上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- --/--/--(--) --:--:--|
- スポンサー広告|
-
トラックバック(-)|
-
コメント(-)

〜VELVET MOON 15周年記念パーティー〜
『VELVET MOON 15th ANNIVERSARY☆SPECIAL PARTY MIX』
2009年5月29日(金)
場所:CLUB NOON
大阪市北区中崎西3-3-8JR京都線高架下
TEL:06-6373-4919
時間:OPEN&START:8:00〜ALL NIGHT
前売:2500yen 当日:2800yen (共に1ドリンク付)
※前売り予約を頂きました皆様と、当日先着順となりますが合計100名様に、VELVET MOON記念ステッカーをプレゼント!ご予約はこの「お問い合わせ」から件名「VELVET15周年イベント予約」で、「お名前と人数など」をお知らせください。直接chouchou宛にご連絡くださっても結構です♪
《LIVE》
サエキけんぞう&クラブ・ジュテーム
シモーヌ深雪
アリスセイラー&ダメージディストーション
Les Cappuccino
The Penelopes
boyfriend’s dead
MINE
葡萄屋
ポニ×カル
秋葉原紫音
微炭酸ガール
ザ・ラブ・スパイ
ど〜るぱむふゅ〜
天憑
《DJ》
zoe (sub-culture)
yohei (club noon)
bghs (boyfriend’s dead)
yamaten et chouchou (velvet moon)
《VJ》
K2
《写真》
U.Takeshi
《物販ブース》
VELVET MOON
乙女屋
CANDYJANE
メルヘソ
melche shutilforc
《FOOD》
チカフェ
※ご出演頂く皆様、スタッフの皆様、応援くださる皆様、当日は長丁場となります。不手際も多々あるかと思いますが、どうぞ宜しくお願い致します!
★皆様、いつもお世話になっております。
出演者の皆様の販売CDやグッズもございます。
ご多忙だとは思いますが、是非ご参加ください☆
どうぞ宜しくお願い致します!
- 2009/05/11(月) 17:56:34|
- 個人的な大ニュース!|
-
トラックバック:0|
-
コメント:6
☆美しいジョディ♪私は子供の頃から映画が大好きで今に至る。両親の影響は大きく古い映画に好きな作品が多いけれど、同時代的な作品も平行して観ることも続けている。ジョディ・フォスターは私よりお姉様だけれどまだ40代なのにこのキャリア。ジョディやナスターシャ・キンスキーは同時代的な女優さまとして、今もずっと大切な存在。この女性版『狼よさらば』とも言われる『ブレイブ ワン』は賛否両論のようだ。愛する恋人を殺されその復讐をしてゆく女性エリカ(ジョディ)の姿...。
私は好きな映画だった。けれど、理由はすべてジョディ・フォスターという女優さまの魅力に尽きる!復讐が良いとか悪いかとはまた別のことで、ただただこのエリカに釘付けとなっていた。このような強い女性を演じるジョディはハマリ役なのかもしれない。あの知的で涼しいクールな瞳。小柄なのだけれどとってもかっこいい!このDVDのジャケットと同じ大きなポスターが貼られていた。宣伝用のものでよく伺うレンタル屋さんに。あまりにも素敵なので見上げてぽお〜っとしていたら、お優しい店員さまが貼りかえる時にくださると仰った。そして、本当に頂いた。稀なる女優のおひとり。子役から生き残るだけでも大変なこと。なのに、オスカー2度獲得!ずっと作品を追う、これからも。美しく年を重ね、強い意志と信念。あの凛々しいお姿にジョディ・フォスターの歴史が刻まれている。50代、60代のジョディも楽しみ!観る者をひきつける力。私は単純にその魅力に引き込まれていたい。映画の素晴らしさや観方は様々だけれど、観終えた私はひとりで”かっこいい!ジョディ素敵!”を連呼していた。その心の喜びは私に何かしらのエネルギーを与えてくださるのだろう。私のミューズのおひとり。IQは180とも200とも言われる。小さな頃から働いてきたジョディは家族を支えてきたのだろう。父親不在の家庭。
ジョディのお話はひとつの作品から長々と続く。少女時代の作品は『クララの森・少女愛惜』にカテゴリーがあるので追々に。こちらの更新が止まっていたけれど、最近観たもので感想をメモしておきたい感動した映画がまだまだあるけれど、その時に書かないと気持ちが違うのでタイミングを逃しがち。ニール・ジョーダン監督作品、結構好き!この『ブレイブ ワン』の製作者の名にジョディもいる。次の『幸せの1ページ』はまったく違う役柄を演じたジョディ。これからも色んな役を演じて頂きたいな☆
![ブレイブ ワン 特別版 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51va07n4AhL._SL160_.jpg) | ブレイブ ワン/THE BRAVE ONE 2007年・アメリカ/オーストラリア合作映画 監督:ニール・ジョーダン 音楽:ダリオ・マリアネッリ 出演:ジョディ・フォスター、テレンス・ハワード、ナヴィーン・アンドリュース、メアリー・スティーンバージェン |
- 2009/03/05(木) 09:48:32|
- サスペンス・ミステリー・ハードボイルド|
-
トラックバック:0|
-
コメント:1

滅びゆくカトリック貴族を描くイギリスの本格文芸ドラマ
『僕はあの夏、美しい青年に愛された。』
3月18日(水)、ウォルト ディズニースタジオ ホームエンターテイメントより、『ラブ・アクチュアリー』・『ハリー・ポッター』シリーズ出演、アカデミー賞受賞のエマ・トンプソン主演、『パフュームある人殺しの物語』でその名を一躍有名にしたベン・ウィショー主演の本格派イギリス文芸ドラマ『情愛と友情』がDVDリリース!
『情愛と友情』は、アメリカでベストセラーとなったイギリス文学の傑作「Brideshead Revisited」(イーヴリン・ウォー著)を映画化した作品として注目を集め、豪華実力派俳優が出演、また、『キンキー・ブーツ』でその力量が高く評価された監督ジュリアン・ジャロルドら、イギリス出身の英知が結集し深遠なテーマを綴った秀作です。
【作品情報】
『情愛と友情』
3月18日(水)発売・同日レンタル開始!
3,990円(税込み)
発売元:ウォルト ディズニー スタジオ ホーム エンターテイメント
予告公式サイト◆本作のDVDリリースを記念しまて、1名様に『情愛と友情』DVDのプレゼントを実施致します。◆
ご希望のお方は以下のBRIGITTE内の「お問い合わせフォーム」よりお願い致します。
→「お問い合わせフォーム」はこちら♪件名欄に→『「情愛と友情」DVD・プレゼント希望』、お問い合わせ内容欄に→お名前・ご住所・お電話番号 をご記入して送信してください。
締め切りは3月末日とさせて頂きます。
当選者の方には4月初旬に発送を持ちましてご連絡させて頂きます。
どうぞ宜しくお願い致します。
(C)Buena Vista Home Entertainment, Inc.
- 2009/03/03(火) 23:09:37|
- 個人的な大ニュース!|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
☆素敵なデルフィーヌ・セイリグとエドワード・フォックス♪原作フレデリック・フォーサイスの小説の映画化である『ジャッカルの日』。この映画を昨年秋頃に、どれ位ぶりだろう...とっても久しぶりに観てかなり愉しかった。直ぐに書いておかないと忘れるのにと思いながらバタバタしていたもので今頃。最初に観た理由はいつもの如く、お目当てである女優さま!デルフィーヌ・セイリグが出演されていると教えて頂いたので。”いつ、登場されるのか?”とその事しか覚えていない状態で久しぶりに観返す機会に恵まれた。とっても素晴らしい!!カッコいい!!のです。エドワード・フォックスが!!
