★映画の宝石箱★美しき菫色の刻に愛を込めて☆ナルキッソスの鏡あるいは自惚れ鏡♪

楽の音は、小声で歌われる歌詞が消えても思い出の中でこだまする。by パーシー・ビッシュ・シェリー

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テス

テス プレミアム・エディション テス:TESS
監督:ロマン・ポランスキー 出演:ナスターシャ・キンスキー、ピーター・ファース、レイ・ローソン(リー・ローソン)
(1979年・イギリス/フランス合作映画)

3時間近い文芸大作『テス』。色褪せない美しくも哀しい運命と愛の物語で全てに於いて大好きなもの。私はこの映画でナスターシャ・キンスキーという美しい女優さまを知り、それ以来今も大好きなお方。監督はロマン・ポランスキー。ポランスキーは『ローズマリーの赤ちゃん』で知った。はっきり覚えていないのだけれど、多分この『テス』は映画雑誌の広告を見て直ぐに反応したと思う。その時はポランスキー監督作品だからという動機で観たものではないと思う。後に色々絡み合い、繋がり合い、今ではポランスキー監督はお気に入り監督のお一人となっている。また、思いつくままに。先ずは原作は英国文学のトーマス・ハーディ(トマス・ハーディ)で、嘗ての監督の愛妻で美しいシャロン・テイトが映画化をお薦めしたもの。なので、冒頭に”シャロンへ”という献辞が表れる。命があればシャロン・テイトがこのテスを演じていたのかもしれないと思うと、監督がどのような思いで、愛を込めて丁寧に撮った作品だろうか...と胸が熱くなる。ナスターシャはこの『テス』で一躍脚光を浴び、ゴールデン・グローブの新人賞を受賞。監督や撮影、衣装、美術(音楽はフィリップ・サルド)・・・と各国で数々の賞に輝く名作でもあるけれど、もう随分前の作品なのだとふと思う。ナスターシャも今はもう30年以上の女優キャリアのお方、監督は『戦場のピアニスト』でオスカー受賞。しかし、ポランスキーは亡命者である(ポランスキーについては長くなるので、またいずれ)。

とにかく美しい!!19世紀末の英国のドーセット地方が舞台となっている(実際のロケはフランスのノルマンディやブルターニュなどで行われたそうだ)。その田園風景や光と影の美しさ、農作業をする娘達の瑞々しさ、ナスターシャの美しさは言葉に出来ない程!エンジェル役のピーター・ファースも好演しているし、ダーバヴィル家の息子アレック役のレイ・ローソン(ツイッギーのご主人でもある)の存在感も。ハンサムだし私はレイ・ローソンは悪役ながら気になっていた。そして、エンジェルの家族が彼のお嫁さんにと望んでいた娘マーシー役には、まだお若い頃のアリエル・ドンバール。出番は少ないけれど美しい印象を残してくださった。『テス』はとにかく”美しい”の連呼なのです♪

テスの背負った運命、エンジェルとテスの苦悩と愛の深さ、最後のストーンヘンジのシーン・・・清楚さと妖艶さを併せ持つナスターシャもお若いので今よりもさらにお声が可憐♪この大作をまだ無名に近かったナスターシャは見事にテスを演じきったと思う。とても、静かにあの瞳の奥底から放たれる強さは何だろう!有名な名シーンのひとつ、アレックが貧しくも美しい娘テスに魅せられ彼女の気を引くために苺を食べさせるシーンはやはり好き。隠しておられない過去をエンジェルに手紙で伝えようとするテスのエンジェルの様子を不安げにじっと待つ姿(その手紙は彼は読まずに結婚するのだけれど)にドキンドキンする。他にも沢山あるけれど、エンジェルがテスを運びたいがために他の女性3人を水溜りの中を一人ずつ運んでゆく、その時の二人の心と緑の草木と陽光の色彩にうっとりしてしまう。ハーディの小説はこういう運命的な愛を描き深い残像を残すので好き(メロドラマ的とも言えるのかもしれないけれど、メロドラマ大好き!)。そして、ポランスキーのこの『テス』もただ悲運なふたりの愛の物語で終わらない、さらに尊いものをラストシーンの後姿を見つめながら感じる。私にとって『テス』は、再見を繰り返す生涯の一作なのかも。

