★映画の宝石箱★美しき菫色の刻に愛を込めて☆ナルキッソスの鏡あるいは自惚れ鏡♪

楽の音は、小声で歌われる歌詞が消えても思い出の中でこだまする。by パーシー・ビッシュ・シェリー

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オルランド

オルランド 特別版 オルランド
監督:サリー・ポッター 出演:ティルダ・スウィントン、シャルロット・ヴァランドレイ、ヒースコート・ウィリアムズ、ロテール・ブリュトー(1992年・イギリス/ロシア/イタリア/フランス/オランダ合作映画)

何からお話したら良いのだろう...もう、この作品は私の抱えていたものを代弁してくださる、そんな幸せな映画。男性から女性に変わった主人公オルランドが、「同じ人間。何も変わらない、性が変わっただけ」と語る。サリー・ポッター監督はさらに天使がオルランドを迎えに来るという夢のような結末で描いている。原作はヴァージニア・ウルフ。それを監督が何度も読み返しては書き繰り返したという。そして、主役のオルランド役にはこのお方しかいないだろう!というティルダ・スウィントン☆この中性的な性別を超えた美しい存在。さらに400年もの時空をも軽く超えてしまう。何を着ても素敵なティルダですが、この映画の楽しさのひとつに各時代の様式がお衣装などでも堪能でき嬉しい。ルネサンス~バロック~ロココ~ヴィクトリア時代。こういう楽しみがあるので文芸ものが好きなのかも。エンディングの歌では、ジミー・ソマーヴィルとサリー・ポッターがデュエットしている。この曲がまた幸福感を倍増するのだ。両性具有という言葉、あるいはアンドロギュヌスについて興味があり調べたりした時期があった。今もこういうテーマは異常に好きなよう。何故だろう?まぁ好きなのだからいい。ヴァージニア・ウルフについても触れたいけれど、またの機会に。でも、ちょっと澁澤龍彦さまのお言葉を追記させていただこう~♪

20070103211945.jpg




追記
「そもそも、天使は男性であるか女性であるか。― しかし、今日では、この疑問には明確な答えを提供し得るはずであろう。すなわち、天使は男性でもなければ女性でもなく、第三の性、一箇のアンドロギュヌス(両性具有者)にほかならないのだ、と」『夢の宇宙誌』より。

20070103220904.jpeg

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  1. 2007/01/02(火) 01:11:41|
  2. 文芸・文学作品|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:12
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コメント

リンゼイ・クーパー!!

さてさてさま。

コメントありがとうございます!
「オルランド」のサントラは持っていないのですが、音楽もとっても好きで美しいですね。ジミー・ソマーヴィルとのデュエット曲、とっても気持ちよいです♪

「タンゴ・レッスン」ではご出演までされておりますね。ダンスものって好きなのです。

すっかり、忘れておりました!(ダメ過ぎです)リンゼイ・クーパーの『Golddiggers』持っていますが棚に並んだままかなり聴いていませんでした!そして、ジュリー・クリスティが出ておられるのですね!英国才女陣揃い☆
私も、是非!観てみたいです...いつか実現すると良いのですが。

いつもありがとうございます!v-266
  1. 2007/09/20(木) 10:50:53 |
  2. URL |
  3. chouchou #-
  4. [ 編集]

maariさまへのコメントが投稿されていませんでした・・・申し訳ございません!

>maariさま。

こちらにもコメントを頂きありがとうございます!あれ...?同じ日にお返事を書き画面でも確認したのですが、誤字があったので修正した折に消えてしまったのでしょうか...まだよく機能を把握していないようで、大変申し訳ございません!

私も大好きな映画でお衣装も素敵ですよね。レンタルにあればレンタルで、どうしても!というものは買っています(そうじゃないと大変ですので、レンタル屋さんには感謝しています)。

はい、父が特に厳格な方でした。”お姉ちゃんだから(弟がいます)”、”女の子だから”と言葉遣いや生活態度、何故か髪も長い方が良いとのことでした(笑)。19歳まで門限6時ですよ!!お陰でこの歳になって夜遊びをしている(友人たちとのイベントなどですが)有様です。母はそんな間で、優しく対応してくれていました。当時は”何故?”という不満もあったのですが、今ではそれで良かったと思っていますし、父が大好きなのです(クララの森・少女愛惜の方で時々、そのような自分とダブル女性アーティストの人生を綴ってしまうことがあるのですが、笑)。

