★映画の宝石箱★美しき菫色の刻に愛を込めて☆ナルキッソスの鏡あるいは自惚れ鏡♪

楽の音は、小声で歌われる歌詞が消えても思い出の中でこだまする。by パーシー・ビッシュ・シェリー

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マリー・アントワネット

20070225204355.jpgマリー・アントワネット:MARIE ANTOINETTE
監督:ソフィア・コッポラ 出演:キルステン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン、リップ・トーン、ジュディ・デイヴィス、マリアンヌ・フェイスフル、アーシア・アルジェント、ローズ・バーン、ジェイミー・ドーナン
(2006年・アメリカ映画)





バタバタした季節で公開が終わっては困ると早起きして朝一番の上映でやっと観てきた(正確には2/23)。私はソフィア・コッポラの感性や作品が好き。これで第3作目で、主演は『ヴァージン・スーサイズ』でも組んだキルステン・ダンスト(キルスティン・ダンスト)。今回もチラシを頂いていたけれど、あまり内容も読まずに楽しみにしていた。感想を簡潔に言うのなら「綺麗な映像と可愛い子供たち。少女マリー・アントワネットの運命。ヴェルサイユ宮殿や美しい自然の景色。ハンサムなフェルゼン♪」にキュンとなったりジ~ンとなったりで素敵だった。

去年のカンヌ国際映画祭での賛否両論(ブーイングも起こったとか)も、実は観て納得出来た。私は個人的にフランス史上、最も愛され憎まれてきたこの、マリー・アントワネットという人物に興味を抱き続けているので、マリー・アントワネットに関する映画などはどうしても観てしまう。そして、池田理代子さまの『ベルサイユのばら』(タカラズカ公演で先に知ったのだけれど)も子供の頃から好きなので、原作も違うし比較する映画ではないのだけれど、フェルゼンの登場シーンでは思わずキャァ~!と色々と蘇る想い出のシーンたちだったり。

世代感というのもとても大きいのだろう。いきなりセックス・ピストルズの字体で幕が開き、何と!ギャング・オブ・フォーの音楽。次々と懐かしい青春時代の音楽たちが流れる。エイフェックス・ツインやスクエアプッシャー、フランスのエール、ヴィヴァルディのクラシック音楽なども織り交ぜながら。仮面舞踏会でスージー&ザ・バンシーズが流れた時は踊りたくなった♪ロココな美麗なお衣装や家具や小物たちにはうっとり~だし、侍女の小さな少女たち、最初に生まれたマリー・テレーズ役の少女もとても可愛くて嬉しかった。スイーツたち、それも"王のお菓子”とされるブルオッシュ。色彩豊かにこれらのスイーツや美しい数々の靴たちが印象的だった。当時はフランス人は入浴という習慣がなかったけれど、母マリア・テレジア(マリアンヌ・フェイスフル様!)は幼い頃から入浴の習慣を身につけさせていたので、幾度かシーンで登場していた。頼りないルイ16世役のジェイソン・シュワルツマンはタニヤ・シャイアの息子さんなのでソフィア・コッポラは従姉妹。コッポラ・ファミリーは増え続けている。そうそう、配役がまた私好みだったのでもうお話は二の次、三の次。前述のマリアンヌ・フェイスフルさま(出番は少ないけれど娘に宛てた手紙の朗読であのお声が幾度も響いた。あのお声の存在感をソフィアは熟知している。そんなところも好き)を始め、ノアイユ伯爵夫人役のジュディ・デイヴィス(オーストラリアの名女優さま!)、デュ・バリー夫人役のアーシア・アルジェント(言わずもがなのイタリア・ホラーの巨匠:ダリオ・アルジェントの娘さま★)、ルイ15世役にはリップ・トーン(シシー・スペイセクは従妹にあたり、ボウイ様の『地球に落ちて来た男』が直ぐに浮かぶアメリカの往年の渋い役者さま)とキルステン・ダンストも可愛いけれど、他に好きなお方が多くて私は満足していた。まぁ、”ええ!もう終わり?”という感じがしたけれど、2時間強をあっという間に観終えた後の気分は良かった。