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  1. 2007/04/30(月) 08:50:15|
  2. 文芸・文学作品|
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ナスターシャ・キンスキー:NASTASSJA KINSKI

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ナスターシャ・キンスキー:NASTASSJA KINSKI
生年月日:1961年1月24日(1959年説もあり) 牡牛座 西ドイツ・ベルリン生まれ
本名:Nastassja Nakszynski
身長:173cm 髪:ブロンド 瞳:ブラウン

嗚呼、美しきナスターシャ♪孤独さと魔性の眼差しの奥に見え隠れする母性的な優しい眼差し☆80年代がピークだと仰る方もおられますが、今もマイペースに活躍されている国際女優さまです。麗しき銀幕の住人たち(女優館)とやはり同文になるのですが、豊満過ぎず華奢でもないしなやかな肢体、そして静かな存在感をどんな脇役でも残せるお方。お口の悪いお方は大根役者だとも仰るのだけれど、ナスターシャが突如!演技派になられたり、オスカー女優になられては面白くないのです。その美しき存在がスクリーンに花を添える、正しく名花と呼ぶに相応しいお方のお一人だと軽く聞き流しています。「イングリッド・バーグマンの再来」と讃えられ、名匠たちの作品に次々と出演されている。お子様達との生活を大切にしながらの現在。個人的にはヨーロッパ映画の方がお似合いだと思うのだけれど、そこには私の偏見があるのかも?最新作はデヴィッド・リンチ作品。多分出番は多くないのかも、でも、間もなく関西も公開なので楽しみなのです♪

父はかの怪優かつ名優クラウス・キンスキー。幼い頃から父不在の孤独な生活で、母親と世界中を巡りながら働いて来た美少女。窃盗で補導されたこともあるという。しかし、ナスターシャは子役の頃から自分の魅力でお金が貰える事を学ぶ。天から授かった美貌と個性、これは女優になるべくして生まれたお方の特権!父クラウス・キンスキーとの確執は晩年までに及ぶという...どんなに辛い少女時代だっただろう。こういう辺り、年も近い(ナスターシャは1959年、1960年生まれ説もあるけれど)ジョディ・フォスターと似たものを感じる。なので、「ホテル・ニューハンプシャー」での共演はとても嬉しいものだった♪16歳からアメリカのアクターズ・スタジオで演技の勉強を本格的に始めたのだから、アメリカ生活が長いのも納得。でも、どの国にいてもどこか無国籍な感じがまた素敵☆そうそう、クインシー・ジョーンズのお子様を出産されたと聞いた時、私はクインシー・ジョーンズに嫉妬した。多分にこういう感情は特に大好きな女優さまに関してはよく起こるもの。やはり”女優讃歌、女優ありき”なのだろう。まだまだお美しいナスターシャの今後も楽しみ♪最新作以外は全て観ることが出来ているので、これからもどんな端役であろうとも、シーンの中のナスターシャを観て悦んでいるのだと思う。大好き♪


◆代表作◆
インランド・エンパイア (2006)
レディ・ダルタニアン/新・三銃士 (2004)
フォルテ (2001)
罠 WANA (2001)
セックスダイアリー (2001)
怪奇異星物体 (2001)
エクスタシー・ワンス・モア 愛をもう一度… (2001)
アメリカン・ラプソディ (2001)
トリプル・クロッシング (2001)
バイオ・クライシス (2000)
めぐり逢う大地 (2000)
マイ・ハート、マイ・ラブ (1999)
ロスト・サン (1999)
イントルーダー 侵入者 (1999)
セイヴィア (1998)
スーザンズ・プラン 殺せないダーリン (1998)
僕らのセックス、隣の愛人 (1998)
ファーザーズ・デイ (1997)
ザ・タブー/暴かれた衝撃 (1997)
ベラ・マフィア/ファミリーの女たち (1997)
ワン・ナイト・スタンド (1997)
ダニエル・スティール/標的 (1996)
ターミナル・ベロシティ (1994)
時の翼にのって(1993)
ザ・ブロンド (1993)
太陽は夜も輝く (1990)
ムーンリットナイト (1989)
マグダレーナ・『きよしこの夜』誕生秘話 (1988)
恋の病い (1987)
ハーレム (1985)
レボリューション・めぐり逢い (1985)
殺したいほど愛されて (1984)
パリ、テキサス (1984)
ホテル・ニューハンプシャー (1984)
マリアの恋人 (1984)
愛と死の天使 (1983)
溝の中の月 (1982)
ワン・フロム・ザ・ハート (1982)
哀愁のトロイメライ (1981)
キャット・ピープル (1981)
テス (1979)
今のままでいて (1978)
レッスンC (1978)
危険な年頃 (1977)
悪魔の性キャサリン (1976)
まわり道 (1974)


