★映画の宝石箱★美しき菫色の刻に愛を込めて☆ナルキッソスの鏡あるいは自惚れ鏡♪

楽の音は、小声で歌われる歌詞が消えても思い出の中でこだまする。by パーシー・ビッシュ・シェリー

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魂のジュリエッタ

2005-03-17.jpg
魂のジュリエッタ:GIULIETTA DEGLI SPIRITI
1964年 イタリア/フランス合作映画 フェデリコ・フェリーニ監督

出演:ジュリエッタ・マシーナサンドラ・ミーロ、マリオ・ビスー、シルヴァ・コシナ
音楽:ニーノ・ロータ

暫く絶版(廃巻)だったフェリーニの「魂のジュリエッタ」が再販される事になった。フェリーニの長編でのカラー作品としては最初のものと言われている。主演のジュリエッタ・マシーナは平凡な主婦(妻)。15年連れ添った夫の浮気を知り落ち込み苦悩する。そんな彼女とは別世界に生きる様な隣人のスージー(サンドラ・ミーロ)や、謎の霊媒師や不思議で華麗な人々の登場と共に、次第にジュリエッタは幻想的な世界を垣間見ることになる。そういう中年期の家庭を持つ女性の心理描写がなんともフェリーニらしい煌びやかさで描かれている好きな作品。

「8 1/2」はフェリーニ自身をマルチェロ・マストロヤンニが演じたもので、この「魂のジュリエッタ」はジュリエッタ・マシーナの分身をジュリエッタとして描いたとも言われる。実際に、お二人は生涯連れ添ったご夫婦だったことからも、色々な解釈があるようだけれど、私はとにかく美しい色彩、「色」の強烈なインパクトばかり焼き付いている。サンドラ・ミーロのグラマラスな雰囲気もこの作品ではとても印象強いもの。そう言えば、サンドラ・ミーロは「81/2」にも出演されている。シルヴァ・コシナも妖しい華麗さでお美しい。「ヴォッカチオ」「黄金の七人・1+6 エロチカ大作戦」にも出ていらした個性派美人なお方。

カラー作品と言っても色々。ヴィスコンティのカラー、ゴダールのカラー、ウィリアム・クラインのカラー...どれも私は衝撃を受けた。この様な古い時代のカラー映像と、現在の飽和的とも思えるカラーの印象とは全く異質の美しさ、輝きにうっとり~する。映画の手法とか専門的な事は何も分からないけれど、観る者に「綺麗だ!」と色褪せぬ印象を焼き付ける事が出来る事、それは何て素敵なのだろう!と思う。

そして、ジュリエッタ・マシーナの魅力は何と形容すれば良いのだろう...決して美人女優様でもないかもしれないけれど、少女的というか可愛らしいお方だと思う。「カリビアの夜」「道」でのジュリエッタ・マシーナの素晴らしさは言うに及ばずという名作。あの可憐な瞳と表情がとても好き。
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  1. 2005/03/17(木) 03:12:37|
  2. 耽美・デカダン・幻想・映像詩・アート|
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