★映画の宝石箱★美しき菫色の刻に愛を込めて☆ナルキッソスの鏡あるいは自惚れ鏡♪

楽の音は、小声で歌われる歌詞が消えても思い出の中でこだまする。by パーシー・ビッシュ・シェリー

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ヴァージン・スーサイズ

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ヴァージン・スーサイズ/THE VIRGIN SUICIDES アメリカ映画

監督:ソフィア・コッポラ 
製作:フランシス・フォード・コッポラ、ジュリー・コスタンゾ、ダン・ハルステッド、クリス・ハンレイ
原作:ジェフリー・ユージェニデス
『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』
脚本:ソフィア・コッポラ 
撮影:エドワード・ラックマン
音楽:エール(AIR)オリジナル・スコア

出演:ジェームズ・ウッズ、キャスリーン・ターナー、キルステン・ダンスト、ハンナ・ホール、ジョシュ・ハートネット、チェルシー・スウェイン、A・J・クック、レスリー・ヘイマン、スコット・グレン、マイケル・パレ、ダニー・デヴィート、ヘイデン・クリステンセン
 
ナレーション:ジョヴァンニ・リビシ

1970年代、アメリカ郊外の静かな住宅地。両親は保守的で厳しいが、何不自由なく暮らすリズボン家の美しい5人姉妹。ヘビトンボが郊外の街を覆いつくす6月、五女セシリア(ハンナ・ハル)が自殺を図る。新学期が始まり四女ラックス(キルステン・ダンスト)の学園の人気者トリップ(ジョシュ・ハートネット)との過ちが問題となり、リズボン夫妻(ジェームズ・ウッズとキャスリン・ターナー)は彼女たちを部屋に閉じ込めてしまう。そして、残りの姉妹もすべて自殺してしまう。姉妹に憧れていた近所の少年たちの目を通し回想という流れで描かれていく。
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  1. 2006/09/25(月) 15:04:09|
  2. 少年・少女映画(『クララの森・少女愛惜』へ!)|
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リッキー・シュローダー:RICKY SCHRODER

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リッキー・シュローダー:RICKY SCHRODER

『チャンプ』でデビューし一躍”リッキー坊や”と大人気子役スターとなった。『チャンプ』(1979年)が9歳、『リトル・プリンス』(1981年)が11歳。童子として最も可愛い頃を、こうして映像と共に残されているのって素敵なことに思う。子役時代にスターになったお方は男女を問わず、その後はかなり困難。でも、今もリック・シュローダーとして役者は続けている。それにしても、女の子みたいに可愛い♪19世紀の英国の貴族社会とアメリカを行き交う天使のようなセドリック少年。ブロンドの髪とブルーの瞳、そして、そばかすがいっぱい。先に読んだ『小公子』の世界が、この映画と共に私の中に今もいる。 

  1. 2006/09/20(水) 17:10:11|
  2. 銀幕の少年少女たち(『クララの森・少女愛惜』へ!)|
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コルチャック先生

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コルチャック先生/KORCZAK ポーランド/西ドイツ/フランス合作映画

監督:アンジェイ・ワイダ
製作:レギーナ・ツィグラー、ヤヌシュ・モルゲンスターン、ダニエル・トスカン・デュ・プランティエ
脚本:アンジェイ・ワイダ
撮影:ロビー・ミューラー
音楽:ヴォイチェフ・キラール

出演:ヴォイチェフ・プショニャック、エヴァ・ダルコウスカ、ピョートル・コズロウスキー、マルツェナ・トリバラ、ヴォイチェク・クラタ、アダム・シィミオン、アンナ・ネフレベツカ

ポーランド伝説の人、ヤヌシュ・コルチャック(本名はヘンリク・ゴールドシュミット)の物語。アンジェイ・ワイダ監督は20余年もの構想の後に映画化を実現。この「コルチャック先生」を描くことはワイダ監督の生涯の課題の一つでもあったという。コルチャックを演じる、ワイダ作品ではお馴染みのヴォイチェフ・プショニャックは言葉に出来ない程素晴らしい!それに尽きると言える程。

コルチャックはユダヤ人一家の出身だったけれど、ポーランド人社会の中で多忙に過ごしていた。小児科医(世界初の)として、作家として、孤児院の院長として、子供達の川遊びを見守りながら楽しい日々を。しかし、ナチスの迫害は日増しに激化していた。コルチャックはユダヤ人をあらわす腕章を付けていなかったことから、咎められ拘留される(しかし、その後も腕章を付けることは決してしなかった)。子供達の食料を確保するために、ゲットー内の裕福な人達や慈善家の住まいを訪問しながらも、近づいて来る”死”というものを子供達に理解させるために、お芝居をさせた。タゴールの『郵便局』。コルチャックにとって自分の誇りや名誉はもはや不必要だったので、成金の男性や居酒屋に集う密輸業者達から献金してもらったり。すべて子供達の命のため。