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  1. 2007/04/28(土) 23:13:37|
  2. ★大好きな女優さま★(女優館へ!)|
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トト・ザ・ヒーロー

totocinemachouchou.jpgトト・ザ・ヒーロー:TOTO LE HEROS
監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル 出演:ミシェル・ブーケ、トマ・ゴデ、サンドリーヌ・ブランク、
ミレーユ・ペリエ、ジョー・ドゥ・バケール
(1991年・ベルギー映画)




とっても大好きで思い入れのある映画のひとつ。なので、何から書いて良いのやらよく分からないけれど、いつものように思いつくままに。何が好きかというとずっと老人になった主人公トマ(トト)は子供の世界を持ったまま、夢と妄想に生きているけれど、最後は苛酷な現在の人生を受け入れることができ笑いながら死んで行った...上手く言えないけれど。

この映画は監督の長編デビュー作で、その後『八日目』を撮ったベルギーのジャコ・ヴァン・ドルマル監督。この2つの作品に共通する優しい眼差しも好き。そして、両作品共に出演しているパスカル・デュケンヌ。この『トト・ザ・ヒーロー』の中では末っ子セレスタン(青年時代)役で、精神的な障害を持つ子供。でも、青年になって彼は養護施設で暮らしているのだけれど、兄のトマが恋人エヴリーヌ(ミレーユ・ペリエ)を紹介する為に会いに行く。「気づいた?アリスに似てるだろう!」とトマは嬉しそうに訊くと、セレスタンは間髪入れずに「似てない。」という。このシーンもとても好きで、見た目はトマの方が大人(社会人)なのだけれど、セレスタンの方が現実を見ている。トマは老人ホーム暮らしになった今もまだ大好きな姉アリスのこと、そして火事の中で同じ日に生まれた近所の裕福なアルフレッドは宿敵。名探偵トト・ザ・ヒーローの妄想と現実、現在と過去、未来という時間軸が交錯する描き方ながら、小難しくもなくちょっと切なく、でも楽しい。最後まで、劇中幾度も流れるシャルル・トレネのシャンソン『ブン』の軽やかさもとっても効果的で重要に響いている。

色々思う事があるのだけれど、この映画は少年トマと姉アリスの近親相姦的なニュアンスも十分入っている。少女アリスはトマへの愛の証のために、アルフレッドの家に火を付け死んでしまう。トマもアルフレッドも愛するアリスの幻影から抜け出せずに大人になっている。・・・こういう辺りの感覚ってとても好きだし分かり易いのは、どこか私にもそういう部分があるからなのだろうか?とも思う。お家の花壇のチューリップ、アリスのお腹のほくろを唾で消そうとするトマ、お母さんが留守の間に2人で暮らすシーンで、アリスが階段を上り二階でお母さんは寝ているのだと疑うアルフレッドに告げるところ...『ブルー・ベルベット』だったり『ブリキの太鼓』だったり『白い家の少女』だったりと私の好きな映画のあるシーンが重なるのも楽しい♪さらに、姉と弟のこの辺りの描写はジャン・コクトーの『恐るべき子供達』を想起させるものだし、好きな要素がいっぱい!さて?カテゴリーって難しい。姉と弟、家族を通して生と死を描いているとも思うけれど、”ファンタジー”に入れておきます。とにかく、死んでしまうけれどアリス役のサンドリーヌ・ブランクがとっても可愛くって大好き☆