20070225204449.jpg



追記
まだ、よくパンフレットも読んでいないのでまた『クララの森・少女愛惜』で追記予定です。同行して頂いた口数の少ない某▲氏がボソリ。「映像は綺麗やけど大したことないな。」「マリー・アントワネットで『香港庭園』はないやろうな。」「マリアンヌ・フェイスフル、どこに出てたん?」・・・(怒りよりも爆笑してしまった。そして、色々解説していた私。)
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  1. 2007/02/25(日) 19:50:37|
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  3. トラックバック:0|
  4. コメント:8
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コメント

スコセッシ・ファンは不満ありの受賞となりましたね・・・

私もスコセッシ映画は好きですし、全部ではないのですが結構観ています。正直なところ、v-80既にオスカー受賞監督さまだと思っていました。ファンの皆様はこれまで、歯がゆい思いをしてこられたおでしょうね。私は遂に無冠のままお亡くなりになったアルトマン監督にすらオスカー授与されていないことも不思議です。

なので、今年のアカデミー賞について少し書いてみました。「マリー・アントワネット」は衣装デザインで受賞されましたね。綺麗でしたものね☆スコセッシ監督が受賞された時、でもコッポラ監督を始めとする巨匠監督や俳優様たちが立って大拍手で喜んでおられたそうですね。美しい光景ですね♪

香港映画にもとってもお詳しいmummyちゃんなので、さらに不満はあるのでしょうね。木蓮さまも同じようなお気持ちをお持ちのようですし、他の友人から頂いたメールにも同じような感想が書かれていました。でも、受賞、おめでとうございます~ですね♪(笑)
  1. 2007/02/28(水) 15:10:34 |
  2. URL |
  3. chouchou #-
  4. [ 編集]

マリーちゃんとマーティン君

>ソフィアは「ガーリー映画」として、敢えてあのような終わり方にしたのでしょうね。

そうですよね?!「ガーリー」である事に殊更御執心に思えるソフィアなので、
マリーの最期の最期まで描くとまるで親父さんみたいな作風になります(笑)
それは避けたいところ。ソフィアの拘りは時として理解不可能になってしまいますが
「マリー~」で彼女への偏見が少し緩和されたのが嬉しかったです。
何でもかんでも「ガーリー♪」で済ませようとする妙な風潮は大嫌いなんですが、
あんまりそんな事考えずに観れたので、まあいいか~って感じですね。
ベルばら…。日本人はどうしてもフランス革命、当時のフランス王室と来れば
イコール状態でベルばらになってしまいます…。それが良いのか悪いのかは別として。
私ももう一度真面目にアニメでも漫画でもどっちでも良いから見直してみたいです。
熱心なベルばらファンの方々からすればこの映画駄作なんでしょうね…。

>それにしても、お父様と▲氏はほとんど感想が同じなので面白いです~♪

そうなんですよ!!!男性には退屈としか思えない、って感じで…。
私が観に行った時も同じでしたよ。彼女に無理矢理連れて来られた風の
若者カップルの男子は▲氏や親父殿と同じような感想を
持たれたのではないでしょうか???だってカップルの男子、横目で観ると
みーんなイスの背もたれに寄りかかって寝てたりあるいは寝そうになりながらいかにも
「あ~早く終わんねーかなー」と思ってる風情の男子多かったですもの。
男子はやっぱりマリーの最期まできっちりカタつけてもらわないと
納得出来ないのでしょうか???ソフィアの親父さんが監督なら
男子は納得したかもしれませんね(苦笑)それでまたコレ、親父殿も
「ウィンブルドン」を「マリー~」の前に観てて「この子ぶっさいくやわ~」と
仰っておられました。ひどい~~~!!!「マリー~」観た後もまだ
言ってましたからね~。「鼻があかんわこの子」とか。どんだけ面食いなんだ?!
ベタニーには「カッコイイ若造やのう」とか言っておきながら(笑)
でも、親父殿は時代劇が好きなわりには洋画の時代劇、コスプレ時代劇が
結構苦手だというのもありまして、私も横で「この人が~」とかぼそぼそと
説明しましたよ。半分寝てていびきかきかけたら速攻話かけるという。
映画一本観る為だけに何でここまで気を使わなきゃならんのだと(苦笑)

