★音楽と映画の宝石箱★ナルキッソスの鏡あるいは自惚れ鏡☆愛してやまない世界に愛を込めて♪

楽の音は、小声で歌われる歌詞が消えても思い出の中でこだまする。by パーシー・ビッシュ・シェリー

『恋人までの距離』でのセリーヌの台詞

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「人間より環境の方が強いの。人間は脆く移ろいやすいものなのよ。」

★ウィーンの町を観光しながらある展覧会の張り紙を見ながらセリーヌ(ジュリー・デルピー)がジェシー(イーサン・ホーク)に語る。この映画の魅力は彼らの会話がとても新鮮な感じで始終描かれているところ。数々の会話に感銘を受けることが出来た。続編「ビフォア・サンセット」を予感させる終わり方もロマンティック。


「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)」:BEFORE SUNRISE
1995年 アメリカ映画 リチャード・リンクレイター監督
出演:イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー、アーニ・マンゴールド、ドミニク・キャステル


  1. 2005/08/10(水) 07:28:27|
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『ガウディアフタヌーン』でのサンドラの台詞

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「人は変わらない。時たま数歩、進歩するだけ。」

★この映画の中の翻訳家カサンドラ(ジュディ・ディヴィス)がラストに語る言葉より。4人の個性派女優によるそれぞれの生き方の描写が好きだ。そして、このカサンドラの最後の言葉は何故かとても納得してしまった。

「ガウディアフタヌーン」:GAUDI AFTERNOON
2001年 アメリカ/スペイン合作映画 スーザン・シーデルマン監督
出演:ジュディ・ディヴィス、マーシャ・ゲイ・ハーデン、リリ・テイラー、ジュリエット・ルイス、クリストファー・ボウエン


  1. 2005/06/14(火) 07:32:07|
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『禁じられた遊び』のポレットとミシェルの台詞

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「お墓ってなあに?」

「死んだ人をあつめておくところさ。」

「じゃぁ、この子犬と一緒にほかの子犬も埋めなきゃ寂しがるわ。」

★5歳の少女ポレットと11歳の少年ミシェルの会話より。美しく切ない音楽と共に、クレマン監督は戦争の悲劇と残酷さを、まだ両親の死の意味を知らない幼い少女を通して描いた。私も子供の頃、お友達と秘密遊びをしたものだ。でも、時代が違いすぎた...幸いなことに思う。

「禁じられた遊び」:JEUX INTERDITS
1951年 フランス映画 ルネ・クレマン監督
出演:ブリジット・フォッセー(フォセー)、ジョルジュ・プージュリー、シュザンヌ・クールタル、ジャック・マラン


  1. 2005/06/13(月) 07:35:11|
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『マンハッタン』のオープニング・ナレーション

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「彼はニューヨーク・シティをこよなく愛した。彼にとってこの街は、ガーシュインのすばらしいメロディにふるえるモノクロの世界だった。」

「マンハッタン」オープニング・ナレーションより

「マンハッタン」:MANHATTAN
1979年 アメリカ映画 ウディ・アレン監督
出演:ウディ・アレン、ダイアン・キートン、マリエル・ヘミングウェイ、メリル・ストリープ、ティサ・ファロー
音楽:ジョージ・ガーシュウィン 


  1. 2005/06/12(日) 07:37:46|
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『アンダルシアの犬』について語るルイス・ブニュエル

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「これは殺人への絶望的かつ情熱的な呼びかけでしかなく、美でも詩でもない。」by ルイス・ブニュエル

★1928年にダリと共にフランスで製作したシュールレアリスム(シュールレアリズム)な短編実験映画についてブニュエル自らが語ったもの。

「アンダルシアの犬」:UN CHIEN ANDALOU
1928年 フランス映画 ルイス・ブニュエル監督
出演:シモーヌ・マルイユ、ピエール・バチェフ、サルヴァドール・ダリ、ルイス・ブニュエル


  1. 2005/06/11(土) 07:40:13|
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ジャン・コクトー語録

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「一つの仕事が終わると私は逃げ出す。私は新しい土地を探す。
 おっちょこちょい、裏切り者、軽業師、気まぐれ芸術家。
 そして私への賛辞としては、魔術師。」 by ジャン・コクトー

★偉大なるジャン・コクトー!と思う。正しく魔術師の様な映像美が夢を与えて下さるかの様。最初に観たコクトー映画であり、ジャン・マレーの姿を知った。美しいギリシャ彫刻の様な美と醜い野獣の二役。この映画は1946年というとても古い作品なのだと再認識し慄く。全く古さを感じない、あまりにもファンタジックな美であり続けている。

「美女と野獣」:LA BELLE ET LA BETE
1946年 フランス映画 ジャン・コクトー監督
出演:ジャン・マレー、ジョゼット・デイ、マルセル・アンドレ、ミシェル・オークレール
原作:ルプラン・ド・ボーモン 音楽:ジョルジュ・オーリック


  1. 2005/06/09(木) 07:45:04|
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『夜と霧』のジャン・ケロールのナレーション

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「静かな風景さえも、鳥の飛び交う草原や、刈り入れ時の畑、あるいは緑の燃え盛っている草地でさえも、車が通り、農民や恋人たちが歩いている道さえも、朝市がたち、教会の鐘楼の見えるヴァカンスを過ごす村さえも、ごく簡単に、絶滅収容所に通じているかもしれない。」

「夜と霧」のナレーション by ジャン・ケロール

★レネの要望で実際に収容所に収容された体験のある作家ジャン・ケロールによって、この危険を伴う作業は進められたという。このアウシュビッツの生々しい映像ドキュメンタリーを初めて観た時(とても大きな重い衝撃だった)から随分時が経つけれど、今も甦るのは凄まじい恐怖の歴史と哀しく美しいミシェル・ブーケのこのナレーションの印象だ。