青年トマの声と老人トマを演じるのはフランスの名優ミシェル・ブーケ!また愚痴ってしまうけれど、このお方は70代というお年になられてからも、セザール賞の主演男優賞(フランスのアカデミー賞のような)を2000年代になって2度も受賞されている。でも、どちらも日本公開はされていないので観ることができない...やっぱり残念かな。

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  1. 2007/04/22(日) 03:56:27|
  2. ファンタジー・タイムトリップ|
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サンドリーヌ・ブランクとトマ・コデ

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♥可愛い姉アリスと弟のトマ(トト)♪
トト・ザ・ヒーロー』より。


  1. 2007/04/22(日) 03:23:58|
  2. 銀幕の少年少女たち(『クララの森・少女愛惜』へ!)|
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ダーク・ボガード:DIRK BOGARDE

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ダーク・ボガード:DIRK BOGARDE
生年月日:1921年3月28日 牡羊座 イギリス・ロンドン生まれ 没年:1999年5月8日
本名:Derek Jules Gaspard Ulric Niven van den Bogaerde
身長:180cm 髪:ブラック 瞳:ブラウン

ロンドンの王立美術学校で商業美術や舞台美術を学び、1939年にエンバシー劇場の舞台裏で働いていたある日、俳優のひとりが病欠したため代理の舞台に上がった事をきっかけに俳優を志すように。その後、第二次大戦中は陸軍将校としてノルマンディーの空中写真分析などを担当。また絵画の才能を買われて戦争画を描きそのうちの2点は大英博物館に保存されているという。イギリス映画界で多くのファンに親しまれ、英国アカデミーの主演男優賞を2度受賞。60年代以降はヨーロッパで広く活躍し、ジョセフ・ロージーやルキノ・ヴィスコンティの作品などでは特に個性的な役を演じ実力派俳優の地位も確立した。1999年心臓発作のために他界。晩年はフランスに移住され、生涯独身を通された。

私がダーク・ボガードを知ったのは『愛の嵐』が最初。共演のシャーロット・ランプリングさま同様、この映画での役柄は今も強烈に残っている大好きな作品。そして、ヴィスコンティの『地獄に堕ちた勇者ども』と『ベニスに死す』、ロージーの『召使』ともうすっかりその魅力に引き込まれていた。お若い頃から肺を患っておられたらしくお体は決して丈夫ではなかったのだろう。また、同性愛のお方だと思われるのでそのような役柄も多い。それも、あまり派手ではなく翳りのある屈折した役柄。それらを静かに演じられる名優さま。別格的に大好きな男優様を挙げているのだけれど、ここまで全てヴィスコンティ作品に代表作を残された方々ばかり!ヴィスコンティが一等好きな監督。でも、全ては不思議と繋がり合い自然なことなので、自分でも妙な気分にもなる。ダーク・ボガードは年齢不祥な雰囲気ととっても美しい脚のライン、そして、独自の美意識を保ち続けたお方♪そして、英国男優さまに好きなお方がとても多い私。その源流を辿ると迷うことなくこのダーク・ボガードとなるのでした☆


◆代表作◆
ダディ・ノスタルジー (1990)
ザ・ビジョン/衛星テレビの陰謀 (1987)
パトリシア物語 (1981)
遠すぎた橋 (1977)
プロビデンス (1977)
殺しの許可証 (1975)
愛の嵐 (1973)
エスピオナージ (1973)
ベニスに死す (1971)
アレキサンドリア物語 (1969)
地獄に堕ちた勇者ども (1969)
素晴らしき戦争 (1969)
フィクサー (1968)
できごと (1967)
唇からナイフ (1966)
キプロス脱出作戦 (1965)
ダーリング (1965)
地獄のガイドブック (1964)
銃殺 (1964) 出演
マインド・ベンダース (1963)
召使 (1963)
合言葉は勇気 (1962)
戦艦デファイアント号の反乱 (1962)
愛と歌の日々 (1962)
黒い狼 (1960)
夜と昼の間 (1960)
わが恋は終りぬ (1960)
風は知らない (1958)
キャンベル渓谷の激闘 (1957)
二都物語 (1957)
将軍月光に消ゆ (1956)
私のお医者さま (1955)
暗黒大陸 マウマウ族の反乱 (1954)
求婚物語/エンゲージリング・ストーリー (1954)
断固戦う人々 (1953)
ジェントル・ガンマン (1952)
兇弾 (1949)
四重奏 (1949)


