★音楽と映画の宝石箱★ナルキッソスの鏡あるいは自惚れ鏡☆愛してやまない世界に愛を込めて♪

楽の音は、小声で歌われる歌詞が消えても思い出の中でこだまする。by パーシー・ビッシュ・シェリー

『勝手にしやがれ』 ジャン=リュック・ゴダール語録

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「アメリカ人女性のパトリシアは心理的レベルの存在、青年ミシェルは詩的レベルの存在です。ふたりは言葉を交わし、同じ言葉を使っていても、同じ意味で話しあってはいない。よくあることです。」

「ベルモンドが演じる主人公は、私自身の友人で、始終旅行していて、密輸か何かやっているんじゃないかと私が思っている男から発想しています。その男も、死ぬことしか考えていない人間で。ベルモンド演じる主人公と私とは、社会的存在としてはまったく違うけれども、違う分だけ、モラルの面ではいっそう近いでしょう。多分にアナーキーな点でね。」

ジャン=リュック・ゴダール「1960年3月18日<ル・モンド>紙」より
聞き手:イヴォンヌ・バビー


「勝手にしやがれ」:A BOUT DE SOUFFLE
1959年 フランス映画 ジャン=リュック・ゴダール監督
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ、ダニエル・ブーランジェ、ジャン=ピエール・メルヴィル


  1. 2005/04/13(水) 08:32:46|
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『フリック・ストーリー』 ジャック・ドレー監督 (1975年)

フリック・ストーリー デジタル・リマスター版フリック・ストーリー:FLIC STORY
1975年 フランス/イタリア合作映画 
監督:ジャック・ドレー 出演:アラン・ドロン、ジャン=ルイ・トランティニャン、クロディーヌ・オージェ、レナート・サルヴァトーリ、ポール・クローシェ 音楽:クロード・ボラン

アラン・ドロンのフィルモグラフィーを調べてみた。まだ20程未見のものがあるけれど、50以上は観ていると知る。日記を綴れない日でも映画はほぼ毎日観ているので、実は先月は「レッド・サン」(これは三船敏郎氏が格好良かったなぁ〜!)を観ていたりとアラン・ドロン作品はとても頻繁に馴染み深いもの。何を観ようかなぁ〜って選ぶのが楽しい程に好きな映画がいっぱい。

この「フリック・ストーリー」は刑事物語。実話を基に製作されたもので、監督はジャック・ドレー。アラン・ドロンは製作と主演。ドレー作品には数多く出演していてどれも好き。でも、「フリック・ストーリー」ではジャン=ルイ・トランティニャンとの共演が実現したものでどちらのファンでもある私には、とても豪華なのだ。刑事ロジェ・ボルニシュ(実在の人物)役のアラン・ドロンの恋人カトリーヌ役はクロディーヌ・オージェだし、凶悪犯エミール・ビソン(トランティニャン)の仲間の中にはレナート・サルヴァトーリやポール・クローシェも居る。他の作品でも共演している人達でこの脇役の顔ぶれも嬉しい。

それにしても、カッコイイ!!アラン・ドロン。煙草をくわえながら電話でお話するシーンや、整えた髪の前髪が少し崩れる時、トレンチコートの襟を立てて歩くシーン、バゲットを囓りながら見張りをしたり...この時40歳なのであの美しいお顔に渋みが出て来て、この様な刑事役や殺し屋などの犯罪劇に円熟味が増すというだろうか...この刑事役のアラン・ドロンと、極悪非道な脱獄犯役のトランティニャン。このお二人が主演とも言える。終わり間近でやっと、お二人が並んで車に乗ったり、会話がなされるのだけれど、そんなシーンが映像に残っていて嬉しくて仕方がない。どちらもフランスを代表する素晴らしい俳優さまである事は好き嫌いはあるだろうが誰も否定出来ないだろう!!