maariさまはご両親共に厳格なお方なのですね。母の美・好きも同じですね♪(笑)私の母はハンサムさんに弱いので、アラン・ドロンが一番お好きでしたよ。私がボウイ!ボウイ!というようになり、いつの間にか母もすっかりルックスのファンになっておりました。世代がずっと上でしたので古いシャンソンや歌謡曲、古い映画や文学はロシア文学ものが両親の本棚には多かったです。母は英国文学も好んでいたようですが。ポール・モーリアの音楽を流し、嬉しそうな台所姿を今でも忘れません。知らないうちに、両親から受けた影響は今、とても私の好きな世界にいっぱいなので、よく感謝しています。一緒に美輪さまの舞台やコンサートに行けたら...と残念です。パリのノートルダム寺院で、とても不思議な体験をしました(霊感とかそういうのゼロに等しい私なので、そういうとも違うのでしょうが)。目に見えないものも信じています☆

今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします!v-254
  1. 2007/09/20(木) 04:43:52 |
  2. URL |
  3. chouchou #-
  4. [ 編集]

ふと目に止まりまして

こちらに書き込みさせていただきますです。

サリー・ポッターさんは私は歌い手/音楽家として知っていた人だったので、この映画が封切られて喜んだクチです。

倒錯的になりがちな題材をとてもナチュラルに、爽やかさを感じさせつつ、しかもエロティックに撮り上げていたという感想を持ちました。

歌い手としてのサリー・ポッターは、元ヘンリー・カウのバスーン奏者リンゼイ・クーパーのアルバムで歌っていたり、共同名義でライヴ・アルバム出してたり、最近になってボックスで再リリースされたNews From Babelにも参加してますですね。

『オルランド』のサントラでも何とも少女っぽさを感じさせる可愛げでいながら艶っぽい素敵なヴォイスを聴かせてくれておりますね。(そうそう、このサントラ、ジミー・サマーヴィルも参加してました。)
この方の映画のサントラには必ずと言っていいほどレコメン一派の面子が紛れ込んでいるのも楽しい所です。『タンゴ・レッスン』でもヨーヨー・マが弾くピアソラの“リベルタンゴ”のサントラ収録版にフレッド・フリスのベースが加わっていたり...。実は未見のままなのですが、ジョニ・デ君とC・リッチ(『恋する人魚たち』以来お気に入りです。)というド・メジャーなキャストの映画でもイヴァ・ビトヴァの歌が出て来るようですね。

リンゼイ・クーパーのアルバムとしてサントラがリリースされているサリー・ポッター監督の『オルランド』以前に撮られた未公開映画『Golddiggers』も何とか国内リリースして欲しいと思ってます。何と!ジュリー・クリスティーが出ていたりするのですから!!これは観たいもんであります。

ってな感じで失礼します。
  1. 2007/09/20(木) 02:08:20 |
  2. URL |
  3. さてさて #-
  4. [ 編集]

この映画 レンタルで無くて購入したんですが後日レンタルにありまして
がっかり;
衣装が豪華で魅惑的な作品です。
chouchou様のお父様は厳格だったんですか?お母様が美形好き?
うちは父母共にものすごく厳しい親です。母は美好きですが 猛母でした。
それなのにこんなメチャクチャに育ってしまいました爆 反動です。
  1. 2007/09/11(火) 20:55:47 |
  2. URL |
  3. maari #CbZoHSoM
  4. [ 編集]

ありがとうございます!

嬉しいです。見守っていてくださいね。v-237
  1. 2007/01/08(月) 23:11:52 |
  2. URL |
  3. chouchou #-
  4. [ 編集]

そうですよ!!!!

お姉さまのお父様は厳格だったのですね。逆にお母様が寛容&美形好き、
という事でバランスが成り立っていたのかもしれませんね。私の両親は…。
まあとにかく甘やかすだけ甘やかし放題で育ててくれました(笑)だから娘が
こんな横道者に…。極潰しに…。で、血筋に関しては親父殿の血のほうが
私の場合色濃く受け継がれておる模様。その証拠にオカンは親父殿と私の
偏りまくった趣味、言動に関しては本当に何も言いませんでした。
そこでバランス取れてたのかもです(笑)

応援と言いますか、当然の事ですよそんなの!!!
だってお姉さまの感性、文章が好きなんですもの。ヘンでも何でも
とにかく形にする事が大事だと思いますので…。そんなそんな、
私の成長の無さに比べればお姉さまは充分大人です。私なんか
万年中二病です。視野クソ狭い事クソ狭い事!!笑えねー…。
  1. 2007/01/08(月) 19:00:34 |
  2. URL |
  3. mummy #-
  4. [ 編集]