この映画はお涙頂戴ものではない。表象的な博愛主義でもない。コルチャックの孤児達200人をナチスがトレブリンカ収容所へ連れて行く日がやってきた。子供達には用意しておいた一番良い洋服を着せ、ユダヤ人の印「ダビデの星」の旗を高く掲げ、コルチャックは先頭に立ち汽車に乗る。子供達がもっとも彼を必要とする時に傍にいてやること、彼等の尊厳を守ってやることが最後の願いだった。そして、彼は子供たちと共に死を迎えた。モノクロの美しい映像は悲劇を描きながらも、清澄で優しい情感に溢れている。故に、涙が止まらないけれど美しい心に酔う。そして、とても大切なことを教えて頂いたのだと嬉しくなる。そんな大好きな作品。




  1. 2006/09/20(水) 15:59:06|
  2. 伝記・実在の人物を描いたドラマ|
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コルチャック先生

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コルチャック先生/KORCZAK ポーランド/西ドイツ/フランス合作映画

監督:アンジェイ・ワイダ
製作:レギーナ・ツィグラー、ヤヌシュ・モルゲンスターン、ダニエル・トスカン・デュ・プランティエ
脚本:アンジェイ・ワイダ
撮影:ロビー・ミューラー
音楽:ヴォイチェフ・キラール

出演:ヴォイチェフ・プショニャック、エヴァ・ダルコウスカ、ピョートル・コズロウスキー、マルツェナ・トリバラ、ヴォイチェク・クラタ、アダム・シィミオン、アンナ・ネフレベツカ

ポーランド伝説の人、ヤヌシュ・コルチャック(本名はヘンリク・ゴールドシュミット)の物語。アンジェイ・ワイダ監督は20余年もの構想の後に映画化を実現。この「コルチャック先生」を描くことはワイダ監督の生涯の課題の一つでもあったという。コルチャックを演じる、ワイダ作品ではお馴染みのヴォイチェフ・プショニャックは言葉に出来ない程素晴らしい!それに尽きると言える程。

コルチャックはユダヤ人一家の出身だったけれど、ポーランド人社会の中で多忙に過ごしていた。小児科医(世界初の)として、作家として、孤児院の院長として、子供達の川遊びを見守りながら楽しい日々を。しかし、ナチスの迫害は日増しに激化していた。コルチャックはユダヤ人をあらわす腕章を付けていなかったことから、咎められ拘留される(しかし、その後も腕章を付けることは決してしなかった)。子供達の食料を確保するために、ゲットー内の裕福な人達や慈善家の住まいを訪問しながらも、近づいて来る”死”というものを子供達に理解させるために、お芝居をさせた。タゴールの『郵便局』。コルチャックにとって自分の誇りや名誉はもはや不必要だったので、成金の男性や居酒屋に集う密輸業者達から献金してもらったり。すべて子供達の命のため。

この映画はお涙頂戴ものではない。表象的な博愛主義でもない。コルチャックの孤児達200人をナチスがトレブリンカ収容所へ連れて行く日がやってきた。子供達には用意しておいた一番良い洋服を着せ、ユダヤ人の印「ダビデの星」の旗を高く掲げ、コルチャックは先頭に立ち汽車に乗る。子供達がもっとも彼を必要とする時に傍にいてやること、彼等の尊厳を守ってやることが最後の願いだった。そして、彼は子供たちと共に死を迎えた。モノクロの美しい映像は悲劇を描きながらも、清澄で優しい情感に溢れている。故に、涙が止まらないけれど美しい心に酔う。そして、とても大切なことを教えて頂いたのだと嬉しくなる。そんな大好きな作品。



  1. 2006/09/20(水) 01:04:40|
  2. 戦争・ホロコースト|
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フライトプラン

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フライトプラン:FLIGHTPLAN
2005年 アメリカ映画 ロベルト・シュヴェンケ監督

出演:ジョディ・フォスターショーン・ビーンピーター・サースガード、マーリーン・ローストン、エリカ・クリステンセン、ケイト・ビーハン

ジョディ・フォスターの復帰主演作だというのに劇場で観ていない。好きな女優さまなので落ち着いて観たい。やっと先日観る事が出来た。ジョディは航空機設計士という役でその最新型の豪華で大きな飛行機。その中での密室サスペンス。そして高度一万メートル。(高所と閉所恐怖症の私はその設定だけでもハラハラしてしまう。)ご覧になられた方も多いと思うのだけれど、犯人分かりますよね?!って思った。私はあまり推理力に長けてる方ではないのに、結構最初の方からカーソン(ピーター・サースガード)が怪しい感じがしていた。相棒がいた事までは分からなかったけれど。でも、もしかするとカイル(ジョディ)の妄想なのかな?と思ったり。機長役が凛々しくキマッテいた!ショーン・ビーンも含めてみんなに騙されてるのかな?ともちょっと...。ジュリアン・ムーアの『フォーガットン』と少しダブルところがあったりして。母親と子供という設定なので。

娘ジュリア(マーリーン・ローストン)は少しの台詞しかなかったけれど可愛い少女だった。そのジュリアと一緒に最初に機内に乗り、ジュリアは窓際の窓ガラスにハートマークを小さな指で描いていた。そのマークをなぞるカイル。彼女の妄想ではない!とハッキリしていく。もう少し、二転三転するお話展開だともっと良かったかも?でも、ジョディはカッコイイ!彼女の存在感が大きいので一人目立っていたように思うのは贔屓目だろうか。そして、母は強いものだなぁ~と。絆というものは目に見えない強さ。そんなことを『フォーガットン』も同様に感じたこと。

それにしても、この様な役はジョディのイメージみたいになっているのかも。でも、これからも色んな役を演じたり監督したりするのだと思うので、今後の作品が楽しみ♪そして、あのブルーな瞳は相変わらず美しかった!