えーっと、横レス失礼致しますが、スコセッシのオスカーゲット、あれダメですよー!!
リメイクで作品賞、監督賞等々四部門受賞なんてなんぼスコセッシ好きの私でも
全く納得行きませんでした。「何でこんな映画で?!しかもリメイク?!」って
感じで…。そもそも香港ノワール映画「永遠の名作殿堂」に認定された
「インファナル・アフェア」のリメイクなんですもの!!!オリジン大大大ファンの
私としては真面目にダメ出しでした。香港映画ヲタなめちゃいけません。
てか、リメイクするならスコセッシあたりが監督して欲しいとは思っていたのですが、
それにしたってオスカーゲットってのはちょっと…。何だかなあ。
スコセッシも甘く見られたもんですよー(涙)
  1. 2007/02/28(水) 05:46:29 |
  2. URL |
  3. mummy #-
  4. [ 編集]

賛否両論だと思えましたよ♪

木蓮さまも、既にご覧になられていたのですね。音楽もいつもソフィア映画とは相性が良く(この辺りも世代感だと思えます)、ラッキーなだけですよ(笑)。”あまり、面白くない。”とか”話題になってるほどでも・・・?”という感想の方も多いですよね。映画も音楽も、人それぞれの感じ方があるのでそんな”良くなかった”という方の感想をお聞きするのも好きです。ソフィア映画の中では、やっぱり『ヴァージン・スーサイズ』が一番好きです。

アカデミー賞決まりましたね、2007年!木蓮さまが大ファンのマーティン・スコセッシ監督がやっと獲られましたね。私も嬉しいです♪でも、今でなくても・・・とも思いました。長年の功績があるのですが、でも、良かったですね。個人的には、他主演女優にヘレン・ミレン、助演男優にアラン・アーキンというのがとっても嬉しかったです♪みんな、ベテランさま。

「ディパーテッド」はまだ観ていないのですが、ジャック・ニコルソンとの共演をディカプリオもとても喜んでおられたので、早く観ないと~って思いながら・・・。こちらこそ、こんな私ですが、これからもよろしくお願い致します~♪v-254
  1. 2007/02/27(火) 14:57:19 |
  2. URL |
  3. chouchou #-
  4. [ 編集]

見る人の眼に感嘆

う~ん、”観る人”が観れば、やはり隅々まで、細部までこだわりのある作品だったのですね。
私は衣装(アカデミー受賞しましたね)や美術、本場ヴェルサイユの風格など、凄いものを見ている…と思いつつも心から惹かれるものはなく、ソフィアさんの感性と自分の違いを思い知らされたのでした。。

音楽もchouchouさんにはピンと来られたのですね。何だか羨ましいです!!こんな私ですが…今後もどうぞよろしくですぅ(笑)

スコセッシ監督が好きなんですけども、ついに今回オスカーを獲られました・・・が!!
「ディパーテッド」はリメイク作なんですよね。監督が本心から撮りたかった映画とは思えなくて、「アビエイター」や「ギャング・オブ・ニューヨーク」などの渾身の力作で受賞できていれば、、、と歯がゆい思いです(>_<)長文失礼しました~m(_ _*)m
  1. 2007/02/27(火) 06:14:08 |
  2. URL |
  3. 木蓮 #mQop/nM.
  4. [ 編集]

「ベルばら」とは別物なのですがやっぱりね~♪

「ベルばら」とは別物だと分かっていてもどうしても・・・世代のせいですね。(苦笑)10代~20代のお若い方々も沢山ご覧になられているので、また違う感想がそれぞれあるのだと思います。ソフィアは「ガーリー映画」として、敢えてあのような終わり方にしたのでしょうね。彼女らしいとは思います。

それにしても、お父様と▲氏はほとんど感想が同じなので面白いです~♪キルステンのこともあまり好みではないようでした。(笑)マリアンヌさまのお声は分かったそうですが、どこに出てたのか分からず仕舞いだったそうです...もう、怒りも超えます。いつもこんな感じなので。mummyちゃんは早くにご覧になられていましたよね。私は地元で朝一番の上映だったためか、空いていましたお席。そして、意外と年輩のご夫婦のお姿も見られ、男子禁制というムードでは全くなかったですよ。まったりした北摂の大阪なので。でも、いちいち、音楽や可愛い女の子が出てきてはきゃぁきゃぁ~(小声ですが)言ってたのは私だけのようでした。横で▲氏はポップコーン食べて適当に相槌するだけでした。”この人が、アーシア・アルジェントよ。”とか言わないとこのようなコスチューム映画は役者さんがピンと来ないことってありますものね。キルステンは「ウィンブルドン」(ポール・ベタニーは良かったけれど)で”あれ~...”って感じだったのですが、流石にソフィア映画では可愛いですね。まだお若いですし、これからも楽しみな女優さまでもありますね。v-77
  1. 2007/02/27(火) 03:12:25 |
  2. URL |
  3. chouchou #-
  4. [ 編集]

