★音楽と映画の宝石箱★ナルキッソスの鏡あるいは自惚れ鏡☆愛してやまない世界に愛を込めて♪

楽の音は、小声で歌われる歌詞が消えても思い出の中でこだまする。by パーシー・ビッシュ・シェリー

『羊たちの沈黙』について語るアンソニー・ホプキンス

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「おのれの精神という下水に住んでいる男を思った。地下にうごめく生き物といったものを感じとりたいと思った。暗闇に潜む、高い教養を身につけた地下生物だ。」

「カメラに向かって立つ前に、ひじょうに強いイメージをもっていなければならない。レクターの場合は、まず最初に声を決めた。あとは簡単だった。脚本を読んでいると、頭の中で二つの声が混じり合って聞こえた。それを使わせてもらった。」

アンソニー・ホプキンス「スクリーン・デビュー」より


★その声というのは、故トルーマン・カポーティと、映画デビュー作(1968年の「冬のライオン」)で共演した母親役のキャサリン・ヘプバーン。

(追記)
★ジョディ・フォスターはこの映画の撮影中、毎日ずっと怖かったとインタビューで語っていた。


「羊たちの沈黙」:THE SILENCE OF THE LAMBS
1990年 アメリカ映画 ジョナサン・デミ監督
出演:ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス、スコット・グレン、テッド・レヴィン


  1. 2005/04/15(金) 08:25:54|
  2. 映画人語録・好きな台詞|
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『山猫』 ルキノ・ヴィスコンティ監督 (1963年)

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「山猫」:IL GATTOPARDO 
1963年 イタリア/フランス合作映画 ルキノ・ヴィスコンティ監督

出演:バート・ランカスター、アラン・ドロン、クラウディア・カルディナーレ、ジュリアーノ・ジェンマ、オッタヴィア・ピッコロ、ピエール・クレマンティ、セルジュ・レジアニ 
音楽:ニーノ・ロータ

一等大好きな映画監督さまというと躊躇無く「ルキノ・ヴィスコンティ!」な私はきっと生涯変わらないだろう!どの作品も素晴らしいとしか言えないけれど、まだヘルムート・バーガーが見出される前のヴィスコンティ・スターはアラン・ドロンだった(その後凄い勢いで世界的スターとなっていく)。前回から続いてのアラン・ドロン作品なのだけれど、まだ20代後半時の顎の線などとてもシャープでキリリとした美麗なお顔が堪能出来る1963年の「山猫」を。

ヴィスコンティ作品では1960年の「若者のすべて」に続く出演作のアラン・ドロン。アメリカのバート・ランカスター、イタリアのクラウディア・カルディナーレ、そしてフランスのアラン・ドロンという3人が主要な役柄。他にも、ジュリアーノ・ジェンマやピエール・クレマンティという豪華な顔ぶれが並ぶ。

貴族社会を充分にご存知なヴィスコンティならではの視点。この映画では貴族の没落してゆく悲哀、シチリアの庶民達、立ち上がる独立運動の勢力を美しく描いている。野性的なイメージだったバート・ランカスターやクラウディア・カルディナーレ、さらにアラン・ドロンは貴族の世界とは程遠い貧しい生まれのお方。しかし、ヴィスコンティ映画の中ではどなたも素晴らしく優雅で煌びやかなのだ。ヴィスコンティが"赤い貴族"と呼ばれるのも分かる。彼の視線はいつも活力のある生き生きとした人々に向かう。なので、アラン・ドロンはよく貧しい育ちの事や教養の無さを指摘されて来た様だけれど、人間はそういう事で測る事など出来ないのだ。神様はそんなアラン・ドロンに絶世の美男子としての容姿を授けられた。そして、ただ美しいだけではないどこか翳りのある役柄が多いのはその内面から滲み出るものなのだろうとも思う。それにしても、ヴィスコンティは見事なキャスティングだ、どの作品も。完璧!なのだ。それは映像美術として全て。

バート・ランカスター(「家族の肖像」も素晴らしい!)演じるサリーナ公爵はヴィスコンティの分身(化身)という見方も出来る。とにかく豪華絢爛な大舞踏会のダンスシーンは圧巻!!映画館で観たのはもう20年以上前なのに今も目に浮かぶ...このような映像美を越えるものは無いと思う(個人的ながら)。

ようやくこの3時間強(ヴィスコンティ作品は長編大作が多い)の完全イタリア語版でのDVD化が決定した。古びても鮮やかな記憶がまたさらに華麗に甦るのだと思うと感無量!


  1. 2005/04/15(金) 05:18:28|
  2. アラン・ドロン|
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山猫

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「山猫」:IL GATTOPARDO 
1963年 イタリア/フランス合作映画 ルキノ・ヴィスコンティ監督

出演:バート・ランカスターアラン・ドロンクラウディア・カルディナーレジュリアーノ・ジェンマ、オッタヴィア・ピッコロ、ピエール・クレマンティ、セルジュ・レジアニ 
音楽:ニーノ・ロータ

一等大好きな映画監督さまというと躊躇無く「ルキノ・ヴィスコンティ!」な私はきっと生涯変わらないだろう!どの作品も素晴らしいとしか言えないけれど、まだヘルムート・バーガーが見出される前のヴィスコンティ・スターはアラン・ドロンだった(その後凄い勢いで世界的スターとなっていく)。前回から続いてのアラン・ドロン作品なのだけれど、まだ20代後半時の顎の線などとてもシャープでキリリとした美麗なお顔が堪能出来る1963年の「山猫」を。

ヴィスコンティ作品では1960年の「若者のすべて」に続く出演作のアラン・ドロン。アメリカのバート・ランカスター、イタリアのクラウディア・カルディナーレ、そしてフランスのアラン・ドロンという3人が主要な役柄。他にも、ジュリアーノ・ジェンマピエール・クレマンティという豪華な顔ぶれが並ぶ。

貴族社会を充分にご存知なヴィスコンティならではの視点。この映画では貴族の没落してゆく悲哀、シチリアの庶民達、立ち上がる独立運動の勢力を美しく描いている。野性的なイメージだったバート・ランカスタークラウディア・カルディナーレ、さらにアラン・ドロンは貴族の世界とは程遠い貧しい生まれのお方。しかし、ヴィスコンティ映画の中ではどなたも素晴らしく優雅で煌びやかなのだ。ヴィスコンティが"赤い貴族"と呼ばれるのも分かる。彼の視線はいつも活力のある生き生きとした人々に向かう。なので、アラン・ドロンはよく貧しい育ちの事や教養の無さを指摘されて来た様だけれど、人間はそういう事で測る事など出来ないのだ。神様はそんなアラン・ドロンに絶世の美男子としての容姿を授けられた。そして、ただ美しいだけではないどこか翳りのある役柄が多いのはその内面から滲み出るものなのだろうとも思う。それにしても、ヴィスコンティは見事なキャスティングだ、どの作品も。完璧!なのだ。それは映像美術として全て。

バート・ランカスター(「家族の肖像」も素晴らしい!)演じるサリーナ公爵はヴィスコンティの分身(化身)という見方も出来る。とにかく豪華絢爛な大舞踏会のダンスシーンは圧巻!!映画館で観たのはもう20年以上前なのに今も目に浮かぶ...このような映像美を越えるものは無いと思う(個人的ながら)。

ようやくこの3時間強(ヴィスコンティ作品は長編大作が多い)の完全イタリア語版でのDVD化が決定した。古びても鮮やかな記憶がまたさらに華麗に甦るのだと思うと感無量!


  1. 2005/04/15(金) 05:17:44|
  2. ルキノ・ヴィスコンティ|
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