好きなものは好き!ですものね。

>「女の子らしくしなさい」とか全く言われなかったうえに男の子にくっついて歩くわ
子供の頃の写真を見たら見たでジーンズ履いてモデルガン構えた写真とか
そんなのばっかだわで私は性別云々で育って来たわけではないみたいなんです。

そうなのですね。私と正反対です。私は特に父が厳しくて。でも、父の言葉に反論はなかったです、ほとんど。髪を短髪にして叱られた時以外。母がフォローしてくれましたが、今から思うと母はちょっと変わり者でして、古い世代の人にしては寛容というか、そして美形好きだったので、その辺り私は血を感じます。(笑)

何だか応援してくださるのでバンバン変なこと書きそうです~♪(笑)私も成長していませんよ...年だけ増えるみたいで。でも、少しずつは視野が広がっていく感じが嬉しいです。まだまだその過程にありますが。
  1. 2007/01/08(月) 14:58:31 |
  2. URL |
  3. chouchou #-
  4. [ 編集]

クソ知識

私は幅広い知識なんか持ってないですよ~!!!クソ知識だけで
全く面白くもないし。普段冗談通じない女とか言われてますよ?!

お姉さまが仰るところの「性を超えた人間としての問題」、ってコレはヘンな話ですが
ぶっちゃけ今も昔も私最大の疑問であって、まして両親や周りの大人に
「女の子らしくしなさい」とか全く言われなかったうえに男の子にくっついて歩くわ
子供の頃の写真を見たら見たでジーンズ履いてモデルガン構えた写真とか
そんなのばっかだわで私は性別云々で育って来たわけではないみたいなんです。
最近その事を考える事が多くて、そんな矢先に「オルランド」観てしまって
「一個人としての、人間としての自分」はさてどうなのだろう、オルランドのように
何もかも受け入れ、許し、強く生きてゆく事が出来るのだろうか???という思いが顕著に現れました。ヴァージニア・ウルフって、そうです、旦那様がいるのに女性との
関係もあったというお話を聞いた事があります。原作には無い部分でかなり
冒険出来たのはやっぱり性別云々でしか物事取り合ってもらえない事が未だに多い「女性」監督のサリー・ポッターならではのものですね。天使の描写がとても
冴えてますしね。ティルダ様を主役に、って私も最初っから
決めていたとしか思えません!!!

>物議を醸す映画
私は基本的にそんなものは無い、という考えです。
影でこそこそというのもアリかもしれませんけど、自分の趣味嗜好を
無理矢理抑え付けるのなんて不健康です。「好き!」って思えて
そこで幸せな気持ちになって…という感情が無ければ、
まず自分がそう思えなければ、どんな事柄も話せないですもの。
私はまだまだ自分の好きな世界というものが確立されていない
ひよこなのでそんな大それた事言えませんけどね…。それで自分の
好きな世界っていつガラッと変わるかも解ったもんでないですし…。
私の場合全く成長出来てないって事が問題です(笑)
そして、それ以前に格別好きなものを汚す事は出来ませんよね。
大事にして育ててあげる事のほうがよっぽど良いですよ!!
そこには当然メジャーもマイナーもへったくれも無いんじゃないかと。
だからお姉さまはもっと自信持って良いです!!だから
不安に思う事は無いんです!!どうぞご安心を…。
私のほうこそボロクソな事しか書けないし
考えられないもんだからなおの事そう思います…。
  1. 2007/01/07(日) 08:08:47 |
  2. URL |
  3. mummy #-
  4. [ 編集]

天使のお迎え♪

mummyちゃんはとても幅広い知識をお持ちでいつも感心しています。面白いしね。(笑)性を超えた人間としての問題。同じように疑問を抱えて来たお方が居てくださることは嬉しい限りです。原作のヴァージニア・ウルフ、彼女自身もご主人が居られましたがバイセクシャルなお方だったのだと想像いたします。原作では時代も違い、最後の天使も現れないですよね。そういう書き直し作業を女流監督のサリー・ポッターは女性であるが故の脚本・演出だと思えます。ティルダのオルランドは監督も当初から決めていたとしか思えませんね!
>物議を醸す映画もどんどん登場させて下さいね!!
はい...まだ不安ですが、本音で綴りますよ。(笑)だって陰でコソコソお話するのって可笑しいかな?って思えるのです。ある作品に共感して”好き!”って思えたことは幸せなことですものね。このような知らないお方が読まれたりするネット世界。言葉は誤解を生んだり湾曲されて受け取られたりします。でも、私もよいお年です。好きな世界が自分でもようやく見えてきたような。それらは私の中で成長と共に継続されているものでもあります。何故?とかもっと知らない世界に感動する今後もあるでしょうから楽しみです。人それぞれですが、自分の発言には責任を持ちたいという思いは持っています。なので、格別好きなもの、あるいはミューズのような存在のお方を汚す事はしたくありません。そして、メジャー・マイナーという区別も論外。出来ればレンタル屋さんに普通にあって、観たいときにいつでもそれらが有れば良いとは思いますが...。
  1. 2007/01/06(土) 12:39:55 |
  2. URL |
  3. chouchou #-
  4. [ 編集]

