★映画の宝石箱★美しき菫色の刻に愛を込めて☆ナルキッソスの鏡あるいは自惚れ鏡♪

楽の音は、小声で歌われる歌詞が消えても思い出の中でこだまする。by パーシー・ビッシュ・シェリー

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ぼくセザール10歳半 1m39cm 

2006-11-03.jpg

ぼくセザール10歳半 1m39cm :MOI CESAR, 10 ANS 1/2, 1M39
2003年 フランス映画 リシャール・ベリ監督 

出演:ジュール・シトリュクジョセフィーヌ・ベリ、マボ・クヤテ、・ジャン=フィリップ・エコフェ、マリア・デ・メディロス、アンナ・カリーナ、ジャン=ポール・ルーヴ、ディディエ・ベニュロ、ステファーヌ・ギヨン、カトリン・ブアマン

誰もが時間がもっと欲しいと思っておられるのだろうなぁ。これだけは24時間平等なのだから。私は好きなことをお仕事としてどうにかこうにか過ごしている。でも、毎日観た映画や音楽のことをブログに綴る時間が足りないので、更新が気まぐれで怠惰だと反省している。でも、その時の気分で選ぶ映画は違うけれど、どうしても欠かせないもの。この『ぼくセザール10歳半 1m39cm』はレンタル屋さんの新作に並んでいたので知った。ジャケットからして「楽しそう~♪」って思った。監督名にリシャール・ベリの名を見つけ、借りるより買おうと思った。なので、今頃ようやく観ている。リシャール・ベリはフィルム・ノワールな作品から観たけれど、決定打は『無伴奏シャコンヌ』かな。『ペダル・ドゥース』も大好き!脇役も主役もこなすダンディなお方でお気に入り。

そのリシャール・ベリは、この作品では監督に徹しているので出演はない。でも、美少女サラ役は実の娘さまのジョセフィーヌ・ベリ。とっても可愛い♪でも、主人公はセザール・プチ君!「ぼくセザール10歳半 1m39cm、ちょっと太め。」な男の子。『バティニョールおじさん』でデビューした少年。そのセザール君の視点でずっと描かれる。親友のモルガン君はスタイルも良く、運動神経も抜群。でも、父親の顔を知らないのだ。ただイギリス人で名前だけ聞かされていただけ。そして、この3人がモルガン君のお父さんを探しにイギリスに向かうという冒険をする。サラちゃんにほのかな恋心を抱くセザール君でもある。始終、クスクスと愛らしくて愉快な映画。私は男子ではないので少年期の気持ちは分からないけれど、何となく「フン、フン!そうよね~。」って思いながら、よく食べるお腹の出た(あの幼児体型も微笑ましい♪)セザール君にいつの間にか感情移入して、彼らを応援しながら観ていた。名作という感じでもないのだけれど、好きな作風。愛らしくて。

主役はこの子役の3人だけれど、脇役が豪華!流石のリシャール・ベリとあって名優達が揃っていた。セザール君の両親には、父・ジャン=フィリップ・エコフェ、母・マリア・デ・メディロスだし、後半登場するパンクな中年女性グロリア役にはアンナ・カリーナ!ちょっとコミカルだけれどカッコイイのだ。この映画の続編も予定されているそうで、セザール君の成長をまた観れるかも。彼の言葉や仕草、表情、心の中の言葉が特に好き。モルガン君やサラちゃんの気持ちもそれぞれ考えたりしながら、ほのぼのと、でもちょっとドキドキしながら観ていた。音楽も良かった。気に入ったので吹き替え版でも観たけれど、そちらも楽しかった。子供が主役の映画って好きなので機会に恵まれると観てしまう。普段は字幕版を主に観るのだけれど、子供たちが主役のほのぼのものっていうのは吹き替え版も好きだったりする。
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  1. 2006/11/03(金) 08:57:38|
  2. 少年・少女映画(『クララの森・少女愛惜』へ!)|
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