1962年8月26日、フランスの大統領ドゴール暗殺の殺し屋として英国から任務を受けやって来たのがジャッカルなる男性(エドワード・フォック)。原作を読んでいないのだけれど、映画の魅力ははかり知れない。観ているとまるでこの映画は実話のように思われるのだから。どうなるのだろうか...とハラハラ・ドキドキしながらもジャッカルから目は離せない。英国人ならではの出で立ち、ファッションから歩く姿や行動すべてがダンディというのか美しい。コレット夫人(デルフィーヌ・セイリグ)は後半登場される。一匹狼であるジャッカルに隙などない。一流の殺し屋なのだからそうだろう。いちいち、ポーズがキマル!でも、結構コミカルな場面も多く、テンポも最高に良い。警察との絡みも面白く、大統領の式典は何事もなかったかのように終える。実に後味も良いクールな秀逸なサスペンス映画だと感動☆フレッド・ジンネマン監督作品とは相性の良さを感じすっかり好きである!
 | ジャッカルの日/THE DAY OF THE JACKAL 1973年・イギリス/フランス合作映画 監督:フレッド・ジンネマン、原作:フレデリック・フォーサイス 脚本:ケネス・ロス 音楽: ジョルジュ・ドルリュー 出演:エドワード・フォックス、アラン・バデル、トニー・ブリトン、シリル・キューザック、ミシェル・ロンスデール、エリック・ポーター、デルフィーヌ・セイリグ、ミシェル・オークレール |
- 2009/01/19(月) 08:58:20|
- 社会派サスペンス・法廷もの|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
☆ミランダとフレディ!80年代にある友人達数人で映画のお話をしていた。”今まで観た中で一番怖かった映画って何?”という質問だった。その中の一人の女性がかなりの感情溢れる表情で挙げたのが、このウィリアム・ワイラー監督の『コレクター』だった。私はその時も今も大好きな作品のひとつ。観返す度にあの時の彼女の様子を思い出すもの。私は怖がりの割りにはサイコものは好きな方で、反対に鮮血ホラーやスプラッターものが怖くて苦手...アルジェント作品は観たいので観てはいるけれど直視できない場面が多い...ただ美少女観たさの気持ちと同じくらいの覚悟が必要な位。
この『コレクター』は好き嫌いの分かれる作品のようだけれど、ほとんどの場面はテレンス・スタンプ演じるフレディとサマンサ・エッガー演じるミランダのおふたり。カンヌ国際映画祭でおふたりとも男優賞と女優賞を獲得されている。蝶のコレクションを子供の頃から続けているフレディは、銀行員ながら職場でも友人はいなくからかわれたりして孤独。ある日、フットボールの賭けが大当たり!7万1千ポンドという大金を手にすることに。そして、古い一軒家を購入する。フレディは少しの躊躇はあったものの今まで抱いていた夢を実現させるために実行する。これは犯罪であり刑が下ることだと理解してもいる。かねてからレディングのバスで幾度か一緒に乗り合わせていたロンドンの画学生ミランダの誘拐。車で追いクロロフォルムを嗅がせてミランダを気絶させ一軒家の母屋に続く地下室へ。目覚めた時のミランダの気持ちはどんなだっただろう!この映画はアメリカ映画ながら舞台はイギリスでふたりの俳優も英国俳優。ミランダの立場になって想像する恐怖感、また世の中(人々)に溶け込めないフレディ。
フレディがミランダに長年の蝶のコレクション部屋を見せる場面。珍しい数々の蝶々を綺麗に並べて飾っている。それらを説明する時、蝶を追いかけている時のフレディは目も輝き愉しそう。引き出しの中の蝶のケースにミランダの顔が重なる場面はハッとする。彼女はフレディの世界を死の世界と理解できない。また、ミランダの愛読書である『ライ麦畑でつかまえて』やピカソの絵の世界を理解できないフレディ。こういうことは多分にあること。自らの愛する世界を愛せばよいのだと私は想い、共有できるお方もいれば馬鹿にされることもある。そういうものなので他人に強制したりはしない。けれど、フレディは子供のようであり、コンプレックスもかなり強いようだ。ミランダは自分の意見を言える女性でフレディに歩み寄ろうとさえしていたけれど...最後は肺炎で死んでしまう。ミランダの死、憧れのミランダと過ごした4週間を振り返るフレディ。彼女は死にもう戻っては来ないのだと理解する。しかし、高望みをし過ぎたと他の女性を車で追う...この心の冷徹さはやはり異常である。しかし、モノの蒐集癖のある人々は多い。私も多少そうだし、蝶のコレクターが全て異常者であると想われるのは浅はかだと想う。この映画は今から40年以上前の作品。今の日本、現実の事件としてもあること。しかし、この映画が幾度もDVD化され安易に観ることができるのは芸術作品であるからだろうと想う。フレディの抱いていた来た妄想世界を実行してはいけないけれど、私も常に脳内に陳列される”美しい世界”を持っている。現実を見れば見るほど妄想世界との往来は重要なものに感じている。
音楽も好きだし、ファッションも素敵!テレンス・スタンプは好きな英国男優さまでもあるし、サマンサ・エッガーも素晴らしいと想う。フレディのモッズ・スタイルのスーツ姿、ミランダの鮮やかな黄色いお洋服。でも、最も印象に残るのはやはりフレディの目かな。ちょっとした仕草も繊細な演技に想えた。『コレクター』という作品がとても大好きなのである。当時から評価の高い作品で各国の賞にも輝くもの。そうでない微妙な心理を描いた作品はまだまだあり、湾曲され色眼鏡で邪な見方で揶揄される好きな作品たちは報われないなあ...などと想うことも多い。
![コレクター [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/5116PXFQ41L._SL160_.jpg) | コレクター/THE COLLECTOR 1965年・アメリカ映画 監督:ウィリアム・ワイラー 原作:ジョン・ファウルズ 音楽:モーリス・ジャール 出演:テレンス・スタンプ、サマンサ・エッガー、モーリス・ダリモア、モナ・ウォッシュボーン |
- 2009/01/13(火) 22:47:34|
- サスペンス・ミステリー・ハードボイルド|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0

☆ブランチとジェーン姉妹♪
とても好きな映画のひとつである『何がジェーンに起ったか?』は1962年のロバート・アルドリッチ監督作品。原作はヘンリー・ファレル。最初に観たのはテレビ放送で、その初見から強い印象を受けたもの。「映画の宝石箱」のブログに以前
『八月の鯨』が好きで少し綴ったことがある。私はベティ・デイヴィスを最初に知った作品は『イヴの総て』だと想うのだけれど、同一人物だと思えない程だった。その時、既にご病気だったと後に知り、”女優”というようなものを強く感じた。私が映画を好きで観始めたのは音楽を好きになるよりも前なので70年代作品にとても好きなものが多かった。そして、今もやはり映画は大好きなので時間が足りない状態の日々。
此処は『少女愛惜』(
『クララの森・少女愛惜』で綴ったものです)。何故、この年老いた姉妹が?と想われるお方もおられるかもしれない。ところが、私には大問題なのである!このベティ・デイヴィス扮するジェーンはベビー・ジェーンという子役スターとして人気を博していた。その頃の姉ブランチ(ジョーン・クロフォード)はそんな妹を羨ましくも嫉妬していた。後に姉がスターとなり立場は逆転する。しかし、自動車事故により半身不随となってしまうブランチ。そんな姉妹は古いお屋敷でひっそりと生活している。家政婦の女性が出入りする程度で、車椅子生活の姉は何かと不憫である。次第に妹ジェーンは美しい姉に対して抱いてきたと想われる鬱積したものが狂気に向いだす。陰湿な復讐を始めるのだけれど、その様は見事!というしかない。ここでもやはり”女優”という力量を見せつけられる。凄い!どちらも凄いと想うけれど、妹ジェーンの今はすっかり老醜の至りながらも子役時代の華やかな頃が纏わりついている。子供時代の想い出や体験は永遠に忘れることはないといつも想う私。それらは楽しい想い出もあれば悲しい想い出、辛い想い出たち...。モノクロームの映像は姉の気品と美しさ、不自由な身を黒い衣装で、妹は厚化粧の白塗りに真っ赤な口元、そして白いフリルのお洋服にロールされた髪型...このジェーンの様相は時に醜悪でもあり愛らしくもある。それはベティ・デイヴィスの様々な表情などにも言える。サイコ的でもありゴシックホラー的でもあると私は想う作品。緊張感で一気に観終える終盤の意外な展開。海辺でアイスクリームを買い、踊り舞うジェーンの姿は眩しい...深い余韻を残し私の心を捉え続けている。実際に姉妹女優のお方もおられるし、ベティ・デイヴィスとジョーン・クロフォードは共に名女優。そんな共演(競演)の中での秘話なども色々あるようだ。嘗て、ジョーン・クロフォードとグレタ・ガルボの挨拶事件(勝手にそう名付けている)等など...真相は分からなくていい。
※昨年ポール・ニューマンがお亡くなりになられた。まだ何処にも綴っていないけれど、私だって哀しい...旧友のロバート・レッドフォードとの番組を昨年BSで観た。お互いに年老いていたけれど素敵だった。その番組の中で、年老いることについて、ポール・ニューマンが語っていた言葉。”ベティ・デイヴィスがこう言っていたよ。臆病者は老人には向かない。”と☆
(追記)
昨日『少女愛惜』の方で綴ったものなのですが、この作品は”恐怖映画”殊に私の好きなゴシック感も漂う作品だと思うのですが、カテゴリーは「サスペンス・ミステリー」にいたしました。それにしても、私はプロフィールに記載しておりますまま、相も変わらず反応するキーワードやテーマたち。”姉妹もの”愛と確執のようなものはとても好きです。僅か1週間でこの世を去った姉が私にはいます。戸籍上では私は次女ということになっています。その姉は両親にとって最初の子供でしたので、どんなに嬉しく区役所に届けに行ったのだろう...と想います。年月を経て、私の親友のような上の甥はその私の姉の命日の翌日がお誕生日だとお位牌で確認できます。不思議な血の繋がり、めぐり合わせを思います。私はずっと、その姉のことを両親から聞かされていましたので、”もしも、生きていたのなら♪”と子供の頃から、そして今も偶に思います。上にお姉さんやお兄さんのいるお友達が羨ましくもありました。私は近所のおば様方からも弟が兄で私が妹に思えると言われます(苦笑)。いつの間にか、病弱で手のかかる弟はしっかりした大人になっています...仲の良い姉弟でありますが、時に私はその家族ではないことの寂しさをも感じてしまいます。家族だと彼らは思ってくれているのですが...言葉に上手くなりません。でも、私には好きで選んだお仕事があり、相方とVELVET MOONがいます。私の家族は此処にあるではないか!!とも思えるのです。兄弟や姉妹だから、家族だからと言っても人それぞれです。信じられない程仲が良くないお友達の兄妹や姉妹、父と娘、母と娘...の知人達とそのようなお話をすることがあります。絆の深さの裏返しで、深い固執のようなものもある。学びの人生は果てしなく続きます。
- 2009/01/09(金) 01:30:44|
- サスペンス・ミステリー・ハードボイルド|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0

LES COLLECTHIONS DES FRERES HAKIM
フランス映画の秘宝2/アキム・コレクション
大阪最終上映会2009年1月17日(土)→30日(金)
シネ・ヌーヴォさんのHP『望郷』『嘆きのテレーズ』『太陽がいっぱい』から『昼顔』まで、フランスを代表するプロデューサー、
アキム兄弟が製作した代表作16本一挙上映! 同時に大阪最終上映!!