書いて良かったです~♪

SylvieSpoonさま、コメントありがとうございます。同じようにマリー・アントワネットに悲運なものを抱いておられお好きだとお聞きして嬉しいです。僅か14歳で政略結婚、フランス語も知らない頃だったそうで、猛特訓されたのでしょうね。異国に嫁ぎ若くして王妃になり、フランスの大革命・・・それも星の運命だったのでしょうね。暴言やら悪口やらいっぱい言われ、後(数十年後)には撤回されている事実もありますよね。庶民の食べ物も無い頃にあの宮殿内のお食事、外交にもかなりアメリカへの浪費(?)など....時代が違えば、マリー・アントワネットはもっと芸術家として作品を沢山残されたお方だとも思います(かなり焼かれたそうですよね)。

音楽も懐かしい曲がいっぱいでした。英国ものが多いのです。名作とは思いませんが、伝わるものはあるので良かったです。イメージするマリー・アントワネット像とキルステン・ダンストの演じるものは私は違いました。でも、ソフィア・コッポラ作品には相性の良いお方なので可愛かったです♪また、コメント下さいね~!v-254
  1. 2007/02/27(火) 02:51:16 |
  2. URL |
  3. chouchou #-
  4. [ 編集]

おいおいソフィア!!

この映画…行ったんです。そしたら▲様と同じような発言を
親父殿はしていました…。「映像は綺麗だけどおもろない」と!!
横でいびきかかれた日にゃ私どーして良かったんだか(涙)
完全に男子禁制映画だからしょーがないのかなあ…。
オチがオチなので、「えー何コレ~~?」とか終わった瞬間
劇場のあちらこちらからそんな声も…。とはいえあの衣装とお菓子と
豪華絢爛なヴェルサイユ、その映像を撮っただけでもソフィアは
頑張ったと思います。でもなー、日本人はベルばらから一旦離れて観たほうが
良いかもです。つーか私、むしろベルばらを隅々まで読み込む事を
ソフィアへの宿題にしたいです(苦笑)彼女が日本人なら絶対!!ベルばらに
ハマってたんだろーなーと想像するに難くないと思ったので…。そして!
ベルばら大ファンのお知り合いのホステス姉妹さんの凄まじいチェックが
入った事は言うまでもありません…。私は結構面白いな、オチ以外はな!
って感じでしたけどね。オチを敢えてああする事によって「ガーリー映画」の
牙城を守ったのかもなあ…。だって徹底的に描くと「ガーリー」さ加減が
激減してしまいますもの。ソフィアにはこのまま女子映画「しか」撮らない
特殊な映画監督になって頂きたいものですよ(笑)
あ、あとアーシア・アルジェントは最高でした!!!
それから私、親父殿にはキルスティンちゃんをブサイク呼ばわりすんな!と
きつく言って聞かせましたよー。可愛いじゃないですかとっても!!!
  1. 2007/02/27(火) 02:26:18 |
  2. URL |
  3. mummy #-
  4. [ 編集]

え”------------!

chouchouさんに
そんなこと教えていただかなければ
2世作家の作った駄作と
見脱がしてしまうところでした!!
NHKの特集で最近見たのですが
フランス独特のシステム疲弊と
中世と近代の間の犠牲者であったと
つくづく思われて
それでも子供時代の頃からのイメージもずっと壊れず
この歴史上の人物がやっぱりアタシも好き!
200年後の極東の国で
溺愛されているなんて
彼女は想像だにしていなかったでしょうね
  1. 2007/02/26(月) 22:33:00 |
  2. URL |
  3. SylvieSpoon #-
  4. [ 編集]

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