★映画の宝石箱★美しき菫色の刻に愛を込めて☆ナルキッソスの鏡あるいは自惚れ鏡♪

楽の音は、小声で歌われる歌詞が消えても思い出の中でこだまする。by パーシー・ビッシュ・シェリー

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死刑台のエレベーター

2005-11-21.jpg

死刑台のエレベーター:ASCENSEUR POUR L'ECHAFAUD
1957年 フランス映画 ルイ・マル監督

出演:モーリス・ロネジャンヌ・モロー、ジョルジュ・プージュリー、リノ・ヴァンチュラ、ヨリ・ヴェルタン、ジャン=クロード・ブリアリ、シャルル・デネ
音楽:マイルス・デイヴィス

今年はルイ・マル監督の没後10年だそうだ。遺作となった「42丁目のワーニャ」からもう10年以上も経っているのだなぁ~と時間の過ぎ行く速さを想った。

とても久しぶりに観た「死刑台のエレベーター」。最初はルイ・マルという監督作品であることも知らず、ジャンヌ・モローだけは既に好きだったので観ていた。ロマンスものではなく、とてもスリリングなサスペンス作品だった。あの「太陽がいっぱい」のモーリス・ロネがエレベーターの中に閉じ込められてしまう、その様相とお話の展開にハラハラしながら。そう、私は恐怖症を色々持っているみたいで、高所恐怖症が一番酷いと思う。そして、閉所恐怖症も・・・エレベーターに乗る時緊張するのだ。そんな私なので、この映画がどれ程息詰まる思いだったかことか!

今回気づいた事だけれど、ルイ・マル監督はこの名作を僅か25歳という若さで作り上げたのだ!凄すぎる。今観ても古さなど感じさせない。そして、名優たちのキャスティングも豪華だけれど、やっぱりこの映画はマイルスの即興音楽が無ければ!と。マイルスはスクリーンを観ながらその場で生み出した音楽だと知った時も驚いたもの(シネ・ジャズと呼ばれる名作のひとつでもある)。流石!がいっぱいの名画。

ジャンヌ・モロー扮するフロランスは社長夫人。その会社で働く技師ジュリアンがモーリス・ロネ。実は二人は恋愛関係にあり、邪魔な社長を殺す計画を立て実行する。ところが、計算出来なかったできごとが起こる。ジュリアンは証拠品を忘れて来たので取りに戻るが、エレベーターの中で、管理人に電源を落とされてしまう。誰も居るはずの無い週末だったから。そこから、閉じ込められ、焦りもがく様子。

ジュリアンの車は若いカップルに乗っ取られ、彼らも別の所で犯罪を起こす。「助け出してあげるわ。」とフロランスは独り言を呟く。カッコイイ!ジャンヌ・モロー。「どうなるのだろう?」と観る者を惹きつけ離さない。そして、粋なところだけれど、電話で会話する以外、ジャンヌ・モローモーリス・ロネが直接会話するシーンなどはないのだ。

このモノクロームでクールな映像は50年近くも前の作品だということなんて忘れさせる事を可能にする。ルイ・マルはその後も、沢山名画を残してくださった。好きな監督さんだとやっぱり再認識できた。
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  1. 2005/11/21(月) 07:44:39|
  2. サスペンス・ミステリー・ハードボイルド|
  3. トラックバック:1|
  4. コメント:6
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コメント

はじめまして。

はじめまして、太巻き様。

こちらにもコメントを頂きありがとうございます。
「死刑台のエレベーター」はもう50年前の作品となるのですね!
まったく古さを感じさせないですよね。
60年代の映画をリアルタイムで体験されているのですね、とても羨ましいです。
モーリス・ロネは素敵ですね、早くにお亡くなりになり残念です。
  1. 2008/11/04(火) 20:25:57 |
  2. URL |
  3. chouchou #z8Ev11P6
  4. [ 編集]

死刑台のエレベータ

40念も前の作品 静かに流れる マイルスのトランペット パリの下町か 向こうにモンパルナスの寺院が見える

カメラ(今はこの場所も変わってるでしょうね・)太陽が。。で殺される(ドロンに)ロネがいいねーー(もてそう)

モローが町をうろつくシーンもいい、60年代の作品ですが フランス映画 全盛期の時でヒットしました。
  1. 2008/11/02(日) 10:17:43 |
  2. URL |
  3. 太巻きさん #utkrfPb2
  4. [ 編集]

はじめまして☆ありがとうございます!

シネマで現実逃避さま。

はじめまして。コメントを頂きありがとうございます!
ジャンヌ・モロー★悪女がお似合いですよね。
カッコイイですね。今も素敵なおばあさまですよね♪

シネマで現実逃避さまのサイトへも遊びに行かせて頂きますね。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
  1. 2008/07/13(日) 05:30:54 |
  2. URL |
  3. chouchou #z8Ev11P6
  4. [ 編集]

はじめまして!

「ジャンヌ・モロー」のタグを辿って参りました。

ジャンヌ・モロー、しびれますよねぇ。。。
死刑台のエレベーター、私も大好きです。
欲を云えば、もっともっとジャンヌが観たい!と思ってしまうのですが、
それだけに、凝縮されたような印象を残していますね。

私もブログで、ジャンヌ・モローの「エヴァの匂い」をアップしました!
よろしかったら、ご覧下さい。
  1. 2008/07/11(金) 08:45:25 |
  2. URL |
  3. シネマで現実逃避 #-
  4. [ 編集]

素晴らしい映画ですよね♪

トム(Tom5k)さま。

コメントとTBをありがとうございます。
トムさまのブログが更新されて嬉しいです♪
とっても勉強になりますので(ペコリ)。

はい、マルの原点は「死刑台のエレベーター」ですよね!!
とっても古い映画(50年も前!!)ですが今観てもクールですよね。
モーリス・ロネ、ジャンヌ・モロー、そしてマイルスの音楽と全てが素晴らしいと私も思います。

これからも、よろしくお願い致しますv-22
  1. 2008/05/29(木) 06:00:01 |
  2. URL |
  3. chouchou #z8Ev11P6
  4. [ 編集]

>chouchouさん、こんにちは。
ルイ・マル監督に少しこだわっている今日この頃なものですから、またTB送信させていてだきました。
「鬼火」も再観賞して、やはり素晴らしかったですが、マルの原点はこの「死刑台のエレベーター」ですよね。
わたしは、何と言ってもジャンヌ・モローと夜のパリ、そしてマイルス・デイビスのトランペット、全部合わせて最高傑作だと思っています。
では、また。
  1. 2008/05/25(日) 18:18:11 |
  2. URL |
  3. トム(Tom5k) #U8InRvVk
  4. [ 編集]

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