★音楽と映画の宝石箱★ナルキッソスの鏡あるいは自惚れ鏡☆愛してやまない世界に愛を込めて♪

楽の音は、小声で歌われる歌詞が消えても思い出の中でこだまする。by パーシー・ビッシュ・シェリー

『少女ムシェット』 ロベール・ブレッソン語録

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『少女ムシェット』は、人が故意に眼をそむけようとしている残酷さと悲惨さを暴露しています。

残酷さはいたるところにあります。戦争、拷問、強制収容所、老人を殺害する若い男女などに見られます。オスカー・ワイルドは、「普通の残酷さは単純に愚かさから生じています。それはイマジネーションが完全に欠乏しているからです。」というような意味の事を述べています。確かにイマジネーションの欠乏が残酷さにつながります。第二次世界大戦が勃発した頃、私は軍の宿営地で1人の兵士が家兎の皮を剥いでいるいるのを見て、ギクッとさせられたことがありました。

インタビュー記事「監督ブレッソンは語る」より
聞き手:ジョルジュ・サドゥール


「少女ムシェット」:MOUCHETTE
1967年 フランス映画 ロベール・ブレッソン監督
出演:ナディーヌ・ノルティエ、ジャン・クロード・ギルベール、マリア・カルディナール


  1. 2005/04/12(火) 08:33:14|
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ジョディ・フォスターのライオン物語

ジョディ・フォスターのライオン物語:Napoleon and Samantha
1972年 アメリカ映画 バーナード・マキヴィーティ監督

出演:ジョディ・フォスタージョニー・ホワィティカーマイケル・ダグラス

念願のジョディ・フォスターの初主演映画を観た。可愛いまだ10歳(撮影中は9歳かも?)の頃のもの。思わず、この頃からあの涼しげな表情なので嬉しくて「可愛い〜可愛い〜」って言いながら観ていた。一人で観ているのに思わず声を出してしまう事がある。とにかくあの目つきは今も変わらない。

原題のように、ナポレオンという少年とサマンサという少女の冒険物語。この少年役の方の事は全く何も知らないけれど、柔らかい鮮やかなブロンドのソフトカーリー・ヘアーとそばかすが印象的だった。忘れてはならない主役がもう一人(?)。雄のライオンの少佐という名のナポレオンが飼っている、元サーカス団にいたライオン。私は子供の頃から動物園に行くと何よりもライオンが見たくて走って行ったものだ。それも鬣のある雄のライオンが大好きなのだ。この少佐が活躍する場面もあるので嬉しかった。

この映画はウォルト・ディズニー製作もの。ジョディ・フォスターが有名になったのでこの様な邦題が付けられたのだろう。途中からダニーという青年が登場。マイケル・ダグラスなのだけれど、凄くお若い。私はあまり興味はないけれど爽やかな好青年役だった。(お父様のカーク・ダグラスの方が好き!)

ナポレオンは祖父と少佐と暮らしていたけれど、祖父の死が訪れ孤児院に預けられる事を避ける為に、友人のサマンサと相談して、祖父の死を隠す事に。死体を山に埋めたりする(ちょっと、後の「白い家の少女」を連想してしまった)のだけれど、村の人々は姿を見ないので不信に思い出す。そこで、二人はダニーの住む家までの冒険の旅に出るのだ。その道中、幼い子供には危険や困難な事が起こる。それでも、めげずに到着する。少佐に乗ったり、尻尾を持って歩いたり、とにかく百獣の王ライオンが本物なので、ドキドキしたりワクワクしながら観ていた。

最後は結局、警察や大人の人達によって保護されるのだけれど、それまでの子供ならではの発想や真剣さはとても愛らしく思え、大人になるにつれ忘れてしまう事、耐えなくてはならない事...そんな事をライオンと一緒の冒険として描いているので、子供の頃にも観ていたかったなぁ〜とも思った。

少女ジョディの可愛らしさと格好いいライオンをもっと観たかった。それにしても、天才子役と讃えられオスカー女優で監督もされるまだまだお若いジョディ。レズビアン宣言をしパリの街を女性と子供を連れ闊歩するジョディ。あの涼しい眼差しと意志の強さを感じる歩き方は生まれつきなのだ。IQもとんでもない高さだというし、凄いお方だ。この稀なる女優さまはこれまたお気に入りのクレア・デインズを起用して監督作品を製作予定だとも。わぁ〜、楽しみ!楽しみ!


  1. 2005/04/12(火) 04:34:17|
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