★1963年度英国アカデミー賞:主演男優賞受賞
★1965年度英国アカデミー賞:主演男優賞受賞


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  1. 2007/04/15(日) 21:29:42|
  2. ★大好きな男優さま★(男優館へ!)|
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アラン・ドロン:ALAIN DELON

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アラン・ドロン:ALAIN DELON
生年月日:1935年11月8日 蠍座 フランス・パリ生まれ
身長:183cm 髪:ダークブラウン 瞳:ライトブラウン

幼い時期に父親を亡くし貧しい少年時代を過ごす。17歳で外人部隊へ、そして除隊後、放浪の旅をしていたという。1956年パリに戻り大物プロデューサー、デヴィッド・O・セルズニックとの契約を破棄してイヴ・アレグレ監督(シモーヌ・シニョレの最初のご主人)の「女が事件にからむ時」で映画デビュー。50年代後半から人気が上昇し「太陽がいっぱい」で決定打。ルキノ・ヴィスコンティの寵愛を受けたお一人ながら、それ以降も各名匠たちの作品に次々と出演、自身でも監督・製作も手掛けるようにもなる。アラン・ドロンと共演した新人女優さまはそれで名が知れる。60年代にアメリカ進出を果たすが今ひとつ...アメリカ人にこの匂いは伝わりにくいと安易に想像できる。往年のどの名優方とも今のどの大スター達とも違う芳香を放つお方。やはり唯一無二のアラン・ドロンなのだ★

~アラン・ドロンについて語った名優モーリス・ロネのお言葉を♪~
「彼は天賦の才能を持っている。彼が映画の画面に現れるだけで、彼はすでにその映画に影響を与えている。それは誰にでも与えられるものではない。しかし彼は自分をライオンの分身にしてはいない。彼はいつも誰かと共演し、決して誰かに対立した演技はしない。」

好きな男優さまにアラン・ドロンを挙げない訳にはいかない私。ヘルムートさまよりもボウイさまよりも先に好きになった異国のスター☆ヨーロッパかぶれが次第に強まって行った少女時代の頃から、ずっととても大好きなお方(両親の洗脳にも感謝♪)。ハンサムでカッコイイ!!先ずそれは欠かせない。でも、それだけで長いスター街道は甘くは無いもの。天性の資質と映画を愛する気持ちや情熱、そして友情が常に一緒にいたように思う。モテルのは当然だろう!なので、悲しい思いをした恋人たちもいる、かのマルコヴィッチ事件という暗い影もある。それでも、非情なる男の孤独さと野望がスクリーンの中でもこれ程似合うお方はおられない(断言してしまいたい!)。背徳の美学、それはアラン・ドロン形容するなかでもとても好きな言葉♪代表作を挙げてみると、まだ未見作が数作品あるのでいつかお目にかかりたいなぁ~と思う。そして、新作製作のニュースも聞こえてくるので楽しみにしているところ♪