マルクス兄弟からショウ・ブラザースまで、映画史を彩る兄弟群の中でも、ひときわ異彩を放つ兄・ロベールと弟・レイモンのアキム兄弟。彼らは10代後半でハリウッドに進出して映画産業のノウハウを身に着け、1935年パリで映画会社を設立する。そして37年に『望郷』を発表して一夜にして成功を収めるが、「映画を作ることが生きる証」との哲学から表舞台には一切出ず、その後も上質の作品を次々に生み出していった。
今回が大阪での最終上映となる傑作群を是非お見逃しなく!
★当店が長年お世話になっているシネ・ヌーヴォ様。この企画は、個人的にも大変嬉しいものですので足を運ばせて頂きたいと思っています。作品は全てテレビやソフトで観たことのあるものばかり、それも好きな作品ばかりなので、劇場のあの空間で観ておきたいと思うのです。大阪最終上映ですので、皆様、どうぞお見逃しなく♪
≪上映作品≫
望郷
キネマ旬報ベストテン第1位
1937年/フランス/94分/白黒
●監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ ●原作:ロシェ・アシェルベ ●脚本:ジャック・コンスタン ●撮影:ジュール・クリュージェ ●音楽:ヴァンサン・スコット
●主演:ジャン・ギャバン、ミレーユ・バラン、リーヌ・ノロ、リュカ・クリドゥ、ルネ・カール、マルセル・ダリオ
フランス映画界の巨匠ジュリアン・デュヴィヴィエの傑作メロドラマ。舞台は、フランスの植民地アフリカ・ナイジェリアの首都アルジェにある迷宮街“カスバ”。そこは逮捕を免れるために犯罪者が逃げ込む土地であった。窃盗犯ぺぺもその一人であったが、パリからやって来た美しい女性に心を奪われ、二人は急速に惹かれあう。ジャン・ギャバンの名声を決定づけた傑作であり、そのラストシーンは永遠に残る映画の名場面である。
獣人
1938年/フランス/104分/白黒
●監督・脚本:ジャン・ルノワール ●原作:エミール・ゾラ ●撮影:クルト・クーラン ●音楽:ジョゼフ・コスマ●美術:ウジューヌ・ルリエ
●主演:ジャン・ギャバン、シモーヌ・シモン、フェルナン・ルドー、ジュリアン・カレット、ブランシェット・ブリュノワ、ジェラール・ランドリ
パリとル・アーヴル間の鉄道を背景に、呪われた血筋を受け継いだ男の悲劇を描いた人間ドラマ。自然主義文学の雄エミール・ゾラの血筋を巡る一連の小説のうち、同名小説を映画化したジャン・ルノワールの野心作。機関士のジャックは実直な労働者であるが、発作的に女を殺したくなるという恐ろしい病に侵されていた……。ルノワール作品に共通する牧歌的な男女の情感とは異なり、人間存在の苦痛を前面に出した問題作。
肉体の冠
1951年/フランス/98分/白黒
●監督・脚本:ジャック・ベッケル ●脚本:ジャック・コンパネーズ ●撮影:ロベール・ルフェーヴル●音楽:ジョルジュ・ヴァン・パリス
●主演:シモーヌ・シニョレ、セルジュ・レジアニ、クロード・ドーファン、レイモン・ビュシェール、ガストン・モド
19世紀のパリ。美しいブロンドの髪が特徴の娼婦マリーは、ある日曜に郊外で大工のマンダと知り合う。マリーの情夫ローランは嫉妬し、決闘を申し込むが、マンダが勝利。しかし彼はローランの親分と警察に追われる羽目になる…。シモーヌ・シニョレはこの作品で名女優の地位を獲得。“ヌ−ヴェル・ヴァ−グの叔父貴”ジャック・ベッケルの最高傑作であり、映画史の古典と絶賛されている名作。
嘆きのテレーズ
ヴェネツィア映画祭銀獅子賞/キネマ旬報ベストテン第1位
1952年/フランス/107分/白黒
●監督・脚本:マルセル・カルネ ●原作:エミール・ゾラ ●脚本:シャルル・スパーク ●撮影:ロジェ・ユベール●音楽:モーリス・ティリエ
●主演:シモーヌ・シニョレ、ラフ・ヴァローネ、ジャック・デュビー、ローラン・ルザッフル、シルヴィー
生地店を営む病弱な夫を持つテレーズ。陰険な姑との生活に嫌気がさしていた時、イタリア人運転手ローランと知り合い、密かに情事を重ねる。夫に離婚を申し出るも受け入れられず、もみ合いの末ローランは夫を殺してしまう。テレーズは事の真相を隠し、事件は事故死で片付けられるが…。三角関係から生じる殺人事件と当事者たちの運命が、カルネの冷徹な演出で描かれた名作。フィルム・ノワ−ルにも似たラブ・ストーリーの傑作!
ノートルダムのせむし男
1956年/フランス/120分/カラー
■監督:ジャン・ドラノワ ■原作:ヴィクトル・ユーゴー ■脚本:ジャン・オーランシュ、ジャック・プレヴェール■撮影:ミシェル・ケルベ ■音楽:ジョルジュ・オーリック
■主演:ジーナ・ロロブリジーダ、アンソニー・クイン、ジャン・ダネ、アラン・キュニー、フィリップ・クレー
15世紀のパリ。鐘つき男カジモドは体が不自由で醜い容貌をしていた。ある日彼は奸計にのせられて、美しい娘エスメラルダを奪おうとするが失敗。罰として鞭で打たれている所を、当のエスメラルダに助けられ、彼女に恋をしてしまう。ヴィクトル・ユゴーの名作を、イタリアの名花、ジーナ・ロロブリジーダとアンソニー・クインが見事に体現。当時の街並を再現した壮大なセットも素晴らしい巨匠ドラノワの大ヒット文芸大作。
奥様にご用心
1957年/フランス・イタリア/118分/白黒
■監督・脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエ ■原作:エミール・ゾラ ■脚本:レオ・ジョアノン、アンリ・ジャンソン■撮影:ミシェル・ケルベ ■音楽:ジャン・ヴィーネ
■主演:ジェラール・フィリップ、アヌーク・エーメ、ダニエル・ダリュー、ダニー・カレル、ジャック・デュビー、アンリ・ヴィルベール
名匠ジュリアン・デュヴィヴィエ監督が、エミール・ゾラが1882年に書いた「ごった煮」をもとに作った作品。意をこらした時代風俗絵巻のなかに、当時のパリ・プチブル階級の男女関係が、皮肉まじりに描かれる。19世紀末のパリ。服地店で働く美しい青年オクターヴは、女となると見境無く手を出すドン・ファンであった。美しい娘や人妻も容易に彼の魅力の虜に! しかし、服地店の女主人・エドゥアンだけは頑なに彼の誘いを退けた。そこで、最後にもう一度エドゥアン夫人を誘惑しようと試みるのだが…。
二重の鍵
ヴェネツィア映画祭女優演技賞(マドレーヌ・ロバンソン)
1959年/フランス/88分/カラー
■監督:クロード・シャブロル ■原作:スタンリー・エリン ■脚本:ポール・ジェゴフ
■撮影:アンリ・ドカエ ■音楽:ポール・ミスラキ
■主演:マドレーヌ・ロバンソン、ジャック・ダクミーヌ、アンドレ・ジョスラン、ジャンヌ・ヴァレリー、アントネラ・ルアルディ
南仏にあるマルクウ家の主人アンリは、隣家のレダと不倫関係にある。妻テレーズは見て見ぬふりをして過ごしていたが、ある日不倫相手のレダが何者かに殺されてしまう…。アメリカの推理作家スタンリー・エリンの原作を、ヌーヴェル・ヴァーグの旗手クロード・シャブロルが、傾倒するヒッチコック・タッチで撮ったサスペンス映画。アンリ・ドカエの鮮やかな色彩撮影が印象的。マドレーヌ・ロバンソンが素晴らしい!