ジャン=ルイ・トランティニャンは寡黙でニヒルな役もよくお似合い。アラン・ドロンの翳りとはまた違ったひんやりとした佇まいがある。お二人が一緒の車中で一瞬見せるトランティニャンの微笑みがとても素敵だった!取り調べをしている内に、何かロジェはエミールにある共感を感じていると語る。ただ善良な刑事なんて似合わないアラン・ドロンなので、この言葉とこの歴史的共演が全てだと思えてならない名作。

アラン・ドロンよりも少し年上のトランティニャンがまだ現役なのは嬉しい。娘さんのマリー・トランティニャンは2003年にお亡くなりになった(このお方も素敵だったのに!)のは信じたくない悲劇だ...。そんな事も考えたりしてしまう。


  1. 2005/04/13(水) 04:40:34|
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フリック・ストーリー

フリック・ストーリー:FLIC STORY
1975年 フランス/イタリア合作映画 ジャック・ドレー監督

出演:アラン・ドロンジャン=ルイ・トランティニャンクロディーヌ・オージェレナート・サルヴァトーリポール・クローシェ
音楽:クロード・ボラン

アラン・ドロンのフィルモグラフィーを調べてみた。まだ20程未見のものがあるけれど、50以上は観ていると知る。日記を綴れない日でも映画はほぼ毎日観ているので、実は先月は「レッド・サン」(これは三船敏郎氏が格好良かったなぁ〜!)を観ていたりとアラン・ドロン作品はとても頻繁に馴染み深いもの。何を観ようかなぁ〜って選ぶのが楽しい程に好きな映画がいっぱい。

この「フリック・ストーリー」は刑事物語。実話を基に製作されたもので、監督はジャック・ドレーアラン・ドロンは製作と主演。ドレー作品には数多く出演していてどれも好き。でも、「フリック・ストーリー」ではジャン=ルイ・トランティニャンとの共演が実現したものでどちらのファンでもある私には、とても豪華なのだ。刑事ロジェ・ボルニシュ(実在の人物)役のアラン・ドロンの恋人カトリーヌ役はクロディーヌ・オージェだし、凶悪犯エミール・ビソン(トランティニャン)の仲間の中にはレナート・サルヴァトーリポール・クローシェも居る。他の作品でも共演している人達でこの脇役の顔ぶれも嬉しい。

それにしても、カッコイイ!!アラン・ドロン。煙草をくわえながら電話でお話するシーンや、整えた髪の前髪が少し崩れる時、トレンチコートの襟を立てて歩くシーン、バゲットを囓りながら見張りをしたり...この時40歳なのであの美しいお顔に渋みが出て来て、この様な刑事役や殺し屋などの犯罪劇に円熟味が増すというだろうか...この刑事役のアラン・ドロンと、極悪非道な脱獄犯役のトランティニャン。このお二人が主演とも言える。終わり間近でやっと、お二人が並んで車に乗ったり、会話がなされるのだけれど、そんなシーンが映像に残っていて嬉しくて仕方がない。どちらもフランスを代表する素晴らしい俳優さまである事は好き嫌いはあるだろうが誰も否定出来ないだろう!!

ジャン=ルイ・トランティニャンは寡黙でニヒルな役もよくお似合い。アラン・ドロンの翳りとはまた違ったひんやりとした佇まいがある。お二人が一緒の車中で一瞬見せるトランティニャンの微笑みがとても素敵だった!取り調べをしている内に、何かロジェはエミールにある共感を感じていると語る。ただ善良な刑事なんて似合わないアラン・ドロンなので、この言葉とこの歴史的共演が全てだと思えてならない名作。

アラン・ドロンよりも少し年上のトランティニャンがまだ現役なのは嬉しい。娘さんのマリー・トランティニャンは2003年にお亡くなりになった(このお方も素敵だったのに!)のは信じたくない悲劇だ...。そんな事も考えたりしてしまう。

  1. 2005/04/13(水) 04:39:18|
  2. フィルム・ノワール|
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