◆代表作◆
アラン・ドロンの刑事物語 (2001)
ハーフ・ア・チャンス (1998)
百一夜 (1994)
カサノヴァ最後の恋 (1992)
ヌーヴェルヴァーグ (1990)
私刑警察 (1988)
シネマ (1988)
デーモン・ワールド (1986)
復讐のビッグガン (1986)
真夜中のミラージュ (1984)
スワンの恋 (1983)
鷹 (1983)
最後の標的 (1982)
危険なささやき (1981)
テヘラン (1981)
ナイトヒート (1981)
ポーカー・フェイス (1980)
未知の戦場/ヨーロッパ198X (1980)
エアポート'80 (1979)
チェイサー (1978)
友よ静かに死ね (1976)
パリの灯は遠く (1976)
ブーメランのように (1976)
プレステージ (1976)
フリック・ストーリー (1975)
ル・ジタン (1975)
アラン・ドロンのゾロ (1974)
個人生活 (1974)
ボルサリーノ2 (1974)
愛人関係 (1973)
暗黒街のふたり (1973)
スコルピオ (1973)
燃えつきた納屋 (1973)
暗殺者のメロディ (1972)
高校教師 (1972)
ショック療法 (1972)
ビッグ・ガン (1972)
リスボン特急 (1972)
帰らざる夜明け (1971)
もういちど愛して (1971)
レッド・サン (1971)
栗色のマッドレー (1970)
仁義 (1970)
ジェフ (1969)
シシリアン (1969)
ボルサリーノ (1969)
あの胸にもういちど (1968)
さらば友よ (1968)
太陽が知っている (1968)
悪魔のようなあなた (1967)
サムライ (1967)
冒険者たち (1967)
世にも怪奇な物語 (1967)
テキサス (1966)
パリは燃えているか (1966)
名誉と栄光のためでなく (1966)
泥棒を消せ (1965)
黄色いロールス・ロイス (1964)
危険がいっぱい (1964)
さすらいの狼 (1964)
黒いチューリップ (1963)
地下室のメロディー (1963)
山猫 (1963)
太陽はひとりぼっち (1962)
フランス式十戒 (1962)
素晴らしき恋人たち (1961)
生きる歓び (1960)
若者のすべて (1960)
太陽がいっぱい (1960)
学生たちの道 (1959)
黙って抱いて (1959)
お嬢さん、お手やわらかに! (1958)
恋ひとすじに (1958)
女が事件にからむ時 (1956)


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  1. 2007/04/09(月) 08:57:33|
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カメレオンマン

zelig.jpgカメレオンマン:ZELIG 
監督:ウディ・アレン 出演:ウディ・アレンミア・ファロー、ギャレット・ブラウン
(1983年・アメリカ映画)

”ウディ・アレン”ファンはとても多く熱狂的な方が多いので私のような呑気ながらも好きで観ている者とは色々ご意見が違うかもしれない。かなり研究家の域まで達しているファンのお方もおられるくらい。私はというと、最初に観たウディ・アレン映画は『アニー・ホール』だった。テレビでだけど直ぐに気に入った!特にダイアン・キートンが素敵で~♪そして、リアルタイムはミア・ファローとのコンビになってからの作品群。これも、私はミア・ファローが大好きなので~♪・・・ということは、ウディ・アレンよりもダイアン・キートンミア・ファローを重要視していたという訳なのだろう。どうしてか分からないけれど、嘗ては特にこのような女優さまばかりを観ている傾向が強く、お話は二の次となるのでお気に入りは何度も観て違う感動を得ていく。そんな映画の見方をしていたように思う。別に一映画好きな者、人それぞれの楽しみ方があってもいいかなぁって思う。

ウディ・アレンはそれでも気になる監督なので、可能な限り観ているけれど、個人的に一等好きな可笑しな作品は、この『カメレオンマン』。当初はミアをお目当てに観たものの面白くてゲラゲラ・クスクス、あるいは笑いが固まるかの様な感じで最後まで楽しかった。主人公のゼリグ(ウディ・アレン)はどんな状況にも人達にも順応し、その場の人達と同化してしまうのだ。時には、小説家や劇作家、あるいはヒトラーの側近やヤンキーズの選手、黒人ミュージシャンやインディアン・・・と摩訶不思議な特異体質の持ち主。それらは自分の意思とは無関係な場合にも起こる。そこで、フレッチャー博士(ミア・ファローはとても好演していると思う)が彼を色んな方法で実験研究したりする。さらに、その時代背景が1920年~30年頃となっているのでモノクロで本物のニュースや実在した人物達と一緒にフイルムの中にゼリグがいるのだ!なんとまぁ!フェイク・フィルムが時に錯覚を招くくらい上手く出来ていて、当時の証言者たち(本物と偽者が混ざっている)のシーンはカラーとなり、徹底したフェイクさが愉快極まりない。ただのコメディとも違い、このセンスは流石だと思う。人種や職業など関係なくみんな同じ人間なのだというようなことも感じられる。それを奇想天外な作風で描くとても大好きな作品。また、ウディ・アレンは登場するので、また言いたい事はその都度。この方に関しては好きさと好きではないという感情が入り混じる...それでも素晴らしい監督に違いない。今はもう英国に移り住んでいるらしく、ヨーロッパでの撮影作が続くのでそれらも楽しみではあるのだけれど...☆