気のいい女たち
1960年/フランス/95分/白黒
■監督・脚本:クロード・シャブロル ■脚本:ポール・ジェゴフ ■撮影:アンリ・ドカエ ■音楽:ポール・ミスラキ、ピエール・ジャンセン
■主演:ベルナデット・ラフォン、ステファーヌ・オードラン、クロチルド・ジョアーノ、ルシール・サン=シモン、クロード・ベリ、マリオ・ダヴィッド、ジェニー・ドリア
小さな電気製品店で働く4人のパリジェンヌ、ジャーヌ、ジネット、リタ、ジャクリーヌ。彼女たちは厳しい現実にさらされながらも恋や夢を追いかけていく。女性たちの逞しい姿を「これぞヌーヴェル・ヴァーグ!」という瑞々しい奔放なタッチで描き、同時に“二重生活”や陰惨な挿話との対比など、シャブロルの才気が溢れた一編。美しいパリの夜景や60年代ファッション、ジャズ的な映像感覚など冴えに冴えたシャブロルの代表作。
太陽がいっぱい
1960年/フランス・イタリア/117分/カラー
■監督・脚本:ルネ・クレマン ■原作:パトリシア・ハイスミス ■脚本:ポール・ジェゴフ ■撮影:アンリ・ドカエ■音楽:ニーノ・ロータ
■主演:アラン・ドロン、マリー・ラフォレ、モーリス・ロネ、エルヴェール・ポペスコ、エレノ・クリザ
美貌だが貧乏な青年、トムは幼馴染フィリップの父から「息子をイタリアから連れ戻してほしい」と頼まれフィリップに会いに行くが、彼は自由気ままで贅沢な生活を送っていた。トムは彼と過ごしているうちに、この生活を自分のものにしたい欲求にかられ、フィリップを殺す計画を立てる…。名匠クレマンによるサスペンスいっぱいの青春映画の傑作。真っ青な海、太陽の輝き、そしてニーノ・ロータの哀愁感溢れる音楽が秀逸。
太陽はひとりぼっち
カンヌ映画祭審査員特別賞
1962年/イタリア/124分/白黒
■監督・脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ ■脚本:トニーノ・グエッラ、エリオ・バルトリーニ、オティエリ
■撮影:ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ ■音楽:ジョバンニ・フスコ
■主演:アラン・ドロン、モニカ・ヴィッティ、フランシスコ・ラバル、リッラ・ブリグノン、ルイ・セニエ
ヴィットリアには3年の付き合いになる恋人がいるが、彼との未来が考えられない自分に気づき、別れを告げる。ある日、ピエロという男性と恋に落ちるも、彼女は二人の間に深い溝があると感じる…。都会に生きる男女の不確かな恋愛感情を、モノクロのシャープな映像感覚で描いた傑作。『さすらい』、『情事』、『夜』など“愛の不毛”をテーマに撮り続けたアントニオーニ監督の代表作。
エヴァの匂い
1962年/フランス/113分/白黒
■監督:ジョセフ・ロージー ■原作:ジェームズ・ハドリー・チェイス ■脚本:ヒューゴー・バトラー、エヴァ・ジョーンズ ■撮影:ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ ■音楽:ミシェル・ルグラン
■主演:ジャンヌ・モロー、スタンリー・ベイカー、ヴィルナ・リージ、ジョルジョ・アルベルタツィ
イギリスの推理小説作家ジェームズ・ハドリー・チェイスの原作をジョゼフ・ロージーが監督し、ドラマチックに描いた心理ドラマ。小説を盗作し作家デビューした新進作家ティヴィアン。次回作を書きあぐねた彼は、魅力的な娼婦エヴァにのめりこんでいくが……。雨にけむるヴェニス。水上のゴンドラに佇むひとりの女エヴァ。彼女こそ、幾人もの男がこの女のために身を滅していった魔性の女だった。
めんどりの肉
1963年/フランス・イタリア/107分/白黒
■監督・脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエ ■原作:ジェームズ・ハドリー・チェイス ■脚本:ルネ・バルジャヴェル■撮影:アンリ・ビュレル ■音楽:ジョルジュ・ドルリュー
■主演:ロベール・オッセン、ジャン・ソレル、カトリーヌ・ルーヴェル、ジョルジュ・ウィルソン、リュシアン・ランブール
一攫千金を夢見るポールとダニエル。彼らは金庫破りに失敗し、山中の一軒家に立てこもる。実はその家の主人の妻マリアは、金目当てで結婚した悪女であった。彼女は色仕掛けで2人をそそのかし、夫の金庫を開けさせるも、気づかれ夫を殺害してしまう。残ったのは男2人と女1人……。名匠ジュリアン・デュヴィヴィエ監督による異色のフィルム・ノワール。人間の本能が剥き出しになる心理サスペンスドラマ。
ダンケルク
1964年/フランス・イタリア/123分/カラー
■監督:アンリ・ヴェルヌイユ ■原作:ロベール・メルル ■脚色:フランソワ・ボワイエ ■撮影:アンリ・ドカエ ■音楽:モーリス・ジャール
■主演:ジャン・ポール・ベルモンド、カトリーヌ・スパーク、フランソワ・ペリエ、ジャン・ピエール・マリエル、ピエール・モンディ
1940年6月、第二次大戦下の北仏ダンケルクにほど近いズイドコートの海岸に、ドイツ軍の猛攻に退却を余儀なくされた40万人もの英仏軍が避難していた。そんな中、ある仏兵士が狂気に走り、民間の少女を暴行する事件を起こす……。ロベール・メルルの小説「ズイドコートの週末」をジャーナリスト出身のアンリ・ヴェルヌイユが厳しく描いた戦争巨編。11月に「大阪ヨーロッパ映画祭」で来阪したモーリス・ジャールが音楽を担当。
輪舞
1964年/フランス・イタリア/111分/カラー
■監督:ロジェ・ヴァディム ■原作:アルトゥール・シュニッツラー ■脚本:ジャン・アヌイ ■撮影:アンリ・ドカエ ■音楽:ミシェル・マーニュ
■主演:マリー・デュボア、ジェーン・フォンダ、クロード・ジロー、アンナ・カリーナ、ジャン・クロード・ブリアリ
マックス・オフュルスの名作のリメーク。舞台をウィーンからパリに移し、ロジェ・ヴァディム監督が耽美的な映像美で描いた艶笑譚。1931年のパリ。ある娼婦が街で兵士に声をかけ、一夜の相手をする。その兵士はダンスホールで小間使いを誘惑。その小間使いの主人の息子は人妻を、その人妻の夫は街で拾った娘と遊び、その娘はある文士に女優の素質があるとそそのかされ、身をまかせる…。10のエピソードを連鎖させ、恋の“輪舞”を描く。
昼顔
1967年/フランス/100分/カラー
■監督・脚本:ルイス・ブニュエル ■原作:ジョゼフ・ケッセル ■脚本:ジャン・クロード・カリエール ■撮影:サッシャ・ヴィエルニー
■主演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャン・ソレル、ミシェル・ピコリ、ジュヌヴィエーヴ・パージュ、ピエール・クレマンティ
美しく清楚な人妻、セヴリーヌ。彼女は幸せな結婚生活を送っていたが、友人から上流階級の夫人たちが秘密の家で売春をしているという話を聞く。興味をそそられた彼女は、昼は売春婦、夜は貞淑な妻という二重生活を送り始める。鬼才ルイス・ブニュエルがフランスの宝石カトリーヌ・ドヌーヴの二面性を引きだした傑作。2006年、マノエル・ド・オリヴェイラ監督が本作にオマージュを捧げ、登場人物たちの38年後を描いた『夜顔』を監督し話題になった。
夜明けのマルジュ
1976年/フランス/93分/カラー
■監督・脚本:ヴァレリアン・ボロヴツィク ■原作:アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ ■撮影:ベルナール・ダイレンコー ■音楽:ロベール・アキム
■主演:シルヴィア・クリステル、ジョー・ダレッサンドロ、ミレーユ・オーディベル、アンドレ・ファルコン
南フランスのとある田園地帯で何不自由ない幸せな生活を送っていたセールスマンが、仕事先のパリでほんの気まぐれに娼婦と一夜を共にする。しかし翌朝、彼は思いがけない運命を背負い込むことになる…。『エマニエル夫人』のシルヴィア・クリステルが艶かしい裸体を披露し、当時話題となった。音楽は製作総指揮のアキム兄弟の兄ロベールが担当し、主題歌にシャルル・デュモンの「夢の女」、ピンク・フロイド、エルトン・ジョンなど多彩な挿入歌。
- 2009/01/08(木) 15:08:50|
- 個人的な大ニュース!|
-
トラックバック:0|
-
コメント:2
『デヴィッド・ボウイ館』へ♪★『アート・ロック特集』での嬉しい発見☆
★☆62歳のお誕生日おめでとうございます☆
★☆あけましておめでとうございます☆今年もどうぞ宜しくお願いいたします♪
★『VELVET MOON 期間限定 SHOP』 ☆12/9~12/28まで開催中♪
★感激のボウイ・カバー集
★ミック・ロンソン:MICK RONSON★フォーエヴァー!(その2)
★『アンダー・プレッシャー』 ボウイ&アニー・レノックス 『フレディ・マーキュリー追悼コンサート』にて