「夜と霧」:NUIT ET BROUILLARD
1955年 フランス映画 アラン・レネ監督
原作・脚本:ジャン・ケロール ナレーション:ミシェル・ブーケ 音楽: ハンス・アイスラー


  1. 2005/06/08(水) 07:48:07|
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『突然炎のごとく』の撮影秘話を語るジャンヌ・モロー

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「『つむじ風のシャンソン』は撮影が始まる前からずっと好んで口ずさんでいたのです。非常に予算も少なく、また少ないスタッフで撮られましたので、録音技師もいませんでした。『つむじ風のシャンソン』を録音したときだけ、臨時で録音技師を雇ったぐらいだったのです。」 by ジャンヌ・モロー

★私は歌う女優に好きな方が多いけれど、歌うジャンヌ・モローは格別好き。もちろん、名女優としても尊厳な眼差しは今も変わらない程だけれど。

「突然炎のごとく」:JULES ET JIM
1961年 フランス映画 フランソワ・トリュフォー監督
出演:ジャンヌ・モロー、オスカー・ウェルナー、アンリ・セール、マリー・デュボワ


  1. 2005/06/06(月) 07:56:19|
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『さよなら子供たち』について語るルイ・マル

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「私はこの朝の出来事を死ぬまで忘れない。」

「私のキャリアの中で最も重要な作品。」 by ルイ・マル

★ルイ・マル自身の12歳の時の体験を描いた自伝的要素の強い作品。名作だらけだけれど、この「さよなら子供たち」は後期の代表作・名作と言えるだろう。

「さよなら子供たち」:AU REVOIR LES ENFANTS
1987年 フランス/西ドイツ合作映画 ルイ・マル監督
出演:ガスパール・マネス、ラファエル・フェジト、フランシーヌ・ラセット、イレーヌ・ジャコブ、フランソワ・ベルレアン


  1. 2005/06/05(日) 07:59:42|
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『ブリジット・バルドーについて』 マルグリット・デュラス語録

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「ブリジット・バルドー。それは男たちにとって決して叶えられない夢だ。永遠のあこがれだ。隠された裏切りの情念だ。世の妻としての女たちからその夫を奪い、ついには男たちを死に至る病に導いてしまう悪夢の女だ。」 by マルグリット・デュラス

★大好きなデュラスはいつも厳しい発言をもされる。しかし、実に的を得ていると思うけれどB.B.は魅力的で好き。でも、時々好きじゃない。ロジェ・ヴァディムとの出会い!ここが大きな成功と災いの根源とでも言えそうな運命的な出会い。観る側はお気楽だけれど、スターって大変だろうと思う。この作品で共演したトランティニャンと恋に落ちてしまうけれど、彼は奥様と離婚をせずB.B.との恋も破局...でも、B.B.はその後も身軽に恋を続ける。

「素直な悪女」:...ET DIEU CREA LA FEMME
1956年 フランス映画 ロジェ・ヴァディム監督
出演:ブリジット・バルドー、クルト・ユルゲンス、ジャン=ルイ・トランティニャン、ジョルジュ・プージュリー、クリスチャン・マルカン


  1. 2005/06/04(土) 08:03:11|
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『でつながれるアメリカ人』 エリア・カザン語録

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「私は孤立してはいない。平たく言えば、わが国にはアフリカ<系>アメリカ人もいればイタリア<系>アメリカ人もいる。今や彼らは大きな存在だし、それ以前にはアイルランド<系>アメリカ人等々の問題もあった。アメリカに来て、彼ら独自の民族的な伝統や特徴、そしてそれ故に醸し出される神秘といったものから切り離されてしまった、これらすべての人々。そのことに思いを馳せたとき、これら"<系>アメリカ人"こそが真実、アメリカ人であると(それはまさに私がなりたかったものだ)私には思えるようになった。彼らはほとんどバラバラに孤立し、一人一人特殊な存在であるが、それがアメリカ人であり、そしてそのことがこの国の − 他の何事にも勝る −存在価値だと思えるのだ。」

エリア・カザン「<系>でつながれるアメリカ人」より

★自らをアナトリア<系>アメリカ人だと気づいた時の事、「何故、映画界から足を洗ったのか?」という問いに答えるインタビューより抜粋させて頂いた。他にも考えさせられる問題を感じてならない...。ここでは、アメリカの反ユダヤ主義を取材し、グレゴリー・ペックを主演に描き上げた名作「紳士協定」を。

「紳士協定」:GENTLEMAN'S AGREEMENT
1947年 アメリカ映画 エリア・カザン監督
出演:グレゴリー・ペック、ドロシー・マクガイア、ジョン・ガーフィールド、セレステ・ホルム


  1. 2005/06/03(金) 08:03:17|
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『道』(フェリーニ)について語るアッバス・キアロスタミ

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「一本の映画を分析するには、どんな能力が必要だろう。あるいは監督の感情や経験を持ち、さらに倫理観、宗教、言語、郷土が同じであればいいのだろうか。現在、過去、未来を結びつける感情と経験は人それぞれ違う。私の好きな映画『道』でのフェリーニは私にとって神だった。これはネオ・リアリズム作品という以上に力強い映画だ。『道』で、フェリーには人間の喜びと悲しみの偉大な叙情詩、叙事詩を作り上げた。」

アッバス・キアロスタミ「ソフィア・ローレンから『甘い生活』まで」より

「道」:LA STRADA
1954年 イタリア映画 フェデリコ・フェリーニ監督
出演:アンソニー・クイン、ジュリエッタ・マシーナ、リチャード・ベースハート、アルド・シルヴァーニ


  1. 2005/06/02(木) 08:07:17|
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