オルランドは地上に生きる天使

なのだと思います。ありえねーからこそ天使と同化出来て、天使を
見る事が出来たんだと思います。それにしても凄いタイミングですねー。
「嬉しいの。」と涙するオルランド。彼/彼女が本当に開放された瞬間かと。
ティルダ様が涙すると同時に私も涙が…。幸せな涙。ティルダ様がいなければ!!
何よりティルダ様がいなければ!!そうですね、私もお姉さまと同じ疑問を
ずっと抱いて来ましたよ。女の子の外見だからって男性に性別とか女だからという
要求にこたえる必要は何処にも無いですしそんなもんにこだわる人って男であろうと
女であろうとやっぱり不幸だと思うんですよ…。自分の性別にきちんと納得してる、
というかややもすれば何も考える事無く生きている人もいますが、そこで生まれる
裏返しの不幸とも関わりたくない、という気持ちはずっと抱いています。
際どい物議を醸す映画かもしれませんけどそれも圧倒的な美しさで描いていて
説得力が持てる映画だと思っております。なので、物議を醸す映画もどんどん
登場させて下さいね!!ビビらず私も楽しみにしております!!
  1. 2007/01/06(土) 01:29:08 |
  2. URL |
  3. mummy #-
  4. [ 編集]

この幸せな偶然も必然なのですよね♪

mummyさま!!今日ご覧になられていたのですね~!凄いタイミングで嬉しいです。最後天使が現れるでしょう。そういうところ、とっても気持ちの良い幸せな気分にさせて下さいますよね。ティルダは完璧ですしね。私もデレク・ジャーマン作品で知ったお方です。mummyちゃんも私と同じような疑問をお持ちだったのですね。それも嬉しいですし、心強いです。かなり際どい作品もこれからは怯まず登場して頂く予定です。どうぞヨロシクお願い致しますね。(笑)
  1. 2007/01/06(土) 00:11:35 |
  2. URL |
  3. chouchou #-
  4. [ 編集]

今日観てたんです!!!

お姐さま!!!私今日たまたま「オルランド」観て
号泣していたところなんですよ!!!私がこの映画に出会ったのは
まだ十代の頃で、自分の性別や「女らしい」&「男らしい」って何?
そんなに「女だからって」優遇されたりするものなの?とかしょーもない
疑問符が頭の中を支配していた頃に偶然深夜の映画枠で出会った
衝撃的な作品で、改めて観直すとやっぱり涙してしまうほど素敵な一本だと
思いましたよ!!初めて拝見した当時から抱き続けた性別への疑問は
未だ晴れませんし模索中ですがこの映画を観て時も性別も運命も何もかもを
ぶっ飛ばして「たったひとりの人間」として生きるオルランドに激しく憧れました。
「同じ人間。何も変わらない。性が変わっただけ。」オルランドはあっさり
そんな事柄を受け入れて私が昔々から抱いている憧れを、願望を、
人間本来が持つ、というか勝手に私がイメージしているところの
「自由」をまさに体現してくれていて…何というか、ホントにこの映画は
私にとって貴重なんです。勿論ティルダさまがいなければ無意味です!!
ティルダさまってデレク・ジャーマン映画で知った女優さんなのですが、
彼女が持つ中性的な凛とした美しさが無ければ寝たらすぐ忘れてたと
思います。でも未だにこんなにも感激する夢のような映画ってなかなか
出て来ないんですよね。ティルダさま最高です!!!観ただけで
鼻血が出そうな女優さまってなかなかいません(笑)
んも~この映画に出会う事が出来たって自体、本当に幸せです。
  1. 2007/01/05(金) 20:11:47 |
  2. URL |
  3. mummy #-
  4. [ 編集]

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