★BOWIE & PLACEBO
★『PIN UPS』 ボウイがモッズ時代に愛した曲たち
- 2009/01/08(木) 06:23:06|
- デヴィッド・ボウイ (「ボウイ館」へ!)|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0

シルヴィの『アイドルを探せ』の作詞はアズナヴールによるもの。この映画のために書かれたものなのだろう。”今夜、踊りに行くために 美しく着飾って”...と夢みる乙女ごころの歌。アルバムには1964年に収録され日本でも発売されている。また、監督のミシェル・ボワロンというと、ジョニー・アリディの他、アラン・ドロン、ブリジット・バルドーなどのお顔が浮かぶ☆
ミシェル・ボワロン監督の1963年映画『アイドルを探せ』。私は当初はシルヴィ・ヴァルタンの動くお姿を拝見したくてLDを購入。その後、リバイバルで新たにビデオを購入した。よくシルヴィの主演作のように言われるけれど、主演ではなくて”アイドルたち”のお一人として実名で出演され、同名タイトル曲の『アイドルを探せ』を舞台で歌われている(僅かに台詞も)。最初の方に出演されるだけだけれど、まだ19歳頃のシルヴィで可憐♪当時、この曲は日本でも大ヒットされたそうだ。私はレコードのシングル盤ではシルヴィ・ヴァルタンのものを最も多く持っている...アルバムで聴ける曲が多いので眺めては”可愛い~♪”とキュンとなる。バブルの時代の私はとにかくレコードやお洋服や装幀重視の御本などを買っては散財し今に至る。けれど後悔はしない。何故なら、それらは今でもなにかしらの心の栄養、糧となっていると想うので。
この映画はコメディで、おキャンでキュートなダニー・サヴァルたち女性3人と頼りないけれどモテるリシャール役のフランク・フェルナンデルの4人の珍騒動。女優のミレーヌ・ドモンジョが本人役で登場していて、彼女のダイアモンドを盗んでしまうリシャール。逃げる時に、レコード・楽器店の売り物のギターの中にガムに包んで隠しておいた。しかし、翌日にはそのギターは売り切れてしまっていた、それも5本あった同じプレスリー型のエリクソン。大慌てでその購入者を追う彼ら。その購入者5人は、シルヴィ・ヴァルタン、フランク・アラモ、ナンシー・ホロウェイ、ジョニー・アリデイ、シャルル・アズナヴール!彼らは全て本人役で出演していて歌も披露。その他、レ・ザーフやソフィー、エディ・ミッチェル、ジャン・ジャック・デュボゥ...と皆、実名で出演している。ソフィーの上手なダンスも拝見できるので、フレンチポップス・ファン、殊に60年代のイエイエ・ファンは喜ばしいのではないだろうか。私はシルヴィと、アリデイの登場シーン(タイトなスーツ姿がカッコいい!)、最後に登場するアズナヴールの『想い出の瞳』が聴けて大満足なもの。
アイドルを探せ/CHERCHEZ L'IDOLE
1963年・フランス映画
監督:ミシェル・ボワロン 脚本:リシャール・バルデュッシ 撮影:レイモン・ルモワニュ 音楽:ジョルジュ・ガルヴァランツ 出演:ダニー・サヴァル、フランク・フェルナンデル、ベルテ・ブランバル、シルヴィ・バルタン、ジョニー・アリディ、シャルル・アズナヴール、エディ・ミッチェル、ミレーヌ・ドモンジョ
※「クララの森・少女愛惜」に綴ったものに追記したものです。
- 2008/10/29(水) 10:34:11|
- ミュージカル・舞踏・音楽映画|
-
トラックバック:0|
-
コメント:1
この『音楽と映画の宝石箱』の元のプロフィールに加筆したものを記しておこうと想います♪
"映画から学ぶ楽しい人生。それは時に歓喜であり哀切を伴うものでもある。"と私はいつも思う。そして、映画は最良の娯楽。美しい映像・物語・音楽・俳優・美術・衣装デザイン...と好きなものが全てひとつになって作品となる。時に気楽に、時に悲哀をもたらす様々な作品たち。
佐藤忠男氏が「映画をどう見るか」の中で、"映画とはなにか。この問いに答えるのは不可能であるが、あえて、ある一面で割り切っていうならば、自惚れ鏡、あるいはナルシスが自分の顔を写して見た川の水、というふうにも言えると思う。また、"映画は、個人の、国家の自惚れ鏡である。"と書かれていた。この日記はそんな映画を愛する人達の素敵なお言葉を、そして、そこから私はどう考えるのか、何故、映画に魅せられるのか?という夢の彷徨をさらに楽しむために書き留めていたいと思う。いつまでも"何故?"と夢見心地に魅入っているのだろう。80年代は思春期ど真ん中故、その辺りの時期の事柄が多くなると思います。映画は古い作品を好んで観ていたため、時間軸が揺れ動いたり致しますが、どうぞ宜しくお願い致します。
「少女イデア」のお友達のプロフィールの感じを真似てみます。
<好きなもの>デヴィッド・ボウイ、セルジュ・ゲンスブール、ブライアン・フェリー、ピーター・ハミル、レナード・コーエン、ブリジット・フォンテーヌ、フランソワーズ・アルディ、マリアンヌ・フェイスフル、ニコ、ケイト・ブッシュ、ミレーヌ・ファルメール、ロベール、シャルロット・ゲンズブール、少女たち、少年たち、ルキノ・ヴィスコンティ、ヘルムート・バーガー、ビヨルン・アンドレセン、ダーク・ボガード、アラン・ドロン、ロミー・シュナイダー、ドミニク・サンダ、シャーロット・ランプリング、ナスターシャ・キンスキー、ミア・ファロー、ジャック・レモン、ジェレミー・アイアンズ、マチュー・カリエール、ジャン=クロード・ブリアリ、マルチェロ・マストロヤンニ、イヴ・モンタン、三船敏郎、市川雷蔵、映画、音楽、オスカー・ワイルド、ジャン・ジュネ、ボードレール、アルチュール・ランボー、ネルヴァル、ゲーテ、カフカ、ニーチェ、リルケ、ブロンテ姉妹、シェイクスピア、詩、ソネット、童話、アンネ・フランク、ピアノの音、チェンバロの音、オルゴール、お人形、19世紀末、舞踏、耽美、優美、凛、静と動、ジャンヌ・ダルク、サラ・ベルナール、クリムト、クノップフ、ラファエル前派、ロマン派、萩尾望都、ルイス・キャロル、澁澤龍彦、野中ユリ、宇野亜喜良、夢野久作、久生十蘭、萩原朔太郎、泉鏡花、三島由紀夫、野溝七生子、森茉莉、矢川澄子、寺山修司、美輪明宏、ジャン・コクトー、マルグリット・デュラス、マレーネ・ディートリッヒ、グレタ・ガルボ、イングリッド・バーグマン、デボラ・カー、エリザベス・テイラー、シモーヌ・シニョレ、ボリス・ヴィアン、バルバラ、女性ヴォーカル、シャンソン、ロック、前衛、ポップ、生きる、比類なきヴォイス、ジョン・レノン、ローリング・ストーンズ、パティ・スミス、ソニック・ユース、灰野敬二、列車の窓から流れる風景、昭和、薔薇、百合、ダリア、ハンカチ、ライオン、白馬、白鳥、山本耀司、川久保玲、黒の衝撃、月、湖、神話、妖精、黒百合姉妹、シモーヌ深雪、路地に跳ねる雨の日の小人達のダンス、チャーリー・ブラウン、チョコレート、玉子料理、ジャガイモ料理、クリームシチュー、甜茶、その他いっぱい。そして、家族と友人たち☆
- 2008/10/29(水) 07:55:35|
- 雑記など|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0

☆美しい双子姉妹♪
『ロシュフォールの恋人たち』(1966年)はジャック・ドゥミ監督の『シェルブールの雨傘』(1963年)から、さらにミュージカル映画として完成させた今も色褪せぬ素敵な作品。巨額の製作費をかけてつくられたというもの。今回は南仏の港町ロシュフォールを舞台に双子の美人姉妹ソランジュとデルフィーヌを中心に繰り広げられるすれ違いの恋物語。ジャック・ドゥミ監督はこの作品でアメリカのミュージカル映画(殊にMGM)に敬愛を込めて描かれているように想う。私はミュージカル映画が大好き!何故なら、音楽とダンス、カラフルな衣装デザイン、そしてロマンティックな物語がどれも劣らぬ具合で感じられるので。この『ロシュフォールの恋人たち』は観終えたあとのあの晴れ晴れとした余韻は幾度観ても感じるもの。ただ、映画があまりにも”人生って素晴らしい!”と謳歌しているように素敵すぎる故に、この映画のクランクイン前に自動車事故による25歳での死を迎えたフランソワーズ・ドルレアックの悲運を拭い去ることはできないけれど...。実際に”映画史上もっとも美しい姉妹”と謳われたフランソワーズ・ドルレアックとカトリーヌ・ドヌーヴは双子ではないけれど1歳違い。私が自分で”映画が好き”だと意識した時、既にドヌーヴは大スターだった。けれど、『柔らかい肌』や『袋小路』ですっかりフランソワーズ・ドルレアックに魅了されてしまった私でもあった。今ではカトリーヌ・ドヌーヴも大好きなのだけれど♪
