★映画の宝石箱★美しき菫色の刻に愛を込めて☆ナルキッソスの鏡あるいは自惚れ鏡♪

楽の音は、小声で歌われる歌詞が消えても思い出の中でこだまする。by パーシー・ビッシュ・シェリー

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『まぼろし』 のマリー役について語る、シャーロット・ランプリングさま。

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「このマリーの役は、一つの役というよりはこれまでの人生の集大成といったことかもしれません。誰もが通らなければならない道なのです。私の姉は20歳のときに自殺しました。母は姉の死後もずっと姉が生きている如く思い出に生きようとしました。私はといえば、彼女を弔うどころか忘れようとしたのです。でも、死んだ人をいつまでも放してあげないということも問題です。ある時、死後の世界に旅立たせてあげなくてはいけないのではないでしょうか。」by シャーロット・ランプリング

★日本で公開直前のインタビュー記事より。大阪の今はもう無い小さな映画館で観た。観終えた私はお仕事に戻る為に、その帰り道を呆然とフラフラと歩いていたと思う。涙がいつまでも止まらないまま。雑誌の整理をしていたら出てきたこの記事。偶然は有り得ない。当時の私はこのインタビューを繰り返し読んだ。そして、今、ようやくこのお言葉に頷くことが出来るようになった...まだ不安定だけれど、私も両親の死をやっと受け入れる用意ができるところまで。小学生の私をあの視線が釘付けにした。そして今も。特別な思い入れの強いお方。それにしても、素晴らしい作品。オゾン監督を見直した作品であり、ランプリングでなければ!という静かで美しい崩れゆくさま。挿入歌でバルバラのシャンソンも流れる。

「まぼろし」:SOUS LE SABLE
2001年 フランス映画 フランソワ・オゾン監督
出演:シャーロット・ランプリング、ブリュノ・クレメール、ジャック・ノロ、アレクサンドラ・スチュワルト、ピエール・ヴェルニエ、アンドレ・タンジー


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  1. 2006/05/29(月) 19:06:29|
  2. 映画人語録・好きな台詞|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:3
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コメント

耳をすませば

うーん、ぶっちゃけランプリングさんほど悟った考えを持つ事は私からすれば
未だ難関なのですけれど、私の周りの大人たちは悟ってますね。
まだまだガキ丸出しな私からすれば気が遠くなる境地です。でも、
くどいほど言われると耳をすませて解ったようなフリだけは出来てしまいます(苦笑)
でも、ランプリングさんはそんな境地に若い頃から立たされていて、
それをきちんと実感していたからこそあんな素晴らしいお話が出来るんじゃないかと。
じ~~~~~んとします。ランプリングさん、いい女だなぁ…。
そりゃ私も憧れるわけですよ(笑)
  1. 2007/01/08(月) 19:07:11 |
  2. URL |
  3. mummy #-
  4. [ 編集]

はい、人のお話から学ぶことはとても多いです。

はい。そうですね。でも、まだ不安定な私でして上手く気持ちが言葉には出来ないのですが、それもこの先時間と共に見えてくるのだと思います。ランプリングさまはお若い時点で大人だったのだと思えます。なので、かっこよくて憧れるのだともv-238
  1. 2007/01/08(月) 15:04:00 |
  2. URL |
  3. chouchou #-
  4. [ 編集]

親父殿と御爺様の考え

私はランプリングさんのお言葉、たいへんおこがましいですが
何となく解ります。とりわけ「死んだ人を~」以降最後までのお言葉、
コレうちの親父殿や御爺様がくどいほど言ってるんですよ。
ランプリングさんのニュアンスと親父殿&御爺様のニュアンスは勿論違いますけど…。私は母と祖母を亡くしましたが自分の娘や伴侶を突然亡くしてしまった
お二人のほうがよっぽど悲しいはずで…。特に御爺様。伴侶と娘を
一気に喪ってしまった御爺様にはいつもいつもそう言い聞かされています。
それでまた私は悲しくなるのですが多分それはランプリングさんが仰るように
旅立たせてあげないとならない事柄であって私ごときがどーのこーの
言ったところでどうにもならないんじゃないかと…。 そこで凹まずに
うなずいてあげる事のほうが先決なんじゃないかと…。それに私はひとり娘で
御爺様と親父殿を看取って上げなくてはならない立場ですし。もしもここで
兄弟姉妹がいればうなずき合う事も出来るのでしょうがそれも出来ないわけで…。
誰にも頼れません。そこで言葉を聞かされてハッとなる事が多々。
慰めにも毒にも薬にもならない言葉ではないところで発せられる
ランプリングさんのお言葉はそんなこんなで納得するしかないんです。
大人の言葉って、ためになりますね…。
  1. 2007/01/07(日) 08:39:37 |
  2. URL |
  3. mummy #-
  4. [ 編集]

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