこれ ♪

『往還する女と少女 不思議な可憐さ☆稀なる女優ミア・ファロー(MIA FARROW)を想いあれこれ』について、「クララの森・少女愛惜」にて♪

  1. 2007/11/25(日) 00:46:03|
  2. ミア・ファロー★我がミューズ★繊細なエキセントリック美女|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
←前のページ | ホーム | 次のページ→