ミシェル・ルグランの音楽抜きにはこの映画は語れないだろう(決まり文句のようだけれど)!サントラを聴き、各場面を頭に描くことができる。また、この美人姉妹以外にもフランスの往年の大女優であるダニエル・ダリューやミシェル・ピコリ。そして、イタリア映画で先に知ったジャック・ペランもまだお若くてセーラー姿もお似合いの美青年!またアメリカからは、ミュージカル界の大スターであるジーン・ケリー(好きなのです!)、ジョージ・チャキリスを招き『巴里のアメリカ人』や『ウエスト・サイド物語』のオマージュ的なシーンを観ることができて楽しい。町の白い壁は映画のために塗り替えられたと読んだことがある。細部にまで徹底した拘りと愛情いっぱいのジャック・ドゥミのミュージカル。残念だと言えば、ジーン・ケリーの歌声がフランス語(会話はできるお方だと想うのだけれど)の為か吹き替えであること。この映画の出演者ではダニエル・ダリュー以外は全て吹き替えの歌い手方なのだ。中にはクリスチャンヌ・ルグラン(ミシェル・ルグランのお姉さま)も。初めて観た時はみんな御本人が歌っているものだと想っていたもの☆
 | ロシュフォールの恋人たち/LES DEMOISELLES DE ROCHEFORT 1966年・フランス映画 監督・脚本:ジャック・ドゥミ 製作:マグ・ボダール 撮影:ギスラン・クロケ 音楽:ミシェル・ルグラン 美術:ベルナール・エヴァン 衣装デザイン:ジャクリーヌ・モロー、マリー・クロード・フーケ 振り付け:ノーマン・メーン 出演:フランソワーズ・ドルレアック、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジーン・ケリー、ジョージ・チャキリス、ダニエル・ダリュー、ジャック・ペラン、ミシェル・ピコリ、グローヴァー・デイル |
続きを読む→
- 2008/09/19(金) 12:11:53|
- ミュージカル・舞踏・音楽映画|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
『ケヴィン・スペイシー、デヴィッド・ボウイの息子の監督映画へ声の出演』なるシネマ・ニュースに大喜びの私。ゾウイ君、もう37歳になっているのだなあ...映画監督の道へ!やはり父の血を受け継いでおられるのだと嬉しい♪この映画のタイトルは『MOON』なのでこれまた嬉しい!!ボウイが楽曲提供などしてくださるのだろうか...ダンカン・ジョーンズ監督の今後の活躍も楽しみ。
2008年9月10日 9時40分
ロボ声に挑戦です。 -ケヴィン・スペイシー
[シネマトゥデイ映画ニュース] ケヴィン・スペイシーがロボットの声を担当することが明らかになった。サム・ロックウェルがio9でのインタビューで明かしたところによると、サムが出演する新作スリラー映画『ムーン』(原題)でケヴィンがロボットの声の吹き替えをするそうだ。歌手デヴィッド・ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズ監督がメガホンを取り、全米公開は来年を予定している。物語は、貴重な鉱石を採掘するために月基地に一人で滞在している男が自らのクローンと対決する恐怖を描いていくものだ。
ダンカン監督は、デヴィッド・ボウイの前妻アンジェラとの間の子で、現在37歳だ。2002年の短編映画『ホイッスル』(原題)で監督デビューを果たし、今後の活躍が期待されている一人だ。子どものころは、本名のダンカン・ゾウイ・ヘイウッド・ジョーンズからゾウイと呼ばれていたので、日本のデヴィッド・ボウイファンには息子のゾウイ君として知られているかもしれない。
ケヴィン・スペイシー、デヴィッド・ボウイの息子の監督映画へ声の出演
- 2008/09/10(水) 12:05:17|
- 個人的な大ニュース!|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
★
『麗しき銀幕の住人たち (女優館)』へ♪
ジェシカ・ラング:JESSICA LANGE
レイチェル・グリフィス:RACHEL GRIFFITHS
キャロル・ブーケ:CAROLE BOUQUET
ヘレン・ミレン:HELEN MIRREN
パスカル・ビュシエール:PASCALE BUSSIERES
リヴ・ウルマン:LIV ULLMANN
リュディヴィーヌ・サニエ:LUDIVINE SAGNIER
ソフィア・ローレン:SOPHIA LOREN
サンドリーヌ・ボネール:SANDRINE BONNAIRE
ゴールディ・ホーン:GOLDIE HAWN
ホリー・ハンター:HOLLY HUNTER
クラウディア・カルディナーレ:CLAUDIA CARDINALE
レナ・ヘディ:LENA HEADEY
エマニュエル・ベアール:EMMANUELLE BEART
ソフィー・マルソー:SOPHIE MARCEAU
アニー・ジラルド:ANNIE GIRARDOT
ビュル・オジェ:BULLE OGIER
エマ・トンプソン:EMMA THOMPSON
モニカ・ベルッチ:MONICA BELLUCCI
グリニス・オコーナー:GLYNNIS O'CONNOR
アンナ・パキン:ANNA PAQUIN
イザベル・ユペール:ISABELLE HUPPERT
ミュウ=ミュウ:MIOU MIOU
イザベル・カレ:ISABELLE CARRE
シシー・スペイセク:SISSY SPACEK
アニセー・アルヴィナ:ANICEE ALVINA
ジェーン・バーキン:JANE BIRKIN
カトリーヌ・スパーク:CATHERINE SPAAK
キーラ・ナイトレイ:KEIRA KNIGHTLEY
エロディ・ブシェーズ:ELODIE BOUCHEZ
エヴァ・オーリン:EWA AULIN
ジョーン・フォンテイン:JOAN FONTAINE
ケイト・ブランシェット:CATE BLANCHETT
ジャンヌ・モロー:JEANNE MOREAU
ティルダ・スウィントン:TILDA SWINTON
ヴィヴィアン・リー:VIVIEN LEIGH
ルイーズ・ブルックス:LOUISE BROOKS
ナタリー・ウッド:NATALIE WOOD
エリザベス・テイラー:ELIZABETH TAYLOR
マレーネ・ディートリッヒ:MARLENE DIETRICH
ジーナ・ロロブリジーダ:GINA LOLLOBRIGIDA
メリナ・メルクーリ:MELINA MERCOURI
マリア・シェル:MARIA SCHELL
マリー・トランティニャン:MARIE TRINTIGNANT
グレイス・ケリー:GRACE KELLY
グレタ・ガルボ:GRETA GARBO
アンナ・ガリエナ:ANNA GALIENA
フランソワーズ・ドルレアック:FRANCOISE DORLEAC
ドロシー・ギッシュ:DOROTHY GISH
リリアン・ギッシュ:LILLIAN GISH
ソニア・ペトロヴァ:SONIA PETROVA
オードリー・ヘプバーン:AUDREY HEPBURN
ジュリエッタ・マシーナ:GIULIETTA MASINA
ユマ・サーマン:UMA THURMAN
アニー・デュプレー:ANNY DUPEREY
イザベル・アジャーニ:ISABELLE ADJANI
デボラ・カー:DEBORAH KERR
ダイアン・キートン:DIANE KEATON
アリダ・ヴァリ:ALIDA VALLI
シモーヌ・シニョレ:SIMONE SIGNORET
ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド:GENEVIEVE BUJOLD
アナ・トレント:ANA TORRENT
・
・
・
女優讃歌
我がミューズ★讃美
├ 至高の美★ドミニク・サンダ:Dominique Sanda
├ 魅・デカダン★シャーロット・ランプリング:Charlotte Rampling
├ 大好き★ミア・ファロー:Mia Farrow
├ 愛しのナスターシャ・キンスキー:Nastassja Kinski
├ 美の陰影★カトリーヌ・ドヌーヴ:Catherine Deneuve
└ 詩とロマンの女優
★お気に入りの女優さまは数知れず!ずっと追記が続くと思います。
どうぞよろしくお願い致します♪
- 2008/09/03(水) 01:30:12|
- ★大好きな女優さま★(女優館へ!)|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
☆マーロン・ブランドとステファニー・ビーチャム♪これも大好きな映画であり、原作も大好きなヘンリー・ジェイムズの『ねじの回転』をマイケル・ヘイスティングスが脚本化した作品。1971年のマイケル・ウィナー監督による英国映画。原作とは赴きが異なり、大人の世界と子供の世界が取り巻く周りの人々、社会、風習といったものとの絡みの中で幾重にも解釈することができる。子供である姉弟(原作では兄妹である)を中心に少し感想をと想う。
