★映画の宝石箱★美しき菫色の刻に愛を込めて☆ナルキッソスの鏡あるいは自惚れ鏡♪

楽の音は、小声で歌われる歌詞が消えても思い出の中でこだまする。by パーシー・ビッシュ・シェリー

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エデンより彼方に

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エデンより彼方に:FAR FROM HEAVEN
2002年 アメリカ映画 

監督:トッド・ヘインズ 出演:ジュリアン・ムーア、デニス・クエイド、デニス・ヘイスバート、パトリシア・クラークソン

アメリカ女優様、特に30代後半から40代、50代という辺りに好きな方々が集中していると最近気付く。ミア・ファロー、シシー・スペイセク、ダイアン・キートン、メリル・ストリープ、ジェシカ・ラング...はもうベテランの域に達しながらも今なお現役で素敵な人達だ。そして、もう少しお若い方々の中でニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーアは今最もこれからが期待出来る女優様に思える。

以前TVで途中から観てしまった作品を最初から観た。1950年代のアメリカが舞台。とにかく最後まで綺麗な映像美に溜息。「シッピング・ニュース」でのムーアも実は好きなのだけれど、この作品ではブルジョワ夫人...そこからの転落・破綻が描かれていた。そして、まだ同性愛や黒人に対する偏見と差別は露骨な時代。そういう歴史背景の中で、ブルジョワの白人夫人と庭師の黒人男性との心のやり取りも、とても美しいと思った。

同じ監督である「ベルベット・ゴールドマイン」よりもずっとこの「エデンより彼方に」の方が佳い作品に思えた。50年代のクラシカルなヘアスタイルやお衣装などもとても好きなものだった。50年も前の時代なのだから当然だけれど、アメリカも日本もあまりにも大きく変わったということを映画を通しても教えて頂ける。

私の両親たちの思春期・青春期なのだなぁ...と、まだ私が存在する以前の時代。まだ行った事のないアメリカの50年前を想像していた。

作品としては、かなり評判が良いそうだけれど私は映像の美しさだけで充分だった。お話の展開には少し腑に落ちない気分が残ったもので...。しかし、「めぐり会う時間たち」でもそうだったけれど、ジュリアン・ムーアの色鮮やかなフレアー・スカート姿と美しいお顔、しっかりとした演技力に圧倒された。ただ表面的な美しさだけでは女優様も終わり。もう40代半ばと決してお若いお年ではないけれど、この世代でなければ演じる事の出来ない役もある。ムーアはこれからもますます私に大きな期待を抱かせて下さるお一人だと確信している。

ユマ・サーマンは違う分野でブレイクしてしまったけれどついてゆく。さて...心配しているのはメグ・ライアンとロザンナ・アークェット。可愛いので今が踏ん張り所という時期なのだろうか?元々可愛い印象で人気を得た方の方が生き残るには過酷な銀幕の世界だとも思える。特にアメリカだと...なんて、また勝手な事ばかり考えてしまう。男優様に至っては論外!ケビン・コスナーは何処に行ってしまったのだろう?真っ当なハンサム・スターだったのに。「JFK」格好良かったなぁ・・・。マット・ディモンは大人気!彼が「太陽がいっぱい」のリメイクでアラン・ドロンの演じた役で主役だった。リメイクはハンディがあるけれど、やっぱりあのギラギラしたアラン・ドロンの瞳と哀愁を帯びた青年像とは別世界の青年だ。時代と共にスター像も変わって行くのだ...。
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  1. 2005/02/06(日) 17:42:48|
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