★映画の宝石箱★美しき菫色の刻に愛を込めて☆ナルキッソスの鏡あるいは自惚れ鏡♪

楽の音は、小声で歌われる歌詞が消えても思い出の中でこだまする。by パーシー・ビッシュ・シェリー

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ジャン・ロシュフォールが語る、ジョニー・アリディとの共演について。

列車に乗った男 列車に乗った男:L' HOMME DU TRAIN
監督:パトリス・ルコント 出演:ジャン・ロシュフォールジョニー・アリディ (2002年・フランス映画)

先ず、私はパトリス・ルコント監督作品がとても好きなので、かなり贔屓目いっぱいでいつも新作を楽しく鑑賞している。そして、ルコント作品(今のところ6作品に出演)に欠かせないお方、ジャン・ロシュフォール!年老いてゆくことは年輪を刻むことだと思っているので、このようなお方の存在は正しく美しいと思えてならない。とても自然。私も年を重ねる中、このジャン・ロシュフォールという不思議な魅力に溢れた名優さまが好きになってゆく。この作品ではなんと!ジョニー・アリディと共演♪もう観る前から渋いに決まっていると。このアリディ、実は結構映画にも出ておられ、刑事役とか好きだったりする。アリディは今の日本だとお若い方には(こういう言い方をするお年になった自分にドキリとする)ピンと来ないお名前かも?ところが、フランスではずっと、ずっと大スター!であり続けている。カリスマ的な存在のお方。フランスの音楽もとても好きなのでアリディも聴くのだけれど、初期の作品よりも90年代以降の方が好きな曲が多い。それも地味なバラード調の曲たちにグッとくる。ジャン・ロシュフォールジョニー・アリディの初共演。それだけで泣けてくるような気分は何だろう...。お二人の年齢差は一回り以上。共に枯れた渋い男の芳香を醸し出していて素敵。白髪が素敵だと思えるような方々っていいなぁ...。

”これまで、彼とは一度か二度、握手をしたことがあるだけです。ジョニーは彼の歌を通して、私達の時代を見事に物語っています。彼と一緒に仕事をして、あることに気づきました。ショウビジネスの裏側にあるものは、隠された絶望、脆さ、儚さ、驚くまでの偽りのなさです。そういう意味では、ジョニーは完璧に彼自身でした。他の何者でもありません。”

俯く姿の悲哀さに美しさを感じさせるジョニー・アリディ。60年代のロック仲間でもあったジャック・デュトロンも役者として多数の映画に出演されている。私はデュトロンの音楽の方をアリディよりも多く聴いてきたのだけれど、このジャン・ロシュフォールのお言葉を知り、よりアリディに興味を持つようになれたこと。このルコント作品が私に棚で眠っているレコードたちを思い出させて下さったようにも思う。こうして、私は映画と音楽の絆の深さを痛感出来、幸せに思う☆

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  1. 2007/03/10(土) 20:30:08|
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