20世紀初頭の英国、ロンドンから遠く離れたある田舎に広大な土地を所有する地主の邸宅がある。しかし、その主夫妻が交通事故で亡くなってしまう。残された幼い姉フローラ(ヴァーナ・ハーヴェイ)と弟マイルズ(クリストファー・エリス)、家政婦のグロース夫人(ゾーラ・ハード)、美貌の家庭教師ミス・ジェスル(ステファニー・ビーチャム)、そして、下男クィント(マーロン・ブランド)、他にも使用人はいるけれど主要な登場人物はこの5人。後見人の伯父役にはハリー・アンドリュース。原作では描かれていない世界を、人間の持つ心のあらゆる面を織り込めながら美しい森やお屋敷、音楽を伴いお話は展開される。
粗野ながら色々なものを作ってくれたりお話してくれる下男クィントをフローラもマイルズもとても慕っている。お勉強や礼儀作法はミス・ジェスルが教えるけれど、馬乗りや凧に風船をつけてマイルズを宙に飛ばしたり、お人形や馬を作ってくれたり(クィントはとても器用な人)、彼らの大人の世界の疑問に彼なりの言葉をしっかり返してくれる。しかし、子供たちはその純白の心ゆえに、彼の言葉をすべて鵜呑みにして信じている。そして、クィントとミス・ジェスルが愛し合っているが、そこには複雑な心理の葛藤がある。けれど、まだ子供であるフローラとマイルズにはその愛や憎悪、女のサガというようなミス・ジェスルの心を読みとることはできない。そして、悲劇の結末へと...。でも、死によって愛する者たちが一緒に居られると信じている。
フローラとマイルズ役のふたりがとても可愛い。姉のフローラの目つきも妖しげで場面を印象つける。また、可愛い少年マイルズの屈託のない笑顔が多いなかでの終盤の行為はさらに強烈に心に残り、色々と考えさせられるものがる。素晴らしい子役たちだと想う。また、クィント役のマーロン・ブランドは『ゴッドファーザー』で知った私なので、その後にこの映画を始め、あのドン・コルレオーネのイメージとは異なる役柄が新鮮だった。あれから、私も出演作を観てゆく中、いつも感じること。マーロン・ブランドの演技はどんな役でもなにか安心感のようなものがある。とりわけ、この粗野で下男という身分、教養もなく馬小屋を与えられているクィントを魅力たっぷりに演じてみせる。子供たちも慕うのは当然に想う。クィントの屈折した心や貧しい境遇、人間の持つ善と悪をとても寛容で大らかにあのお声と風貌で演じる。”包容力”というようなものをいつも感じる。なので、観ていて安心感があるのだろうか...。演技の外からの魅力でもあるのだろう。
マーロン・ブランドはこの『妖精たちの森』や『ラストタンゴ・イン・パリ』の翌年、あの『ゴッドファーザー』となるけれど、公開は『ゴッドファーザー』が先だったようだ。私は、50年代から70年代前半辺りのマーロン・ブランド出演作品に好きなものが幾つもある。また、英国女優のステファニー・ビーチャムも好き!
「人間というものは本来、だれもが純真なままに生まれてくるものだ。それが、大人の世界の常識や規範に染まって、いつの間にかアカをつけていく。もちろん、純真無垢がいいか、わるいかは別問題で、この作品は、そのような子どもの世界と、大人の世界のはかり知れない落差を教えてくれるだろう。それはきわめてミステリアスな領域である...。」 (マイケル・ウィナー監督)★
『クララの森・少女愛惜』で綴ったものの追記です♪
 | 妖精たちの森/THE NIGHTCOMERS 1971年・イギリス映画 監督:マイケル・ウィナー 原作:ヘンリー・ジェイムズ 脚本:マイケル・ヘイスティングス 撮影:ロバート・ペインター 音楽:ジェリー・フィールディング 出演:マーロン・ブランド、ステファニー・ビーチャム、ヴァーナ・ハーヴェイ、クリストファー・エリス、ゾーラ・ハード、ハリー・アンドリュース、 アンナ・パーク |
- 2008/08/31(日) 15:46:39|
- 文芸・文学作品|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
★
『麗しき銀幕の住人たち (男優館)』へ♪
ピエール・クレマンティ:PIERRE CLEMENTI
サム・シェパード:SAM SHEPARD
ジャン=ユーグ・アングラード:JEAN-HUGUES ANGLADE
ランベール・ウィルソン:LAMBERT WILSON
ダニエル・デイ=ルイス:DANIEL DAY-LEWIS
ジャン=クロード・ブリアリ:JEAN=CLAUDE BRIALY
イヴ・モンタン:YVES MONTAND
マルチェロ・マストロヤンニ:MARCELLO MASTROIANNI
『男優館』や綴っていることについて♪
ジェレミー・アイアンズ:JEREMY IRONS
ジェラール・フィリップ:GERARD PHILIPE
マチュー・カリエール:MATHIEU CARRIERE
ダーク・ボガード:DIRK BOGARDE
アラン・ドロン:ALAIN DELON
ヘルムート・バーガー:HELMUT BERGER
★大好きな男優さま達は女優さまに比べるとかなり偏りがあるようです。
美しいお方が好きですが、ただ美しいのでもなく。
男優さまは故人や芸歴の長いお方が多いようです。
どうぞよろしくお願い致します♪
- 2008/08/25(月) 00:50:23|
- ★大好きな男優さま★(男優館へ!)|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
☆美しいロミーとノワレ♪ロベール・アンリコ監督がフィリップ・ノワレとロミー・シュナイダーを主役に描かれた1975年作品。勿論、音楽はフランソワ・ド・ルーベ!邦題のサブタイトルにあるように”愛と復讐と男の戦い”のドラマ。美しい妻クララ(ロミー!!)と可愛い娘フロランスと愛犬マルセルと共に幸せな日々を送っていた医師のジュリアン。時代は1944年の連合軍によるノルマンディ上陸作戦が決行時のフランスの片田舎。危機感を持ちながら過ごしている人々、負傷した人々の治療をしているのだ。けれど、悪夢が襲う!この世で最も大切な愛する妻子が惨殺されてしまった...もう、ここから、淡々とした巧い味わいのある演技でフィリップ・ノワレの行動を見守る。祖父の古いショットガンを手にして、ドイツ軍の兵士に次々と復讐してゆく。その間、ジュリアンの追想が常に過ぎる。美しいクララに一目惚れした日のこと、結婚式の日、娘の小学校の卒業式の日...この作品では美しいロミーの笑顔を沢山拝見できる。その美しさがさらに悲劇に哀愁を帯びる。血まみれの復讐劇ではなく、アンリコの描き方は此処でも冷静でカッコイイ!
フィリップ・ノワレも好きで、『地下鉄のザジ』で知ったお方。飄々としたとぼけたコメディ・ドラマも絶妙ながら、このような役も演じることができるお方。私はロミー・シュナイダーがとても好きなので、その短い悲運の人生を想うと哀しい。この映画の中で笑うロミー、悲しそうにしている場面...すべてが美しく涙を誘うのだ。これは、全く個人的な感情のことで、もっと冷静に映画だけを観ることができたなら...とも想うけれど、私はただの映画好きなのでこんな具合。
戦争映画が好き!でも、戦車や血まみれシーンは無くてもいい。戦地で闘う兵士たちにも様々で恐怖に怯えながら、戦後も何かにとらわれてしまった方も多いだろう。また、戦時下のその国々で生きていた人々を想うとたまらない。このような戦場の陰を描いたもの、そんな時代に芽生えた恋や友情、家族の絆...などを描くことで訴えてくるような作品が大好き!ロミーというと『離愁』というジャン=ルイ・トランティニャンと共演した作品が想起される。『追想』と同じくパスカル・ジャルダンによる脚本でもあるので不思議ではない。
今、オリンピックの中、驚異的な人々を観て歓喜と感動で泣いてばかりいる。泣き虫の私ながら、その涙にも色々ある。泣いたり笑ったりしていると疲れるけれど、怒ることよりはずっと楽でいられる。
追想 愛と復讐と男の戦い/Le Vieux Fusil1975年・フランス映画
監督:ロベール・アンリコ 原案:ロベール・アンリコ、パスカル・ジャルダン 脚本:パスカル・ジャルダン、クロード・ヴェイヨ 撮影:エティエンヌ・ベッケル 音楽:フランソワ・ド・ルーベ 出演:フィリップ・ノワレ、ロミー・シュナイダー、ジャン・ブイーズ、マドレーヌ・オーズレー、ヨアヒム・ハンセン、カトリーヌ・デラポルテ、カロリーヌ・ベーム
- 2008/08/18(月) 11:17:16|
- 戦争・ホロコースト|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
☆長女ジュリー役の可愛いシャルロット・ゲンズブール♪現代英国文学のイアン・マキュアンの小説『セメント・ガーデン』(1978年)を基に、アンドリュー・バーキンが脚本・監督し映画化された問題作『セメントガーデン ルナティック・ラブ:禁断の姉弟』!