  1. 2006/09/12(火) 08:51:28|
  2. サスペンス・ミステリー・ハードボイルド|
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ビヨークの『ネズの木』~グリム童話より~

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1986年 アイスランド映画

監督:ニーツチュカ・キーン
製作:ニーツチュカ・キーン
原作:グリム兄弟
脚本:ニーツチュカ・キーン
撮影:ランディ・セラーズ
音楽:ラリー・リプキス

出演:
ビョーク
ブリンディーズ・ペトラ・ブラガドゥティル
ヴァルディマール・オルンフリーゲンリング
ゲイルロイグ・スンナ・ポルマル

ビヨークの「ネズの木」/THE JUNIPER TREE

◆あらすじ◆
中世アイスランドの片田舎で、魔女裁判により母親を殺されたカトラ(ブリンディーズ・ペトラ・ブラガドゥティル)とマーギット(ビヨーク)姉妹。彼女たちは放浪の末、農夫ヨハン(ヴァルディマール・オルンフリーゲンリング)と息子ヨナス(ゲイルロイグ・スンナ・ポルマル)と知り合い、カトラは魔法を用いてヨハンの妻となる。しかし、ヨナスはカトラに馴染まず、マーギットと仲良くなっていく。そんなある日、マーギットの前に死んだ母の霊が現れ、彼女のなかに眠る魔力を呼び覚まそうとする。

★2000年の『ダンサー・イン・ザ・ダーク』は世界中で大ヒット!カンヌ国際映画祭ではパルムドールと最優秀女優賞(ビヨーク)を受賞した。そんなお陰で、日本でも初登場となったこの『ネズの木』は、実はビヨークの映画デビュー作品で20歳の頃のもの。ビヨークのお顔や小さな体型は今も年齢不詳なある少女性を維持し続けているように思う。日本人ぽいお顔は幼少の頃から友人たちからも指摘されていたそうで、そんな事からか日本が好きだと仰る。このグリム童話の「ネズの木」を大きくアレンジしての映画化。名作!とか感動作!とか...とは違う。ただ、とてもいつまでも映像の醸し出す雰囲気が印象的に私の中に焼き付いている。長年お蔵入りしていたのも納得というか、ある種のカルト作品なのだろう。アイスランドの荒涼とした自然の中、淡々とモノクロームな暗い映像。ドキリとするシーンもある。

子供の頃に児童書として読む童話の世界はロマンティックでメルヘンな世界。しかし、私が大人になっていく中でもう少し違う感覚で読み直してみたり、こうして映画の世界で鑑賞したりする内に、童話やおとぎ話の世界にはかなり残酷なものがあると気づく。この映画はそんな残酷性をさらにつよく打ち出して描写しているので、綺麗な明るい世界ではなく、かなり、とっても!ダーク・ファンタジー。日本の童謡、わらべ歌にしても歌詞をよく読むととてもギョっとする時がある。子供の世界も、少女の世界も同じようにただ可愛いだけではなく時にドキリとする残酷性が顔を出す時がある。これは一概には言えないけれど...。私の好きな世界にはメルヘンとアンチ・メルヘンがあるのだと思う。なので、全ての方がお好きになる映画ではないだろうけれど、私は好き。とっても!でもなく。

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』は観て良かったとは思うけれど、個人的に好きな映画ではない。こんなにやるせない、怒りの様な涙が止まらなかった映画はない。しかし、それ程のインパクト、作品の力があるという事で、ラース・フォン・トリアー監督の世界は独特なものがあるのだと思う。新作が出ればやっぱり観てしまうのだから。ビヨークは好き嫌いの分かれるアーティストだと思う。でも、あの歌声が聞こえるとすぐに「あっ、ビヨーク!」と分かる、そんな唯一無比のヴォーカリストである事は間違いないように思う。音楽性も幅広いのでファン層も広いのではないだろうか。私はシュガーキューブスで知ったので、その衝撃はとても大きなものだった。アイスランド語ヴァージョンというものも有ったりして、当時レコード屋さんで彼らのシングルを入手するのは結構大変だった。ビヨークの音楽についてはまた追々。この『ネズの木』の中でもビヨークの歌声が聴けるのもファンのお方には嬉しいところだと思う。



  1. 2006/09/04(月) 18:05:57|
  2. 少年・少女映画(『クララの森・少女愛惜』へ!)|
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