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  1. 2007/04/07(土) 23:50:51|
  2. コメディ・ロマンティックコメディ|
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フランソワーズ・アルディ:FRANCOISE HARDY

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[フランソワーズ・アルディ/ベスト・セレクション」

私の好きな女性ヴォーカル・・・アルデイは欠かせない。素敵なアルディ、ちょっと風変わりな女の子、文学少女の風情と洗練された都会の女性、知的でエレガント。”アンニュイ”という言葉が流行した(私の周りだけ?)頃、ジェーン・バーキンが紙面を飾っていたけれど、私はアルディを直ぐに想起してしまう。学生の頃、よく通っていたレコード屋さんの店長さんに「バーキンとアルディ、どっちが好きですか?」と訊かれた事がある。私はどちらも好きなのだけれど、迷わず「アルデイさんです♪」と答えたら、その店長さんも「僕もアルディが昔から好きでね。」ってお話してくださった。懐かしい想い出、もうそのお店は無くなってしまったけれど、買わせて頂いたレコードたちは今も私のお部屋に居る。作業をしながらだとCDが便利。リピート再生も可能。すっかり棚に置かれっぱなしの愛すべきレコードたち。でも、大切なもの。特にアルディは個人的にジャケットが欲しいのでお小遣いを随分使ってきた。曲はダブっていて針すら置いていないものもある。別にコレクター意識はないのだけれど、アルディに限ってはツイツイ。

”フレンチ・ポップス”という意識で最初に好きになったお方(ブリジット・フォンテーヌが少し先だけれど、フレンチとかそういうジャンルを超えていたので)。俯いたお顔に長い髪のアルディのベスト盤だった(それは今でもアナログ盤でしか発売されていないジャケット)。中には大きな大きなポスターが付いていて嬉しかった。貼るには勿体無いのでレコードの中に入れたまま。日本盤のレコードだと邦題が付いているので、当時はフランス語が読めなかったのでその邦題で曲を覚えていた。その言葉たちから連想されるイメージ、その世界がとても心地良く大好きだったし、今も変わらない。アルディはデビュー初期はカバー曲が多かったけれど、次第に自作曲が主になってゆく。シンガー・ソング&ライターだ。フォーク・ギターを抱えたお姿の数々のお写真、斬新なデザインの粋なファションに身を包んだスラリとした長身のアルデイ♪なんて!素敵なのだろう。

お声について何も書いていない...でも、好きなアーティストって姿形から奏でる音楽やお声、全てに魅力を感じるのだから仕方の無いこと。ルックスに弱い私だし。さて、アルデイのお声、歌唱スタイルは画期的だと思う。その後、今日まで影響を与え続けているように思う。歌い上げる、歌い込むという対極に位置するかのような自然な歌い方。声量が乏しい(ご本人も語っておられた)、それが魅力、個性となったように思う。ブラジルではアストラッド・ジルベルトがいる。歌い手は歌唱力という最大の技量以外にもチャームポイントがあれば!アルディの歌(詩)は私的で寂しく、儚い幻想のようなものが数多くあるけれど、そんな曲にあのお声。囁くかのようにか細く、でも伝わるものはとても深く大きい。

何度か引退宣言をされて悲しい思いをしたけれど、マイペースに今も新作が届くアルディ♪セルジュ亡き後、実はエチエンヌ・ダオーの存在、貢献度はとても大きなもの(アルディのファンでもあるダオーはカムバックに一役買っている)。今はもう60代のアルディながら、実にカッコイイ!髪はショートで銀髪に近く、ジャック・デュトロンは夫であり続けているのだ。60年代から今日まで常に素敵なカップル♪


  1. 2007/04/01(日) 09:26:09|
  2. 私の好きな音楽・アーティスト|
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