★
『クララの森・少女愛惜』にて少し触れています♪
 | セメントガーデン ルナティック・ラブ:禁断の姉弟/THE CEMENT GARDEN 1992年・イギリス/フランス/ドイツ合作映画 監督・脚本:アンドリュー・バーキン 製作:ビー・ギルバート 製作総指揮:ベルント・アイヒンガー、マーティン・モスコウィック 原作:イアン・マキュアン 撮影:スティーヴン・ブラックマン 音楽:エドワード・シェアマー 出演:シャルロット・ゲンズブール、アンドリュー・ロバートソン、シニード・キューザック、ハンス・ツィッシュラー、アリス・コルサード、ネッド・バーキン |
- 2008/07/20(日) 07:35:57|
- 文芸・文学作品|
-
トラックバック:0|
-
コメント:2
マーシェンカ/MASCHENKA1987年・イギリス/フランス/西ドイツ合作映画
監督:ジョン・ゴールドシュミット 原作:ウラジミール・ナボコフ 脚本:ジョン・モーティマー 撮影:ウォルフガング・トロイ 音楽:ニコラス・グロウナ 出演:ケイリー・エルウィズ、イリーナ・ブルック、ズニー・メレス、ジョナサン・コイ、ジャン=クロード・ブリアリ、マイケル・ゴフ、フレディ・ジョーン
ウラジーミル・ナボコフの小説『マーシェンカ』はロシア語で書かれ1926年にベルリンで出版。そして、1970年(44年後)に英訳され『メアリー』と題され出版された。ナボコフ自身の消え去ることのない初恋の思い出がこの小説の中の主人公であるガーニンとマーシェンカに投影されている。ナボコフが16歳の折の15歳の少女タマーラとの初恋。激動の時代を生き、当時はドイツのベルリンで生活していたナボコフが、44年前にロシア語で書いたものをそのまま英訳して世に送った...その大切な深い記憶の痕、少年ナボコフの思春期の儚き甘美な郷愁のようなものを想う。
彼がじっと前方に目を注いで見つめていたのは、へりが少しすり切れている黒い蝶結びのリボンをつけた褐色の編んだ髪、彼の目が愛撫していたのはこめかみのあたりの黒くなめらかな少女らしい髪の艶だ。彼女が顔を横に向けて隣にすわっている少女にすばやいほほえみのまなざしを送ると、彼の目にも彼女の頬の強い色彩や、タタール人のように野性的なきらりと光る目のはしりや、笑うたびに交互に広がったりせばまったりする鼻孔の優雅な曲線などが見える。
(小説『マーシェンカ』より)このマーシェンカを演じるのは優美なイリーナ・ブルック。国籍は英国ながら1963年のフランス生まれ。また東欧の血をひいている。英国の奇才監督(ロシア系ユダヤ人で亡命者の)ピーター・ブルックを父親に、女優のナターシャ・パリーを母親に持つお方。ガーニン役はこれまた『アナザー・カントリー』以来のお気に入りであるケアリー・エルウィズが演じている。1962年の英国生まれながら、両親はユーゴスラビア人なので彼もまた東欧の血をひいているお方。美しい映像と共に、印象強く脳裏に焼きつく陽光のまぶしさと綺麗なお衣装。衣装デザインは『マリア・ブラウンの結婚』など一連のライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品を担当したバルバラ・バウムなので納得!また、コリン役でフランスの名優ジャン=クロード・ブリアリが出演しているのも嬉しいかぎりなのです☆
「ロシアが異常に遠く、郷愁が一生のあいだ狂おしく付きまとい、心を引き裂く郷愁にかられて奇異な振る舞いをいつも人前でさらす身であるから、わたしはこの処女作に感傷的な痛みを感じるほどの愛着を持っていると臆せずに告白したい。」 《ウラジーミル・ナボコフ》小説『ロリータ』(1955年)発表後の世界的な名声を得てから後にこのように語っておられる。
※★
『マーシェンカ』の美しい少女(イリーナ・ブルック:IRINA BROOK 原作:ウラジミール・ナボコフ)として書いたものに少し追記致しました。
- 2008/07/16(水) 17:45:02|
- 文芸・文学作品|
-
トラックバック:0|
-
コメント:2
ガラスの動物園/THE GLASS MENAGERIE 1987年・アメリカ映画
監督:ポール・ニューマン 原作:テネシー・ウィリアムズ 撮影:ミヒャエル・バルハウス 音楽:ヘンリー・マンシーニ 出演:ジョアン・ウッドワード、カレン・アレン、ジョン・マルコヴィッチ、ジェームズ・ノートン
テネシー・ウィリアムズの作品は映画化(舞台化)されているものが多く、私は映画からこの作家を知り次第に興味を持ち始めた。学生の頃から図書館では先ずドイツ文学やフランス文学...と優先順位が勝手に決まっていた。アンチ・アメリカではないつもりながら、どこかで好きではないアメリカがずっとある(好きな芸術家や作品もいっぱいなのでその過程)ようにも想うけれど...。そんな自分の心は解読できないけれど、心に響くもの、突き刺さるものに素直でありたい。歳を重ねる中でこんな気持ちで生きている。映画から教えていただくことは限りない!テネシー・ウィリアムズ原作の映画化で知ったものを大まかに辿ると、『熱いトタン屋根の猫』『雨のニューオリンズ』『欲望という名の電車』『去年の夏、突然に』『夕なぎ』『ガラスの動物園』『イグアナの夜』『ローマの哀愁』『蛇皮の服を着た男』...『ベビー・ドール』(これはお話と幾シーンかのお写真でしか知らず、DVD化を熱望しているもの!)。他にも未読・未見の作品はまだまだあるけれど、通じて私が好きなのは漂う哀歓のようなもの。これらの作品は広大なアメリカ、それも南部のアメリカ、その町で生活する人々の姿を見ることができるよう。
『蛇皮の服を着た男』の原作は『地獄のオルフェウス』。映画では『欲望という名の電車』のマーロン・ブランドが再び出演。こうしてみると、映画の中で主要な役柄を演じている名優方は重なっているようだ。ヴィヴィアン・リーやエリザベス・テイラー然り、そして、『熱いトタン屋根の猫』で苦悩する同性愛の男性を演じた(時代的に規制が厳しく描かれ方はかなり抑制されたもの)ポール・ニューマンが『ガラスの動物園』では監督。この『ガラスの動物園』は幾度か観ている。すっきりしない余韻は決して快適ではないけれど、母親のアマンダ(ポール・ニューマンの奥様のジョアン・ウッドワードが演じている)、娘ローラ(カレン・アレン)、息子(ジョン・マルコヴィッチ)、ローラの憧れのジム(ジェームズ・ノートン)という出演者4人による室内劇にアメリカを感じた!アメリカの病理のような(似通った状況の日本に生きる世代のせいだろうか)...それはテネシー・ウィリアムズご自身のお姿や社会を作品に投影しているので迫り来る強力な印象が強い。実際のお姉さまは精神を病み入院されていた。ご自身も精神的な病を抱え、かつ、まだ当時では公表できずにいたゲイであるということも。作家として成功されてからも、ずっと精神病院の姉を見守ったそうだ。この映画は元々は舞台劇で既にジョアン・ウッドワードとカレン・アレンで演じていたという。
母親との葛藤、姉を慕う弟トムはウィリアムズと重ねてしまう。カレン・アレンはアル・パチーノがゲイに扮して話題になった『クルージング』で知った。この頃のカレン・アレンはとても体型もか細く、神経も繊細でヒリヒリする感じがして好き。脚が不自由で高校を中退してしまうローラが憧れていた青年ジムとの再会の場面と最後のトムの語りが心に残ったまま。『ガラスの動物園』の前に、短編で『ガラスの少女像』としてほぼ同じお話で書かれているのだけれど、私はこの”ガラスの少女”という響きが好きで、部屋に篭り、ガラス細工の動物たちを大切に静かに(深い劣等感と共に)過ごしているローラは映画の中でも今にも壊れてしまいそう。カレン・アレンはそんなローラ役にピッタリだったように想う。ジムは結局ローラの心を救うどころか...彼の語る”普通の人々”とはジムもではないだろうか!とローラの心に光が射したかと想うと曇り壊してゆくのは簡単なのだ。ジムに悪気はないけれど私はローラが好きでたまらない...何故だろう。
※
『ガラスの少女像』あるいは『ガラスの動物園』の娘ローラ (原作:テネシー・ウィリアムズ) として綴ったものです。
- 2008/07/11(金) 06:58:07|
- 文芸・文学作品|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
|
ホーム |
次のページ→